見出し画像

化け物

自分の中には化け物がいるのだと思いながら暮らさなければいけないと思っている。みんなこの化け物自体は飼っていて、それを飼い慣らしながら暮らしているのだけれど、どうにも自分にはその化け物を飼い慣らす力が殆どないのだ。

それによって、起こりうる事は遅かれ早かれ一人になる事なのだが、幸運にも自分を見捨てずに居てくれる人たちがいる。しかし自分はどうだ?その化け物を何も飼い慣らせていないのではないだろうか。躾けなければいけないのに自分はそれをずっと肥え太らせて、わがままにしているのだ。そうしてそれを解き放って人に噛み付かせているんだ、書いていくといかに自分がどうかしているかがわかる。自認をして生きていかなければならない、それから逃げてはいけない。自分には手に負えない化け物がいる、その化け物を自分で抑えて、矮小化して、くだらねぇ感情だと笑い飛ばさなければいけない。これは、したいとかじゃないのだ、しなければならない事なのだ。どうしても、一人にはなりたくないからだ。

化け物は一生殺せないかもしれない、それでもやらなければいけないんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?