自分で調べてみる必要性
前回の投稿の最後で触れた中で、PCR検査についての問題点、ワ〇チ〇有効性95%?についてです。どちらも、もう多くの方々がご指摘されていることですが、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので。
PCR検査についての問題点
今でもテレビを中心にメディアでは毎日毎日「今日の新規感染者数〇〇〇〇人」と報道されていますが、何をもって”感染者数”と言っているのでしょうか。
『そんなの決まってるじゃん! PCR検査して陽性だった人のことだよ!』って言われるかもしれませんが、でもそれ、解釈として本当に正しいのでしょうか?
PCR陽性者=感染者としてメディアは堂々と扱っていますが、本来そういう解釈をしてはいけない → 『ウィルスに感染しているかどうかの判別に使ってはいけない』と故キャリー・マリス博士(PCR検査の発明者)は言っていました。
というのは、PCRは「特定の遺伝子だけを増幅させる」という検査で、今回の場合でいうと、”新型コロナウィルスだけが持つ”とされている遺伝子の部分を何度も繰り返し増幅して、検知出来るような状態まで増幅を続けるのですが、その結果として 検知されたウィルス(の遺伝子)の活性(生きている)or 不活性(死んでいる)は問わずに陽性判定となるということ。
だから検査で陽性となっても、実際のところ ①ウィルスが体の中で元気に動いていて発症→症状がどんどん出てくるものなのか、或いは②もう死んでいる残骸のようなものなのか、どちらの状態なのか?までは問わない(=判別できないと解釈できる)にもかかわらず、「陽性者=感染者」としてカウントしている・・・。
これってどうです?? ウィルスが不活性化してる状態のものであっても、陽性者として判定してしまうし、さらには感染者として扱われてしまう可能性がある。おかしくないですかね。実際に陽性なのに何も症状もない”無症状感染者”って言われる人が多いのも、きっとこれが原因なのかなと。
そして、もう一つ問題になるのが『増幅する回数(ct値)』です。増幅の回数が多くなるほど陽性となる確率が高まり、擬陽性を生むことに繋がります。本来であれば増幅する回数(ct値)は統一されるべきですが、基準が国によっても違うし、もっと言うと検査機関によってもバラバラ。
これでは、正確な感染者数など分からないです。
さらに厚労省は、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。という通達を出しています。あからさまに水増しをして良いとは言ってないようですが、これを受けた医療機関が実際に亡くなった人の死亡診断をする際に、どう影響するのか・・・。厳密なコロナ死者数はやはり分からない → 本当はコロナによる死者数はもっと少ない可能性もありそうです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf
ワ〇チ〇有効性95%の陰にある数字
日本で接種が始まったころからよく耳にする「ワ〇チ〇有効性95%」。これは、例えば100人がワ〇チ〇接種したら95人が発症しなかったということではありません。正しくはワ〇チ〇未接種者と比べて、ワ〇チ〇接種者の発症者が20分の1(有効率95%)ということです。
「え?接種したら発症が20分の1になるならスゴイじゃん!」
確かにそこだけ見るとスゴイかも。別の角度からも見てみましょう。
厚労省ウェブサイトによると、ファイザー社ワ〇チ〇の16歳以上の海外における臨床試験では、ワ〇チ〇接種群18,198人中の発症者8人、プラセボ接種群(偽薬)18,325人中の発症者162人となっています。両群同士の比較(先ほどの20分の1、有効率95%)ではなくて、それぞれで見てみると ↓
ワ〇チ〇接種群では、8人/18,198人=0.00043 0.044%の発症率
プラセボ接種群では、162人/18,325人=0.00884 0.884%の発症率
なんとなく見えてきませんか? それとも1桁違うから大きな差だと感じますか? では、数字を発症しない率にしてみると、もっと感じ方が違ってくるのではないでしょうか。 ↓
ワ〇チ〇接種群では、99.956%の人が発症しない。
プラセボ接種群では、99.116%の人が発症しない。
どちらも99%以上の人が発症しないというデータです。この治験をした当時と現在ではまた数字が変わってきていると考えられますが、マスコミで言われていた有効性95%という数字だけを見ていると、こうしたデータがあることにも気づかないですね。
こうしたことも踏まえ良く考えて、接種するもしないもご自身の判断で行うことが大切かと思います。打たないと判断している人に対して、接種を強要するようなことは、決してあってはならないことです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!