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タガノビューティー、悲願の初タイトル獲得へ

 5月1日(水)に行われるかしわ記念。フェブラリーSを制した勢いそのままに連勝を狙うペプチドナイル(牡6・武英智きゅう舎)、昨年のJBCクラシック勝ち馬キングズソード(牡5・寺島良きゅう舎)や悲願のGI制覇を目指すクラウンプライド(牡5・新谷功一きゅう舎)をはじめとする中央勢はもちろん、南関東三冠馬ミックファイア(牡4・渡辺和雄きゅう舎)、左回りでの複勝率は7割を超えるギガキング(牡6・稲益貴弘きゅう舎)ら地方勢も虎視眈々とチャンスをうかがう。
 そんな混戦模様のなか悲願の初タイトル獲得を目指すのがタガノビューティー(牡7・西園正都きゅう舎)だ。前走のフェブラリーSでは位置を取りに行った分、終い失速したがそれでも4着と踏ん張った。28日に行われた最終追い切りではラスト1ハロン12.4をマーク。全体では55.3と時計を要しているが、いつもに比べて重心がやや低く、首を使って走れている。また、終い重点でしっかりと加速ラップを踏めており、仕上がりに不安はないとみていいだろう。タガノビューティーはこれがキャリア通算16度目の重賞挑戦。昨年2着と好走したこの舞台で悲願成就となるか。
 レースは雨が降り頻るなかでの開催となりそうだが、雨をも切り裂くタガノビューティーの末脚を信じて船橋競馬場で見守りたい。


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