トリクル・グルグル

 「中国や北朝鮮の脅威が強調されていますが、考えてもみてください。狭い土地に54基もの原発が並び、地震リスクの高い、天然資源がない国を征服したところでどんな利益が得られるのか」元米軍の方の発言です。そのとおりだと思いませんか。おまけに原発事故で放射能汚染までしょい込んでしまいました。世界が北朝鮮の問題をなんとか平和的に解決しようとしているのに、どうして日本だけが強い圧力を強調するのでしょうか。ミサイル飛来訓練を実施する自治体もあるようですが、写真で見る限り、頭を抱えてうずくまるだけのようです。ミサイルが直撃したら、みんな木端微塵になるだけだとおもいませんか?ロシアはモスクワ市民を100%収容できるシェルターを配備済みのようです。危機が本当にあるなら、日本も今からではなく、もっと前からシェルターを用意していたと思うのですが、もしかしたら要人用は準備万端なのかもしれません。でも国民はしゃがんで頭を抱えさせるだけなんですね。国と国民を守るためにと誘導して米からの武器の大量購入しています。そのためとしか思えない増税、福祉を削り、お金集めに心血を注いでいます。政府発表では、景気は引き続き回復中、給与も増えたと言います。しかし数字に忠実な調査では、実質給料は下がりつづけています。ますます暮らしがひっ迫し、晩御飯の心配、(食べれるかどうか)の貧困も増えているようです。海外からの脅威より先に、日本は自滅するのではとの意見も散見されます。私も心配しています。

 国会で希望の会社民党議員が「海外へのばら撒き54兆3621億円誰のための政治ですか」と質問しました 内閣総理大臣は『海外支援は12年~16年の五年間で2兆8500億円でございます」と答弁しました。総理にはそれを証明する書類を提出してもらいたいものです。それとも、森友、加計学園のように、もう破棄してしまってあるのでしょうか。アベノミクスで末端にまで果実がいきわたると総理は発言し続けています。トリクルダウンのことです。私が見てきたのはトリクルダウンではなく、一部の人達だけにお金が回り、豊かになるトリクルグルグル でした。果実が届かない国民は疲弊しています。

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