アニー・ローリーが切なくて・・・・「感謝離」の感想文
私よりはかなり年下なんだが、その生き方も
感じ方も、熱い吐息までもを丸ごと尊敬して
いる編集者がいる。
今日は彼女が手掛けた本を紹介してみたい。
その本は「感謝離 ずっと一緒に」河崎啓一著
双葉社・2020年3月発行
著者の河崎さんは御年90歳。
昭和4年(1929年)生まれ。
私の父と同じ年だ。
それゆえ、私は娘目線で読み進めてしまう。
父が生きていたら、今頃、私と父は
目を合わせて笑い合えていただろうか…。
この作品は夫目線での回想記である。
62年間連れ添った最