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一筆入魂【0211〜0220】

0211/1000「今、この瞬間の幸せを味わえる感謝神経を鍛えましょう。」

ある本を読み感謝の大切さに気づかせていただきました。
ヨーロッパに伝わる昔話なので少し言葉に語弊があるかもしれませんが、 いつもよく働く靴屋さんのもとへ、あるとき天使が乞食の姿になって現れるという、寓話でした。
このようなお話でありました。

靴屋さんは乞食の姿を見ると、うんざりしたように言いました。

「おまえが何をしにきたかわかるさ。
 しかしね、ワシは朝から晩まで働いているのに、
 家族を養っていく金にも困っている身分だ。
ワシは何も持ってないよ。
 ワシの持っているものは二束三文のガラクタばかりだ」

そして、嘆くように、こうつぶやくのでした。

「みんなそうだ。
 こんなワシに何かをくれ、くれと言う。
 そして、今までワシに何かをくれた人など、いやしない…」

乞食の天使は、その言葉を聞くと答えました。

「じゃあ、私があなたに何かをあげましょう。
 お金に困っているのならお金をあげましょうか。
 いくらほしいのですか。言ってください」

靴屋さんはおもしろいジョークだと思い、笑って答えました。

「ああ、そうだね。じゃ、100万円くれるかい」

「そうですか、では、100万円差し上げましょう。
 ただし、条件がひとつあります。
 100万円の代わりにあなたの足を私にください」

「何?冗談じゃない!
 この足がなければ、立つことも歩くこともできやしないんだ。
 やなこった、たった100万円で足を売れるもんか」

「わかりました。
 では、1000万円あげます。
 だだし、条件が一つあります。
 1000万円の代わりに、あなたの腕を私にください」

「1000万円!?
 この右腕がなければ、仕事もできなくなるし、
 かわいい子どもたちの頭もなでてやれなくなる。
 つまらんことを言うな。
 1000万円ぽっちで、この腕を売れるか!」

「そうですか、じゃあ1億円あげましょう。
 その代わり、あなたの目をください。」

「1億円!?
 この目がなければ、この世界の素晴らしい景色も、
 女房や子どもたちの顔も見ることができなくなる。
 駄目だ、駄目だ、1億円でこの目が売れるか!」

すると乞食はいいました。

「そうですか。
 あなたはさっき、何も持っていないと言ってましたけれど、
 本当は、お金には代えられない価値あるものをいくつも持っているんですね。  
 しかも、それらは全部もらったものでしょう。」

靴屋さんは何も答えることができず、しばらく目を閉じ、考えこみました。
そして、深くうなずくと、心にあたたかな風が吹いたように感じました。
乞食の姿は、どこにもありませんでした。

というようなお話でした。

私たちは時として、自分の恵まれている境遇を忘れてしまうことがあります。
愚痴、不平、不満、文句を言ったりします。

病気になったとき、健康のありがたさを感じることができます。
老人になったとき、若さの価値に気付くことができると思います。
海にもぐったとき、空気のありがたさがわかるように、「有難う」とは、「有(あ)ることが、難(かた)い」こと。
すなわち、「めったにないこと」。
ほんとうは、我々は、めったにない貴重なものを天から授かっていると悟ることが出来れば、感謝の心が生まれます。

0212/1000「神様は乗り越えられない試練は与えない。」

『足跡』 (作者不明)

ある夜、私は夢を見た。
私は、神様とともに砂浜を歩いていた。
振り返ると、砂浜には二人分の足跡が残っていた。
一つは私のもので、一つは神様のものだった。
これは、これまでの私の人生の足跡であった。
足跡を見ていると、私の人生の様々な場面が、走馬灯のように思い出された。
よく見ると、これまでの私の人生の中で、足跡が一人分しかないときが、何度もあることに気づいた。
それは、私が辛く悲しい思いをしていた時期ばかりだった。
ああ、あの時は、信頼していた友だちに裏切られた時だ。
ああ、あの時は、失恋して落胆していた時だ。
ああ、あの時は、事業で失敗した時だ。
私は神様に尋ねた。

「神様、あなたはずっといっしょにいてくれるものと思っていました。
 しかし、私がもっとも辛かった時期には、
 一人分の足跡しか残っていません。
 あなたを最も必要としていた時に、
 どうして私をお見捨てになられたのですか?」

