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自身の規模・店舗の規模

前回「フロントエンドだけで疲弊してしまっていては
元も子もありません」といった内容でお送りしましたが
これにまつわる話に「パーキンソンの法則」
というものがあります。これは
「どれだけ大きな冷蔵庫にしても必ず満杯になる」
といった内容の法則で、これは何もお金や時間の比喩だけではなく
実際の規模感でもその効果は出ると考えています。

今回は、そんなパーキンソンの法則に絡めた
テーマでいきたいと思います。

↓ パーキンソンの法則はコチラ ↓
https://ameblo.jp/torayoshi626/entry-12649132083.html?frm=theme


規模の影響力

ボクは常々、個人で興すビジネスにはこういった
「規模感」の課題は付き物だと感じています。
これはリアルビジネスであれネットビジネスであれ同じで
「最初に事業の規模を決めてしまうとその規模感で生活が一杯になるよ」
といったものです。

ボクはこれを規模の影響力と呼ぶ事にしました。
『ビジネスの規模を決めて活動してしまうと
その生活から抜け出せなくなるよ』
という事です。
#日本語ムズカシイです


ジムのオーナー

例えばいつもお世話になっているジムですが、店長の口ぐせは

いつも決まって「もう少しジムを拡大させたいなー」
「新規のお客さんはどうしたら増えるかなー」です。
どうやら新規顧客を増やして、店舗の増築又は改築に充てがったり
広告を出したり…みたいな事を考えてらっしゃるようです。

しかしボクの視点から見ると、例え広告が上手くいって新規顧客を
ゲットできたとしても明るい未来にはなりません。そもそも
"店長が一人で切り盛りしてる"ジムですので

・新規のお客さんがドバッと増える
・ジム内が忙しくなる(仕事が激増する)
・サービスが行き届かなくなる
・顧客がリピートしなくなる
・結局元の活気に戻る

といったループが目に見えるからです。これを回避しないと
永遠にジムは現状の規模感を保ったままです。
#ボクは今のジムの規模で満足なんですが


過去の延長に未来はない

では、どうすれば店の規模は拡大できるか。
この解決策はいくつかありますがまずは
「過去の延長から今を切り離す」
という考え方が大前提になります。

どういう事かというと現状のサイズ感で生活を回してしまうと
通常運転が全体の80%〜100%で運用するように"自身で調整"を
してしまいます。
#負荷と安らぎ
#収入と支出

これらを半々になるべく分散するように24時間を
フルに活用してなだらかに収まるように調整してしまうのが
普通だよって事です。そこで新規顧客の獲得に成功したとしても
その生活サイクルの中に、ある日突然お客様が行列をなして
しまったら全く対応が追いつかなくなるのも頷けますね。これが
「サービスの悪化」を誘発し長時間待たされた挙句質の悪い
サービスを受けた顧客が「もう来ねぇ…」っとなるのは必然です。

今までのやり方で事業を運営したまま事業を拡大させるのは
かなりハードルが高いので、ビジネスが軌道に乗る前に
考えておきましょう。

というのが今回の「規模のお話」でした。

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