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2020年7月の記事一覧
【思い出】彼女のこと 2
また彼女の夢を見た。久しぶりに彼女が尋ねてきたので何かと思ったら弟が亡くなったという。人手が足りなくて困ってるというので、もしよかったら手を貸すよと言った。そのあと朝っぱらから架空の上司にプールサイドに呼び出され個人的な頼み事をされる。丁重に断って彼女に連絡したが、もう連絡はつかなかった。
二十年以上前に出会って数年暮らした彼女の夢を今でも毎晩観る。とても切ない。
夢に見るたびにどうしてこんなに
【思い出】自伝の見出しのスケッチ
私は小さい頃から両親の出会いについて何も知らなかった。また特に母の生い立ちについてもほとんど知らなかった。しかし生まれたときから知らないものだから特になんの疑問にも思わなかった。
しかし人生においてたった二つのことに気がついてから私の人生は大きく変わった。いずれも両親からはっきりと聞かされたことではなかった。
ひとつは私の母親が在日韓国人だということだった。私は小学生の高学年までそのことを知ら