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ザ・フューリーズ: タイソン・フューリーとその一家と来たるべき2月17日vsウシク


Netflixオリジナル
ザ・フューリーズ: タイソン・フューリーとその一家
Watch At Home With The Furys | Netflix

https://www.youtube.com/watch?v=yI-jeh2qtgk

観てるが結構これが面白い。
ボクシング好きだろうが興味無かろうが結構観てられる。

タイソンフューリーってまず知ってる?

まずこの男を知っているだろうか?
彼の名はタイソンフューリー(Tyson Fury)
ボクシングのヘビー級のチャンピオンだ。決して netflixの俳優ではない。
デカい、強い、キモいの三拍子揃ったパーフェクトなKINGであり、通称The Gypsy King(ジプシー・キング)と呼ばれている。

身長:208.3cm · リーチ:215.9cm · 体重126kg 
試合数:34試合 · 戦績:33勝0敗1分 .
未だ負けなしのグレートなチャンプだ。
発言やボクシングスタイルはかなりキモい部類に入るが
おそらく地上最強のメンヘラだろう。
地球で一番強い男は彼だろう
(この発言を誤解を生む可能性があるのでUFC王者のジョンジョーンズと彼を同じ部屋に入れて生きて出てきた方が地上最強だろう)

ここまで読んで興味ない人は読むのをやめてくださいませ

俺はGypsy Kingのキモキモ発言の話を書きたいのではなく
来るべき再来週2月17 日の話がしたいんだ。
※このブログを書いている途中にフューリーの練習中の怪我で2024年5月18日土曜日に変更になった


怪獣ボクシング完結編🥊

ボクシングの世界ヘビー級チャンピオンってのは

タイソンフューリーがどんな選手か知らない人は説明が長くなりすぎるのでこの動画見てね

(前提にボクシングの世界チャンプは主要4団体ある)ベルト4本時代になって初のヘビー級4団体統一戦である。
しかも無敗の王者対決。
そしてフューリーは歴代の全ての選手の中でも最強やろ。

ボクシングファンはこういう本当の頂上対決って行われてこなかったのを知っている。プロモーターの問題と金銭面での問題でとにかく揉めるから。だからこそあの時あの選手とあの選手やってたらどっちが勝ってたのかなんて話をよくする。(酒のつまみで)
幻想と仮定の話は酒のつまみになる

全てを呑み込むサウジアラビアマネー

もう今日書きたかったのはこの話だけ。
もう近年スポーツにお金が入り込みすぎておかしくなってしまってる。
(サッカーなんて本当そうで)

サウジアラビアは国策でボクシング興行にも力入れているが
サウジマネーが本当にボクシングにも及んでいる。
何しろ、サウジの大臣がバックについている。
国王やサウジの王子たちはボクシングが好きだ。
もうこれからのビッグファイトはラスベガスではないのかも知れない。
1試合で信じられない額が動く。


高級クラブで散財するかの如しで、キャバクラでシャンパン開けるみたいな感じでジョシュアとか召喚するわけだ。
プロモーターや金銭面で揉めてたのが桁が違う額でのみこんで行く。
王族の遊びを我々小市民は映像を通してその時間になったら拝見させていただくわけだ。
本当にありがとうございます!って感じなんだが資本主義も行き着くとこまで来たなって感じだ!(いやそれでもありがとうございます!)


そしてこの対決のプロモーションビデオももはや映画なみにカッコいい。


この試合を楽しむ為にちょっと解説

ヘビー級の王はクリチコ兄弟(ウクライナ)が長期政権を握り正直不遇の時代が続いた(正直クリチコ兄弟の試合がつまらないから)
世間の流れも中量級の方が盛り上がり中量級はキャラ祭り(メイウェザーやパッキャオもこの時代だね)
そしてこのクリチコ通称「鉄槌博士」に勝ったのはタイソンフューリー

まあ長期政権が終わりこのあたりからヘビー級はキャラ祭り。
タイソンフューリー、ジョシュア、ワイルダー、アンディールイスjr もう言い出すとキリないからやめるけど。

タイソンフューリー特徴

とにかくデカい
「身長:208.3cm · リーチ:215.9cm · 体重126kg」
ヘビー級の中でも群を抜いてデカい。※マイクタイソンより38cmも背が高いのだ。そして信じられないくらい動けるし

アウトボクシングできるしディフェンス上手いしスイッチヒッターだし、
12R動けるし、対インファイターも得意だし、中間距離も得意だし、アウトボクシングなんてやろうもんなら。。てか攻略法ない。
見ていて思うのは力感は感じないものの各種パンチそのものの性能の高さ、その各種パンチを無駄なく効率的に当てる技術の高さ、そして判断の的確さが魅力です。(面白いかは置いといて)

※因みに生まれた時は450g
シロナガスクジラかよ。。

そしてなんか分からないが格好いいのだ(え俺だけ?)

