NTRモノと洗脳モノに関する自分語り

「NTR」という言葉の発祥を調べたちゆ12歳さんのnoteがもはや学術研究レベルで感服する人たち - Togetter https://togetter.com/li/1767951 @togetter_jpより
上の記事が面白かったので、今のNTR界隈に思うこと。

自分はNTRモノ嗜むんだけど、洗脳モノとNTRモノって結構混同されてることが多いんですよね。洗脳って言っても、催眠アプリでとか、常識改変とかでなく、カルト宗教に思想洗脳される~みたいな方向の洗脳ね。

今のNTRモノでよくあるパターン
1.間男がヒロインないし主人公の弱みを握る。それをもとにヒロインないし主人公に肉体的危害もしくは社会的不利益を与えることを示唆し、脅迫する。ヒロイン孤立化の手始め。
2.間男がヒロインに乱暴し、主人公と間に溝を作る。孤立を深める。
3.間男は乱暴の中で甘い言葉をささやいたりして飴と鞭を使い、ヒロインの味方が自分しかいないように錯覚するように誘導。さらに、主人公に対する暴言を無理やり言わせたり、主人公と間男を比較させる、間男に対する愛の言葉を無理に言わせるなどして、精神的に追い詰めていく。
4.ヒロインの精神が変質して間男のものとなり、主人公に実際に暴言を吐いたり、別れの言葉を言って終了。
これって洗脳じゃないですか?って話。脅迫、孤立、飴と鞭、集団意識の形成はカルト集団が信者を囲うときに使う手口ですよね。

本来の「寝取られ」ってこうだと思うんですよ。
1.主人公とヒロインは両(片)想い。
2.そこに間男が現れる。ヒロインにアプローチかける、もしくはヒロイン側が間男に惚れる。
3.間男とヒロインは同意のうえで交際を始める。主人公にはもう取り戻せないところまで関係が進む。
4.ヒロインからフラれて物語が終了。
ヒロインと間男が同意のうえでってところがすごく重要だと思うんです。でないと「寝取って」なくないですか?と。広義で見れば先の洗脳もNTRに入るのかもしれないけど(最終的にはヒロインと間男に無理やりとはいえ合意が形成されてるので)、ちょっと違うなとおもうんです。

なんでこんな話を書いたかというと、自分の性癖が「洗脳」なのか「寝取られ」なのかが最近まではっきりしていなかったから、なんですよ。多分、自分は洗脳よりのNTRスキーだと思ってます。まぁどっちも好きなんですけど。最近でよかった作品は「清楚彼女、堕ちる」です。めっちゃすき。「君の涙の理由をぼくはまだ知らない」もかなりいい洗脳寄りNTRです。

最近読んでるなろう小説で「異世界黙示録マイノグーラ」ってのがあるんですけど、最新章ではヒロインが敵に洗脳支配されるんですよね。えちちな意味ではなく、「システム的に」な話なんですけど。なんかえらくそれが自分の性癖にぶっ刺さってしまって。最新話まで一気に読んだ後睡眠に影響するぐらいには刺さりました。はよ。つづきはよ。

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