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ワイン紹介コーナー。レオンベイエ


ワイン紹介のコーナー。


アルザスの教皇『レオンベイエ』


アルザスワインの発祥の地、エギスハイムで1580年からワイン造りを続けるベイエ家。

1867年にエミール•ベイエが創立した『メゾン•ド•ヴァン•ダルザス』は1959年に11代目当主レオン•シニアに、手綱が渡され『レオン•ベイエ社』となりました。

現在は12代目当主レオン•ベイエを経て13代目にあたる『マルク•ベイエ』がメゾンを運営しています。

ワインの生産が盛んなエギスハイムは、同心円状に形成された街で、3つの古代城壁に沿って道が弧を描いています。

町を中心とした街の歴史は古く、1049年にローマ教皇レオン4世に即位したブルーノ・エギスハイムを生んだ、ダボ=エギスハイム家発祥の地です。


レオン・ベイエ家


村から少し離れた交差点にレオン・ベイエ社はあり、昔ながらの伝統を重んじながら静かに偉大なアルザスワインを作っています。

1580年にベイエ家がワインを通り始めて以来、一族はエギスハイムと歴史を共有してきました。エミール・ベイエ1867年に会社を設立したのは町の中心でしたが、第一次世界大戦の終わりに白壁の外の馬宿に移転しました。

その後、レオン・ベイエ(シニア)が経営を手掛け、1959年には市長でもあった同じ名前の息子に引き継がれて成功を収めました。

グルメに精通したエレガントで気さくなレオン・ベイエ2世は、その息子マルクの力を借りながら、威厳ある美食のオーラを創造することで、他ワイナリーとの差別化を図っていきます。

フランス三ツ星レストランのほとんどにワインを供給するほどグルメレストラン界のスペシャリストとなったレオン・ベイエ。

今日では輸出にも注目し、生産の70%を輸出しています。

決して変わらないラベルが古くからのワイン造りを示すレオン・ベイエ社のワイン。果実味豊かで独特の風味を持った辛口ワインのすべてを美食に捧げます。

エレガントではつらつとした酸の特徴が表れたワインは、あらゆる素晴らしい食卓に添えることができます。


ベイエ社の熟成カーヴ

世界中の愛好家に認められるワインの基準を築いたベイエ社は、決して変わらないことを望みます。

絶対なくならないようにと願う村の博物館のような、欠かすことのできないアルザスの遺産の一部になっています。


キュヴェ・レオン・ベイエ / レオン・ベイエ

タイプ:白 辛口 8~10℃

地域(AC):フランス アルザス

ブドウ品種:リースリング、ミュスカ、ピノブラン、シルヴァネール

度数:12%

おすすめ料理

ハム、パテなどの前菜。白身魚系のムニエル、クリームチーズ。


アルザス4品種を絶妙にブレンド。香りにはミネラル感を感じられ、レモネードのような柑橘系の生き生きとしたフレッシュさとキレがあります。軽快だが輪郭は明瞭で存在感もあるしっかりとした辛口ワインです。三国ワイン


Nicky.Cのワインコメント


少し透明感のある黄金色。

香りはリースリングを主体とした凛とした印象。

アタックは酸由来の舌先をピリッさせる。

辛口と表記されているが、葡萄由来の果実感が走り、甘さも感じる出来。後味はゆっくりとふくよかに抜ける柔らかなイメージ。

個人的にはキンキンに冷やした状態から食事と合わせて温度変化を楽しみたいワイン。

私がワインと合わせた料理は鳥肉の照り焼き。


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