30

30歳になった！

節目なので最近のこと、これからのこと書いてみようと思う。

①最近のこと
自分でもどうかとは思うけれど、昨年末〜先々月くらいまで思春期だったらしい。中〜高生なんて物心ついていなかったようなものだったし、大学生で遅れてきた反抗期のようなものがあったけれど、しんどくはなかった。

これまで人と比較したり、できない自分に辟易したりすることがほぼなかった。それなのに、ある時から「なんであの人のようにできないのか」「わたしはこんなこともできない……」とずんずん足のつかない沼に引きずられるように心が沈んでいった。そんな状態だと人の嫌なところばかり目について、性格まで悪くなってきたとそれにも嫌気が差した。

渦中にいると相談の仕方もわからず、いつもはなんでも話す母にもうまく言えなかった。やっとのことで話してみると、「あなたには必要なことだよ（うろ覚え）」、上司にも同じように話すと「それは思春期のようなもの。人と比べるのなんてこれから一生続く。（これもうろ覚え）」など言われ今後を憂いた。大半の人はこんなのを中〜高生で経験して大人になるの？すごくない？わたしはそれに耐えうる器がなかったから今なのか？など、思った。

ずっと地面を這うような気持ちでいたところ、あるきっかけでほぼ吹っ切れた。知り合いの高校生の男の子が、「中学の勉強はつまらなかったけど、高校はわかることが増えて嬉しい」と言っていたのを母に聞いたのだ。あたま良くてすごいな〜なんて思っていたところ、はっとした。そうだった！わたしはわたしがとても大事で、ちょっとずつできることわかることが増えるのが嬉しかったのだ。だから比べていなかった。それを忘れていたから、こんなことに。

思春期のようなものを経たことでなにが変わったのかはまだよくわからない。でも、たぶん、とても必要なことだったのだ。

昔から「あなたはそのままでいてね」と言われることが多かった。わたしのどこが「そのまま」でいてほしい部分？考えてはみるけれど答えは出ない。ただ、母はわたしのことをとても面白がってくれている。笑ってくれる人がいることが、どんなに幸せかわからない。可愛げっぽい部分は残しつつ、大人に近づいていけたらいいな。

②これからのこと

いろいろあって、車を買ってもらえることになった。大学卒業前ぎりぎりに免許取得してから、両手に収まるくらいしか乗っていないペーパーなのです。車に乗れるようになったら送り迎えもできるし、坂道にあるケーキ屋さんにも行けるし、夏の暑い中歩いてジムに行かなくてもいいし、近所の温泉も行けるかも！いいことづくめなので、がんばって練習しましょうね。

テンポの速い会話についていけない（速くなくてもだけど）。耳から情報を入れるのが苦手らしい。言葉がするする滑り落ちる。なんとかしようとすると、よくわからないことを口走ったりへんな共感をしてしまい、帰りのバスで自己嫌悪。基本的にぼけっとしているし、あまり考えていないことが多いので喋らないなら喋らなくてもいいと思うけれど、どうもうまくいかない。自分のポジションをちゃんと決めて、思っていないことは言わないように、きちんと言葉を選べるようになっていきたいな。

あとは、小さなことも喜べる心を忘れずに。いい天気だとか、葉っぱがさわさわ揺れるのがきれいだとか。それを忘れてはいけない気がする。

仕事も。積み重ねていけるように。
やっぱり俯瞰した目線が大事です。

まずは自分をたいせつに。ありがとうの気持ちを忘れずにいこう。
またまたすごい長文に……。まとめる力もつけていきたいです。