デカい人のジャージってまじで格好いい
デカい人のスーツもまじかっこいい
顔デカくて毛なんかない方がかっこいい
まじでかっこいい
かっこよ
かっこよすぎ。。

タイソンフューリーの私服画像を集めているのは俺くらいだろう。。
流石に長くなるからウシクの話を軽くする。

ウクライナの全てを背負い戦い続ける漢 オレクサンドル ウシク

ウクライナでゼレンスキーの次に有名な男。
ウシクはクルーザー級4団体統一王者。
現在2階級目のヘビー級3団体統一王者。
ロンドンオリンピックヘビー級金メダリスト。
そしてPFP1位(pfpは全人類同じ体重だったら彼が一番ボクシングを完成させているという指標)
現在ヘビー級で身長190cm
通称「The Cat」猫。
トレーナーはワシル・ロマチェンコ選手の父、アナトミー・ロマチェンコ。
これだけで震えますね。すごい権威。
そして無論負けなしの21戦21勝0負
あー長くなりそうだからこれ以上書くのやめる!

「世界選手権ヘビー級 金メダル
オリンピックヘビー級 金メダル
クルーザー級4団体統一王者
ヘビー級3団体統一王者

ウシク獲得タイトル凄すぎ」

ウシク特徴

全体的にはロマチェンコと似てる
ディフェンス面はロマチェンコ選手同様にガードを高く上げる。
パンチも距離、フットワークで外すことが多い。
大きな武器は間違いなくスタミナ。これを活かして手数と運動量で勝負します。
コンビネーションをたくさん打つし後半になっても落ちません。
フットワークも止まることはなくほとんど打たせない。
重量級の選手は手数が少なく、動きすぎるとすぐに力がなくなってしまいますが、ウシクはそんなことはなく12ラウンドペースを落とさず戦えます。
これは重量級ではかなり大きなアドバンテージだと考えられる

左のカウンターも大きな武器です。(このイメージがすごいある)
ステップバックしてカウンター。これよく使います。
タイミングが合えばヘビー級選手でも倒せそう。

フットワーク

手数が多いだけじゃなく動きながら打てるのがロマチェンコ選手と同じですね。
上手い。
そしてこれだけ動いてもガードが落ちることがないのもロマチェンコ選手と同様です。
ヘビー級の選手とは思えないスピードがあります。
ロマチェンコとの違い
ロマチェンコは相手との近い距離でも戦えるので横に躱していく場面が多いですが、ウシクは中間距離から遠距離で前後に躱すことが多い。

ロマと同じ、軽打で移動性を担保

ロマと全体像は同じ。
揺さぶりをかけて相手を攪乱、その隙を突いて攻撃。
基本的に強いパンチは使わず軽打で移動性を保つことを優先する。
ロマはウシクよりこれを徹底していますので、アジリティーとハンドスピードではロマが勝る印象ですが、一発の強さ、パンチの距離の長さという点ではウシクに分があります。
微妙な違いですが、
ウシクの方がタメが長い分強く遠くへ打てる。
ロマはタメを短く相手に接近しながら動ける。

ウシクに時間と空間を与えると前後左右に揺さぶりをかけて、フェイント地獄へ落されてしまいます。
この間のジョシュアなんかがそんな感じでした。
ウシクに快適な距離と時間を与えると手が付けられなくなります。
弱点もロマと似ています。
移動性を保つということは原理上、破壊力と瞬発力を犠牲にすることです。
つまり、パンチによる抑止が効かないので肉を切らせてタイプや瞬間的なスピードで勝るタイプのプレッシャーに弱いと考えられます。


ウシクへの勝ち方

ハンドスピードで勝るアンディー・ルイスの相打ちカウンター(てかメキシカンと相性悪そう)、ワイルダーⅡで見せたフューリーのプレッシャーなんかには相性が悪いと思う。
ヘビー級の世界ランカーでもスピードか、相打ち上等な肝の据わったタイプだとフィジカル面の不利が色濃くなるんじゃないかなあ。
ウシクはロマより接近戦を嫌いますしね。
くっつかれるとガード固めてやり過ごすなんて場面は多いですし、その時間が長ければ長いほど苦しい展開になることは予想できます。
ロマは死角が好きだからむしろ近づいて打ちたがるかも。


フューリーへの勝ち方
ない。思いつかない




ウクライナの全てを背負った男がボクシング界のジョーカーに勝ってウクライナに勇気を与えるというのがベストなシナリオなんだけど、そうはいかないんだよな。。ジャイアントキリング見たいなあ
あーこういう世紀の一戦って塩試合になりやすいから、勝敗よりも塩試合だけは勘弁してくれ。
(好き勝手言ってすいません!)


タイソンフューリーの入場は超かっこいいので見逃すな!!





俺の推しメンのアンディールイスjrの出番はまだ〜?!



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