すると、神様は答えておっしゃった。

「いとしい大切な我が子よ。
 私は、愛するお前を、決して見捨てたりしない。
 お前をひとりぼっちにはしない。
 一人分しかない足跡は、お前の足跡ではないよ。
 その足跡は、私の足跡なのだよ。
 悲しみに打ちひしがれるお前を背負って歩いた
 私の足跡なのだよ。」

0213/1000「今、生きていることは奇跡の証。」

自分一人の力でなんとかしようと思ったところで、その力はたかが知れています。
1人より2人。
2人より4人。
応援団は多い方が心強いものです。

私たちには両親がいます。その両親にも親がいます。
私たちの親をさかのぼっていけばすごい人数の先祖がいることに気づきます。
1代=2人
2代=4人
3代=8人
10代=1024人
15代=3万2768人
20代=104万8676人
私たちの祖先は10代さかのぼるだけで千人を超えるご先祖様がいます。

先祖の先頭を走る代表が、私たちであります。
このうち誰か一人でもかけていたら、あなたはこの世に出現していないのです。
いま、生きていることが奇跡の存在といわれる所以です。

こんなにたくさんの目に見えないサポーターの方たちの応援を受けて、うまくいかないわけがない。
先祖様は、「お前に命をつないでよかった。俺たちは頑張って命を残してよかった」と応援してくれています。

もしも、物事がうまくいっていないと悔やんでいるのなら、代表としての自覚と感謝の二つが足りないだけです。

日々、ご先祖さまに感謝と畏敬の念を忘れなければ、強力な大応援団のバックアップを得て、あなたの夢は、着々と進んでいくはずです。

0214/1000「夢を実現する人たちの共通点は、いい人と巡り会えたと同じぐらい、いい言葉に巡り会えた人です。」

前向きな言葉を使いましょう。
前向きな言葉を書きましょう。
前向きな言葉で心を満たすと前向きに生きることができます。

0215/1000「ピンチとチャンスはミンチ!」

ピンチとチャンスは、ハンバーグのようにミンチ状態でやってきます。
ピンチなのか、チャンスなのか、ごちゃ混ぜになってわからないものです。
あとになって分かることが多いのです。

トラブルからチャンスに転じることもあります。
CHANGE(チェンジ)のGという字はCとTが合わさった字。
TはトラブルのT。
CHANGEしようと思ったら障害(トラブル)が発生します。
努力して克服すればTが消えてCになります。
CHANGE(チェンジ)がCHANCE(チャンス)となるのです。

0216/1000「一寸先は光」


光とは宇宙の生命。
宇宙生命の大いなる力を信じて、この身をゆだね、お任せしよう。

0217/1000「他人との比較は絶望への道であり、昨日の自分との比較は希望への道。」

他人との比較は「自分なんて、どうせ」と自己嫌悪に陥りがちになります。
立派な人を見れば見るほど自分がつまらない存在に感じてしまうものです。
努力のモチベーションまで奪ってしまうのです。

反対に、
昨日の自分との比較は、ひとつひとつが自分の進歩、進化、成長として見えます。
そのひとつひとつが希望となり、自分への励ましになります。

できなかった自分から、できるようになった自分へなったときは、ささやかなプレゼントをあげましょう。

自分に時間をプレゼントして、自由時間をご褒美として自分にプレゼントするのです。

この習慣がさらに自分を進化させることになるでしょう。

0218/1000「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

自分の人生から得た経験などたかが知れています。
それより歴史から学ぶこと大事です。
歴史とは、他人の経験の宝庫です。

「一人の人間がどのように生き、どうなったか」

というエピソードの宝庫であります。
偉人の生き方を学び、今日の生き方に活かしましょう。

0219/1000「素の自分と一致した時が、スイッチオン記念日。」

自然体のありのままの自分に戻りましょう。
素の自分と一致した時に心のスイッチがオンになります。

自然体の自分の探り方は、
「好きなこと」
「得意なこと」
「人の役に立つこと」

この3つが共通するところが、本来の自分が求めていた天職であり、宝さがしです。
好きなことと得意なことが別物です。
共通することを探してみましょう。

0220/1000「日常生活の厚みと距離が人生の質を変えていく。」

生活の厚みは経験です。
生活の距離は、行動です。
行動しないと経験は積めません。
人生の質を高めて『厚みと距離』を創りたいなら、『動く!』ことです。
動く範囲が広いほど感動ある人生が待っているのです。

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