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無料 6月20日 ユニコーンS 軸馬+見解 最後まで読んでくれ!

ユニコーンS

ユニコーンSは東京ダート1600mで行われる3歳重賞。出世レースとしても有名なレースであり過去5年の勝馬は

20年 カフェファラオ
(フェブラリーS勝馬)

19年 ワイドファラオ
(かしわ記念勝馬)

18年 ルヴァンスレーヴ
(チャンピオンCなどG1 4勝)

17年 サンライズノヴァ
(南部杯勝馬)

16年 ゴールドドリーム
(フェブラリーSなどG1 2勝)

これ以外にもノンコノユメ(15年)、ベストウォーリア(13年)など毎年のようにG1馬を輩出している出世レースである。

そして雨の影響を受けやすい梅雨時期に行われるレースということもあり、3歳戦にも関わらず勝ち時計は『1分35秒台』という好時計が毎年計測されるレース質の高いレースになってくる。

今年も『将来のG1馬探し』といっても過言ではない当レースを1週間考えていたが結論から言わせてもらうと

『該当馬なし』
(あくまでも個人的な見解)

という結論に至った。

血統、実績、ローテなど様々な要素を見ながら考えたが、先程上げた歴代のG1馬達のような馬は今回の出走メンバーの中では俺には見つける事ができなかった。

では今年のユニコーンSはどう予想するのか?という話だが

『1分35秒台の勝ち時計への対応』

これが間違いなく最も重要な要素になると俺は考えている。

ちなみに過去5年の勝馬達は
(それまでの持ち時計→ユニコーンS)

カフェファラオ
1.37.7→1.34.9

ワイドファラオ
ダート出走無し→1.35.5

ルヴァンスレーヴ
1.36.2→1.35.0

サンライズノヴァ
1.37.4→1.35.9

ゴールドドリーム
1.35.4→1.35.8

ワイドファラオ、ゴールドドリームを除く3頭は1秒以上持ち時計を更新している。

今年の出走メンバーで1番持ち時計が早いのがゲンパチフォルツァの1.36.1(青竜S)なのだが、前走の青竜Sでは東京ダート1600m戦では有利と言われている外枠(8枠13番)だった。今回は1枠1番に入ってしまい、鞍上も武豊JK→木幡JKと明らかに鞍上弱化ということもありとても軸馬にする事が出来ないという結論に至った。

そして、現在1番人気に支持されているラペルーズだが父ペルーサ産駒で中央競馬を勝ち上がったのはラペルーズのみという極めて少ないデータしかなく、ヒヤシンスSでは1.36.8とまずまずの時計をマークしたものの、前走青竜Sでは現役時代のペルーサを彷彿させる出遅れで『主役不在』+『藤沢ルメールコンビ』もあって1番人気に支持される中での軸馬としてはリスクが高過ぎると判断した。

そして、当日はおそらく2番人気になりそうなマクフィ産駒のルーチェドーロ。
今開催の東京ダート戦で流行りまくっている『欧州ミスプロ』の血統で前走の端午Sを見ても素質は十分で今回は枠も外枠と一見プラス材料も多いのだが、仕上がりの遅めの欧州系の馬にとって3歳でのスピード戦で力を発揮するイメージがなく軸馬とはならなかった。

1頭ずつ解説していくと話がかなり長くなってしまうので俺の狙いについて話させてもらうが今回は先程も話したが『主役不在』の大混戦のレースとなり『1分35秒台への対応』という要素を考えると

シンプルにスピード戦を好む『血統』を狙いたいと思う。

そして3歳という若駒の時点で力を十分に発揮出来そうな馬を軸馬として推奨したい。

◎6 クリーンスレイト

父ディスクリートキャット×母父APインディ(米国系×米国系のスピード血統)

そして、1分35秒台のようなスピード勝負になるダート戦において重要視しなければならないのは

『スピードの持続力』である。

米国系の中でも父ディスクリートキャットのストームキャット系、母父のAPインディ系というのは『スピードの持続力』を引き出す代表的な血統であり、特に『APインディ系』というのは相性が良く東京ダート戦では度々名前が上がってくる血統だ。

ただ、米国×米国という尖った血統は気正面、成長面でなかなか難しいところがあり将来性まではイマイチ期待できない。
(米国×米国でもカフェファラオ、ベストウォーリアのような成功例ももちろん存在する)

しかし、今回のような3歳限定戦のスピード戦となれば話は別になり

『米国=スピード力、仕上がりの早さ』

というのは大きな武器となっても不思議ではないだろう。

前走は4ヶ月ぶりのレースとなったものの東京ダート1600m戦を1.36.4という好走しマイルの流れを経験出来たのも大きなプラス要素で叩き2戦目となる今回、勝ち時計を更新し、1分35秒台に対応してくるのはクリーンスレイトだと信じたい。

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