「そんなのこうすればいいじゃないか」について

「そんなのこうすればいいじゃないか」と言われて問題が解決するのは主にアイデアに関する問題ぐらいだ。

例えばある人がフックに荷物をかけようとしているがうまくいかない。それを見ていた人が「そんなのこうすればいいじゃないか」というと相手が「なるほど、それは気がつかなかった」という。

しかしこれがアイデアの問題ではない場合にはそうはいかない。

例えば、ある日本人が在日に「そんなに日本が嫌なら日本から出て行けばいいじゃないか」という。しかしその指摘を受けて「なるほど、それはそうですね」という在日はいない。

すると指摘したある人は苛立って「だからこうすればいいっていってるだろ」「最初からこうしてりゃいいんだよ」とキレてしまう。そういう発言に繋がるのはその人にその問題の本質が見えていないからで「こうすればいい」のに「そうならない」のは別の要因があることに気がつくべきだ。

これはカウンターも同じで、「ヘイトスピーチは間違ってる、なんでそんな簡単なこともわからないのか」と言い返しても「なるほど、それはそうですね」という人はいない。
どんな不正行為でもそれをやめられない原因があるはずで、それを考えなければ問題は解決しない。
どちらも「こうすればいい」のに「そうならない」のは別の要因があることに気がつくべきだ。

https://ameblo.jp/toraji-com/entry-12578003567.html

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