ファウンダメンタル?テクニカル?結局はトレーダーの心理

※ぼくの拙い自己論が含まれますので要注意。
※誇張はしたくないので、装飾はしません。

結論から申しますと、分析方法の区別なんて必要はなかった。
すべては買うか売るかトレーダーの心理によるもの。

自動売買であれば、心理とはいかないが
自動売買のロボットに教え込んでいる・・・
つまり、プログラムの条件文に叩き込んでいるし
人工知能ならば数学を使ってパラメータにフィードバックかけ
調整させているだけ。

それも元となるデータは必要であり
さらに元となるデータは人が動かした為替なのだ。

ファウンダメンタルは、経済動向を読むようだが
何かしら発表があった場合、
果たして為替レートはどう動くのでしょうか?
もしかしたらもうすでに動いてるかもしれない・・・。
自分が上昇すると見込んでも、別の人は下降すると見込む。

この壮絶な心理戦の後に、大口がぐぐーんと為替うごかして
心理戦がすぐさま決着がつくかもしれない。

テクニカルも売買を決めるのは人である。
テクニカル分析は移動平均線をベースとした手法が結構な割合で
存在している。
それも移動平均線自体が人気だ。
だからその読み方を使っている人が多ければ、
それを狙ったトレードも可能だ。

でも、勝てる人負ける人両方存在することは、
同じ手法でも読み方が違うということだ。
売買するか否か決めるのはそのトレーダーの心境、考え方
言いくるめれば心理によるものが大きい。

そう、すべては心理なのだ。
行動経済学とトレーダーが売買する見込みや展望の意味を込めて

”プロスペクト分析”

という手法を自分自身で決め込んだ。

すでにプロスペクト分析であろうと思われるものは
テクニカル分析内部にあった。

1.酒田五法
2.レジサポライン
3.プライスアクション
4.エリオット波動理論
5.ダウ理論
6.フォーメーション分析
7.フィボナッチリトレースメント

他にもあるかもしれないが、
これらは、経験則に基づいたもので
心理というべきか迷うが、
過去チャートという心理を反映した情報から
読み取った法則なので、心理の法則ともいえる。


行動経済学のプロスペクト理論の基本に、
”損失性回避” というものがある。
損した気持ちは得した気持ちの倍以上。
加えつけに嫌な思い出も記憶に残りやすい。

人間は損を嫌うので、損しないように行動する。
だけど為替の動きは理想の動きをしてくれない。
なので常にその行動が自然と働くので疲れる。

利益を期待したのに、損のほうばかりに傾き、
あまりに理想と現実が離れてしまい
ストレスになることもある。

この心理環境下にあるトレーダーたちが
せっせと為替を動かしている。

新たに更新された為替の動きは、そんなトレーダーたちの
期待や見込みで予想された結果、意思決定の期待値と
イコールになると予想される。

時間軸上を逐一進むことで
買い、売る、様子を見るといった
意思決定がトレーダー毎に違い
同じ時間軸上で行われるので
時間tによる式にしてみた。

$$
Χ(t_n|P_m)=E[ψ_m(t_{n-1}|Χ(t_{n-1}|P_m))]
$$

χが為替、Pが心理でトレーダーm人いるとして
ψが各トレーダーの心理からの意思決定をレート
へ変換して定義としてはこんな感じか。

確率論から見てみれば、
時間の前の条件から次の条件へ連鎖的におきて
マルコフ連鎖
のようにも見える。

サイコロを振って1の目が出る確率は聞かれたら
人はみんな1/6と答えるだろう。
でも、そのサイコロは作られてから
何回振られただろうか?
サイコロの重心は変えられて1/6ではないかもしれない。
本当の答えは分からないが正解。
データをとっていないのだから。
でも、わからないと答えるとバカにされるのだ。

統計学ではこれらのデータがすべてそろった上での分析だ。
しかし、わからなくとも人は1/6と答えるので
思考が統計学のそれ、頻度主義ではなく
ベイズ統計学のベイズ主義なのだ。
だからマルコフ連鎖で期待値をつなげていくものだと考えてみた。

今、感じていることが事前事象
これから考えていることが尤度
意思決定が事後事象

と考えることもできるかも







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