これからの時代、感染しない観戦はどうなっていくのか?想像するに、新しい形式のオリンピックやライブなどを例に挙げて考えてみる。

人類とコロナとの戦いが続いています。

あたかも「コロナ大戦」とでも言うべき事態です。

勝手に名付けましたが。

さて、この戦いの向こうに何があるのかは全く持って分かりません。

しかし色々と想像することは出来ます。

ここから考察です。

未来を想像するとして、例えば、来年の東京オリンピックを開催するとしてどうやって開催するのか?です。


ここでは5GとVRが鍵になるかもしれません。

前提として、今回リアルで足を運び観戦するということに対して価値観のパラダイムシフト、価値観の転換があったように思います。

今まではスポーツ観戦も、確かにテレビがあるとは言え、やはり生の観戦が一番だったと言えたかもしれません。しかしこれからはそこに感染のリスクが伴う訳です。

そうすると、生で観戦する事よりも、自分がまるで「あたかも観戦しているよう」に感じつつ、でもコロナの感染防止の方法を取る。。。という事が普及しそうです。むしろ、そうする方が合理的なのでは?と皆んなが思うようになる時代が来るのではないかと思うのです。

「観戦はしたい、でも感染はしたくない」という価値観は十分に皆んなが持ち得るということです。実際、今時点で私は既にそう思ってしまってますしね。。。

そうなると、これだけ電子化の発達した現在、そして近未来では、こんな事が起きるのでは?と思います。

それはVRでのデジタルのスタジアムスポーツ観戦です。VRを使うことで、あたかも自分はスタジアムで観戦しているような見応えと迫力を感じられるでしょう。しかも試合の丁度良い瞬間を目の前で再生したり、その良い瞬間の拡大や、はたまた違う角度からも自由に見れるようになるでしょう。

きっとそのVRの中ではあなたの隣には「あなたのリアルの友達」もいます。自分が家にいようともデジタルであれば遠方の友達であっても一緒に観戦する事ができるでしょう。そして自分の姿も逆にデジタルスタジアムの中に投影され、スタジアムの中はそういったデジタル観客で一杯になり、更にはデジタルウェーブも出来るかもしれません。


これは前提には5Gという強固なインターネットシステムがあってのことですが、いずれは上記で述べたデジタル上でスタジアムの観客や、友達とリアルタイムで一緒に盛り上がる感覚が味わえるだろうということです。しかもコロナの感染リスク無しにです。加えて会場から物理的にどんなに離れていても(たとえ国境をまたいでいても)、更には、恐らく(リアルのスタジアムと違い、席を用意する事はある意味無制限に沢山設けられるので一人当たりのコストが下がるので)どんどん安価になるでしょう。

もしかしたら、そういう未来が近づいているのかなと私は思います。

そして、ここで一つ最悪のケースを考えたとして、例えば、(開催して欲しいとは思っていますが)、もし来年の東京オリンピックがダメになったとしたら、その次に手を挙げるのはどの国でしょうか?

もし、あなたが一国の代表だったとして、このコロナのある世界で、次のオリンピックを自国でやりたいんだ、と手を挙げますか?


どうでしょうか?。。。コロナがあっても自国で開催出来ますか?





そうです。。。つまり、どの国も等しくコロナの感染のリスクがある中で手あげをしなくてはなりません。

私が想像するに、手をあげる国があったとした、それはコロナの感染拡大に対する対策を打ち出す事が出来る国ではないでしょうか?

つまり私の予想では、きっとデジタルでオリンピックを開催できる国なのかなと思います。また、それはもう国という枠組みに限定されないかもしれません。ネットで同時に繋げば世界中で同時期に開催しても良い訳です。もし次の未来が来るとしたら私は2024ワールドデジタルオリンピックが来るのでは無いかなと思います。

一方で本当に観戦を生で見る事が出来る機会は限られてしまうのではないかとも思います。まぁ、良く言えば皆でVRで観戦するのがニューノーマルになるのではないか。。。と想像しています。



それと、同じことはミュージシャンのデジタルのライブでも言えると思います。

今まではライブというのは臨場感を感じるためにライブハウスに行って音楽を聞いていたという所もあると思います。

しかし、これからは新しいライブ観戦として、デジタルVRライブも出てくるのではないでしょうか?あたかも客席からライブを見るようにVRでライブを見るというイメージです。

そうなった時には価値観のパラダイムが起きるかもしれません。

つまり、お客さんの数は大幅アップ⬆️×一方でお客さんの単価は安く出来るのでダウン⤵️=でもトータルの売り上げは上がるので良し。お客さんもチケット代は下がるので良し、という現象が起こり得る訳です。

そうなればWIN-WINな訳です。

利益を確保しながら今まで以上に多くのお客さんがライブを見る事が出来ますので主催者としては嬉しいですし、お客さんとしては最終的に安くライブを見られるのでこちらも嬉しいですね。

これは進んでいくかもしれません。

加えて上記のデジタルライブの需要を引っ張るのはアマチュアミュージシャンかもしれません。

私を例にとると、私はアマチュアミュージシャンであり、やはり追いかけるプロミュージシャンがいます。その方の一挙手一投足まで見たいと思います。そういう時にデジタルライブであればその瞬間を隅々まで見られるわけです。しかも良い席から繰り返し何度でも。

そうであれば、これはもうお金を払ってでもデジタルのライブを見たいです。特に地方に住んでいるとミュージシャンのライブハウスでのライブはどうしても東京が多いので、リアルでは全くみる事ができません。

つまり多少お金を払ってでもデジタルでライブを見たいと強く思います。そういうニーズが確実にある訳です。


そうなると次は支払いに関してもパラダイムシフトが起こるかもしれませんね。つまりは視聴者数に応じた低料金の後払いです。

デジタルライブでの仕組みでは、沢山の人が見れば見るほど単価は下げても売り上げが確保できるので良いわけです。そこで閲覧後に一定期間が経ったらシステムが自動で値段を決めるという仕組みができるかもしれません。公平にするために、もし沢山視聴数が増えたらその分の単価をシステムが自動的に下げるという事が起こるかもしれません。

この点におけるプラスのメリットは何か?というと、視聴者側としては沢山見れば見るほど安くなるので、周りの人にお勧めしたいという気持ちが働きます。自分が良いと思っているものなら尚更ですし、今はTwitterやインスタなどで自分と同じ物が好きな人達に対して簡単にアピールする事ができますので、ドンドン拡散して視聴者を増やそうとします。

そうすると主催者は多くの人に見てもらえるし、利益を確保しながら単価も下げる事ができる訳です。主催者としても幅広く、多くの人に見てもらいたいという気持ちが働くでしょう。

しかもシステムで仕組みを作ってしまえば、お互いが共通の認識での単価を自動的に出せる訳です。

そうなればお互いに同じ方向を向いて、良い感じで進みそうです。これはありですね。

そんな未来がやってくるかもしれないし、やってはこないかもしれませんがまぁ、色々と書いてみました。

興味のままに書いてしまいましたが、最後まで読んで頂き有り難うございました!

終わり。

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