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店長2年生になれなかった。

店長2年生になるはずだった。。。

それは、あまりにも突然だった。
2月9日に副社長、専務から話があると言われ
1月に社長が病気で倒れ手術をしたが、再発の可能性も高く
店を閉める。とのことだった。
しかも、もう1ヶ月切っていた。

どうしようもできないことだけれど
私はまず一人暮らしをしているスタッフが心配だった。

同じ駅をまたいだ先にある店を思い出していた。
居酒屋兼お弁当も製造していて、大将や女将さんもよい人だし
私は何度か一緒に仕事もしたことがある。

聞いた勢いで一人その居酒屋へ直行した。

生ビールでグビッと喉をならし
大将に
「店を閉めることになっちゃって😅
朝のお弁当製造~とか人の募集していませんか?」と一気に畳み掛けるように話した。

大将は、女将が朝の担当してるから聞いてみるね。とすぐラインをしてくれた。

すると、いま人は足りてるらしく。
「店の家賃はいくら」?と返事がきた
私にはわからないことなので
副社長に聞いてみたら
規約で教えられない。とのことだった。

あの場所を居抜きで引き渡せたら、お互いにいいんじゃないか?とも考えてみたけれどうまくいかない。

一年前は、私も含め
ホールや洗い場など初めての人もいた。

人件費のことも上から言われていたので
とにかく無駄なくスピードをあげて
おしゃべりなんてする暇なくこなしていく
私は厳しいほうだと思う。

いまの時代は、優しく優しく教えてあげなきゃいけない傾向がある
それとは反していたかもしれない。
だからすぐ辞める人もいた。

そして最後まで残ってくれたかたたちは、やることが早くできる人ばかりだった。
やっと思うような形が出来上がってきたところなのに。

それがとても残念だった。
まだ一緒に仕事をしたいと思える人たちだったから。

つづく

拙い文章ですが楽しみながら 続けていきたいと思っています🍀感謝です☆