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試験応募からデビューまでの流れ - ボートレーサーになるには?

ボートレーサーになるまでの流れをご説明します

これをみればデビューまで何をするのかがわかります↓↓


🔻願書提出


👇 願書受け取り
・自分の家から一番近い、レース場に願書をもらいに行く
(北海道、東北地区は関東支局、沖縄地区は九州支局)
・もしくは、ネットから資料請求する


受験者は大きく3つに分けられます↓↓

  1. 一般試験受験者

  2. スポーツ推薦受験者 ボートレース場が応募者数に応じて決定する。推薦がもらえると2次試験からの参加、各レース場やその年によって選ばれる基準がバラバラなので狙い目!!スポーツ推薦で受験したい人は支部に問い合わせましょう。

  3. 特別推薦枠 世界チャンピオンやオリンピックレベルの推薦枠。また、モーターボートの全日本K400選手権大会において3年以上連続して3位以内の人が受けられる枠です。私の同期にも一人いました、世界ランク〇位だったとか…。

※推薦枠によって、提出書類や提出方法が違うので、各支部に問い合わてください


👇 願書受け取り後、必要事項の記入
・写真2枚(6ヵ月以内4×3)
・受験手数料の支払い後、振替払込請求書兼受領証を受験申請書受付票に貼る(3000円)

「志望動機」「スポーツ暦」「学歴・職歴」「趣味」…を記入
→合格するための願書の書き方


👇 各支部・支局に願書を提出
記入漏れがないか確認して、郵送します



🔻試験受験

 <1次試験>

1次試験の試験会場は、北海道・関東・東海・近畿・四国・中国・九州・沖縄の主要都市で行われます。

学科試験体力試験の2つを行います ↓↓

学科試験(国語、数学、理科、社会、マークシート形式)←高校入試レベル
体力試験では、握力、垂直跳び、背筋力、上体そらし、立位体前屈を測定。

(毎回、1次試験のお手伝いを現役の若手選手がやっているので、知っている選手に会えるかも⁉)

合格発表通知が家に届く ↓↓
受験者宛てに合格通知が届き、合格者のみ2次試験へ進めます。
このとき、合格者は身長や体重、視力を病院で検査し、条件を満たしている証明書を提出しなければいけません。


 <2次試験>

会場は、ボートレーサー養成所(福岡県柳川市大和町大坪54-1)
2泊3日で行われます

2次試験では、適性試験体力試験を行います

筆記試験、操縦試験、腕立て伏せ、上体起こし、反復横跳び、開脚前屈、50メートル走、持久走、動体視力、全身反応、周辺視野(スポーツビジョン、処置判断、速度見こしなどなど、様々な試験科目があります。

(昔と今では、試験科目の内容が少しづつ変わってきています)

試験のお手伝いは先に合格した、訓練生(もし合格して、選手になったら先輩になりうる人)が行っています。
合格したら自分もこうなるのかと、雰囲気を味わいましょう。

 <3次試験>

2次試験に合格したら、そのまま学校に残り、3次試験に進みます。
1泊2日で行うので、2次試験が終わって、次の日に解散です

3次試験では、面接、身体検査、適性検査(視覚、音感、運動神経等)を行います


あとは、合否を待つだけ

合格発表!!

試験が終わって約1か月後に通知が届きます。

私は当時、この通知を見たとき、うれしすぎて喜びが爆発し、家中を飛び跳ねて暴れました(笑) →私が選手を目指し合格するまで


合格したら、いつまでも韻に浸っている暇はありません!!

~入所までにやること~


入所までは、3か月程あります、その間に

 ・小型船舶操縦免許の取得 
  →ボートレーサーが小型船舶免許を持っている理由

 ・養成所から指定されたトレーニング
 (腕立て伏せ〇回、スクワット〇回など結構ハードメニューだった記憶が…)
 ・モータボート体操を覚える
  養成所で毎朝やる体操。音楽があれば今でもできますw

などやることがあります。

🔻ボートレーサー養成所へ入所

ボートレーサーになるために必要な技術精神を学んでいきます。
入所=ボートレーサーではありません

訓練をやっていく過程でその都度、試験があり合格していかなければいけません。基準値に達しない場合、強制退学を言い渡されます。
1年間の訓練を受け、無事に卒業することができれば、プロのボートレーサーとして登録されます。


🔻プロのボートレーサーとしてデビュー


試験申し込みから、デビューまで 最短で約2年
一般人からプロスポーツ選手!!

デビュー戦は地元のレース場。所属している支部のレース場になります。
地元でデビュー戦を終えたあとは、全国各地のレース場でお仕事をしていくということになります。

まとめ

以上が応募から、デビューまでの流れになります!!
養成所の試験を受けることができるのは、特別枠を除き30歳までなので、
若い時にしか、チャレンジできません。あの時チャレンジしておけばよかったと後悔しないように、
一度しかない人生、勝負をかけてみてはどうでしょうか?


これをみてもわからないことがある or 質問したい という方は
コメントいただければと思います。
答えられる範囲でお答えいたします。




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