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この荒海で何を目指すのか

前回はマンガの話で少し舞い上がってしまいました。ただこれは、どこまでいっても”組織”の話であり、ことビジネスにおいては「お金」の問題の方がウェイトは大きいと思いますが、その次ぐらいに避けて通れぬ問題であると思います。

何度も言いますが「ヒエラルキー組織」自体は悪いものではありません。
この体系は、何も考えなくとも同じ志を持った人間が集まればごく自然に
生まれる集団体系であり、最も自然体と言えるでしょう。

ただ、その組織に「パートナー」ではなく「参加者」として加入した場合
当然トップの”教えは絶対”になりがちですし、幹部クラスを目指して周囲を出し抜く競争が暗黙のうちに始まります。
この組織体系では「情報」は幹部を通じて全てトップへ集約されますので
トップに君臨する方の情報量はすさまじいです。

これは一般企業でも同じですが、その環境下では自身が上へ上へと昇って
いかない限りなかなか有力な情報にはありつけません。
当然課長よりも部長の方が情報量は多いし、部長よりも社長の方が情報量が多いのはこのためであり、これは必然です。

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