最強バーチャルタレントオーディション極についての個人的記録物5

いちごちゃんがいなくなってしまった日の朝。私が気付いたのはたしか7時過ぎ頃

本当に色々な思いを抱いたし、涙も流した。応援しようと思った人が、ほとんどの人に気付かれないまま。何も出来ないまま消滅していくのを見ているしか出来ないのはつらかった。
手違いかもしれない、また凍結や削除されていただけというオチかもしれない。思い直して戻ってくるかもしれない。

そう思っていたけど、そうはならなかった

だから、今度こそ。少しくらいなら気持ち悪いと思われてもいい、本気で引かれない程度には好きだと伝えなければならない。伝えたい。
出来る限りの本気の応援をしなければならない。自分のために
この時点で、もう半分冷めた目で見ていた。どうせこういうのが大半なんでしょ?という見方も捨てた。たぶんその時点では61人のうち13人程度しか声を聞けていなかった
正直、今でもこの子の声は絶対受け入れるのは無理だと思っている子もいる
でも、みんな本気だった。

オーディションに挑む人は、挑み方や心持が違うだけで。大半の人は本気でやっている。それは当然
他のオーディションだって、知れば同じように別の子の本気を見てしまうことになる
私が昔から興味がある。昔からあったけど(権利など各社がわけもわからず取得したらしく)封印されていたような、これからの技術
昔より圧倒的に高性能になったパソコンや周辺機材によって実現してきている事
そこに、挑もうとしている人達
本当に、たまたま。偶然。めぐり合わせがあっただけ

でも、ただ「やりたいやりたーい」というのではない
それぞれ抱えているものが違っても、本気でやっている
そんな人達を、応援したかった
それでも、思い入れたら思い入れただけ。心がもたなくなるのもわかりきっている事だから
最初とは少し違う意味で、早めにこの人という人を決めることにした

いちごちゃんがいなくなった今、九条林檎という枠で誰を選ぶかは決まっていた

星投げやカウントを、まだまだわかっていないなりに覚えて
61人が並んでいたはずの一覧から、配信が始まっているのを確認して
くるぶし様のルームに入り、ハートボタンを押した

もう、後悔しないように

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