蠍座満月リーディング 2020/5/7 Full Moon of Scorpio
5月5日こどもの日は、暦の上では立夏だそうです。
うちでは今シーズン初めてエアコン（冷房）を入れました。
嫌が応でもコロナ禍で「戻れない変化」を意識せざるを得ない昨今ですが、季節は変わらずに巡って来るものですね。
さて、5月7日、蠍座で満月が起こります。
私なりのリーディングを、書いてみました。
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これからの暮らしにおいて、自分は「何を持ち、何を持たざるべきか」を、感性と理性の両方を使って選んでゆく
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持つものとは、買い物によって手に入る有形のものもさることながら、少し拡大解釈して居住空間や家庭環境のような、いま自分が身を置く環境も含んでいる、と思います。
自分に一番フィットした持ちものを選択をするために、まずは情報収集をしたり、内容によってはお試し、試運転や試作をしてみたりもするでしょう。これは始まりを象徴するAscが指す「射手座」、その守護星である木星が所有を象徴する「2ハウス」にあるためです。
Ascの次に目標や到達点を表すMcを見ると、乙女座を指しています。守護星の水星は反省のハウスと呼ばれる「6ハウス」にあります。
この2つから、持つものを選ぼうとするところに始まり（Asc）、持ったものを精査していく（Mc）流れが読み取れます。
満月ですから、月と太陽もみてみましょう。
月は決めた相手に深い愛を注ぐ「蠍座」、そして無意識を象徴する「12ハウス」にあり、対角から月を照らす太陽は感覚的な部分を得意とする「牡牛座」にあります。12ハウスの月や牡牛座の太陽が「感性を使うこと」を強調しているようですね。
そして感覚的に収集、あるいは試行錯誤したものを、「6ハウス」的に、すなわち理性的に精査していくことが、AscとMcからだけでなく、月と太陽からも表されているようです。
月のある12ハウスが司る「無意識」は、大変自覚しにくい、というか自覚できないものです。
これが何を表しているかというと、毎日当たり前のように一緒にいる人や空間。もっと大きなことを言うと、この国に住んでいることも、「無意識に続けることを選んでいる」様々なもの。
自分にとって「当然だから他の選択肢を検討すらしてこなかった」ことを、改めて蠍座的に見直してみるイメージ。
蠍座的に見直すとは、
・わたしは本当に心の深いところから〇〇を愛しているのか
・執着しているものは何か
・一蓮托生と思っていた人や物事と、この先ずっと関係を継続していけるのか
・深い絆によって心が満たされる関係であるか
こんな感じです。
住まいの軽いリフォームなども進んでいくかもしれませんね。
家にいる時間が多くなるわけですから、お気に入りの家財に囲まれる、壁紙を明るい雰囲気に張り替えてみる、いつもよりワンランク上のものを選ぶなどの、「無意識に目に入る、扱う」ものを上質にしていく傾向もありそうです。
そうして感性と理性を両方使っていくと、持たざるものと判断されたものが、どんどん手放されていくことになるでしょう。
まるで、ここまで溜め込んだものの膿み出しをするかのような...
月が満月から新月に向かうこの期間、何を手放すか、ということに、いつも以上にフォーカスすることになりそうです。
コロナ禍によって、様々なことが後戻りできないレベルで変容していく。
わたしはこれを山羊座の冥王星半端ねぇと思っていますが、今後どんな世の中になってしまうのだろうと考えた時、それは個人の幸せを一つ一つ形にしていった結果であろうと思うのです。
もしかしたら海外に住んだ方が幸せかもっていう人もあるかもしれません。
今同居しているパートナーが、本当に心満たされる関係にあるかを、じっくり考え直すかもしれません。
同居の人がいない人は、そういうパートナーを持ちたいと望んでいたことに気がつくかもしれません。逆にいない方が落ち着くという人も、もちろんあるでしょう。
それぞれの幸せを、持つもの、関係を結ぶものから、無意識のレベルから問い直し、手放すものやそばに置くものを選んでいく。
あなたは、何を持っていれば幸せでしょう。
誰と共に生きることが幸せでしょう。
どんなところに住んでいれば幸せでしょう。
こう問いかけてくる満月図に、わたしには見えるのです。
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