見出し画像

AI画像生成自己流制作工程【Image to Image編】

この記事は2023年05月24日にブログで公開したものをnote用に修正して公開しています。


前回は Text to Image の使い方をご紹介しましたが、今回は Image to Image の使い方を紹介します。初めての方にもわかりやすいよう、専門用語などはなるべく使わないようにお伝えします。

Image to Image(i2i) はAIに画像を読み込ませて、それを参考にして画像を生成してもらう仕組みです。
用意した画像に異なった雰囲気を加えたり、イラスト読み込ませて写真のように表現したり、色々な画像が生成できます。

何を生成するか決めてプロンプトを書く

今回は海の上を走る蒸気機関車をを作りたいなと思いました。
ファンタジーな風景のイメージです。

Text to Image で、サクッと生成できるかもしてないので、とりあえずプロンプトを入力して生成してみました。

Steam Locomotive Running on Water, long shot, reflective water surface, light glare, cinematic lighting, dslr, ultra detailed, beautiful mechanics, hyper realistic, divine atmosphere, Detailed Sky, landscape photo
------ 日本語訳 ------
水面を走る蒸気機関車、ロングショット、水面の反射、光のまぶしさ、映画のような照明、デジタルカメラ、超詳細、美しいメカニック、超リアル、神々しい雰囲気、詳細な空、風景写真

Text to Image で生成してみる

生成した蒸気機関車の画像
生成した蒸気機関車の画像

う~ん・・・。これはこれで良いですが、想像していたものとは違います。
もっと不思議なファンタジーな感じにしたいのです。
プロンプトを変えても中々思い通りにいかないので、 Image to Image で生成してみようと思います。

Image to Image で、画像生成AIに読み込ませるための画像を作る

Image to Image はAIに画像を読み込ませて、それを参考にして画像を生成してもらうシステムです。そのために使う画像を、今回は Photoshop とマウスで手書きしました。
できた画像がこちら↓

手書きの参考画像
手書きの参考画像

幼稚園児の落書きの方がまだマシかと思うほどの適当な絵ですね。
5分くらいで描きました。
でもこれでOKなのがAI画像生成のすごいところ。

これをAIに読み込ませます。

画像を読み込ませてそれを参考に画像生成する

さて、読み込ませて生成した画像がこちら。

参考画像から生成した画像
参考画像から生成した画像

大分イメージに近いものになりました。
でも、空は良いけど水面が違ったり、水面は気に入ったけど蒸気が気に入らなかったりするので、良いとこ取りの合成をする事にします。

完成品
完成品

右ふたつの画像を Photoshop で合成しました。
蒸気機関車じゃなくて蒸気船になってしまってますが、気に入ったのでこれでヨシ!

まとめ

手書きと完成した画像を並べて比べてみましょう。

比較画像
比較画像

並べると違いがわかりますね。
良い画像ができて満足です( °∀° )

時間がたってこの画像を見たら、もうちょっと作り込んだ方が良かったな・・・という気持ちになってきましたが、この経験を生かしてまた次回もっと良いものを作ろうと思います。


余談ですが、機関車の方の絵がちょっと良かったので、修正して素材にしました。

自己流のやり方ですので、間違いや効率の悪いところなどあるかもしれませんがご容赦ください。
ここはこうした方がいいよーなどのご指摘などあれば勉強したいので教えてもらえると嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
この記事を読んでAIに興味を持ってくれたり、あなたの創作活動に少しでも役に立てていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?