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一日一首2022

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なんとなく毎日を歌に。私小説ならぬ徒然の歌。
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2022年11月の記事一覧

もっしりと膝にまします猫様のお髭くすぐる猫執事殿

「うん」「そっか」「そうだよね」だけループするボイスを君に実装したい

3

会いたいと思えるうちに別れたい そしたらもっと泣ける気がする

咳すれば誰かも釣られてコホコホと 静寂破る連帯感よ

頼んでもいない奇跡に巻き込まれ 慌てて人の良い振りをする

2

英雄の肩で海原見晴るかす鸚鵡 飛ばずに世界を駆ける

1

くちびるも昨日今日では何一つ変わらない ただ笑わないだけ

妄想よ、もう、そうじゃない振りをして、少しまともな人にみえれば

引き出しの数は多いよ、奥行きがなくて中身が空なんだけど

1

戦いの相手は過去の自分だが 未来の僕よ今を殺すな

2

魔法など無いのだというまじないをかけられている、それこそ魔法

2

現実と空想、とても仲良しで放っておくと混ざり合っちゃう

1

君だけだと誉めた口で君だけじゃないと励ますのはよしてくれ

1

ちょうど好い下弦の月に手を伸ばし 君にあげると得意げな顔