なさけない

この前、市の人と、保護猫活動について、話し合う場がありまして、その場には、TNRの猫たちを手術するのに、市が配布する無料チケットを受け付けますよっていう、動物病院の医師も参加してたんです。


元々、自分たちが住んでいる市内には、チケットを利用できる動物病院がなく、別の市まで搬送して手術してもらってたので、ありがたいことになったなぁと。そう思っていたのですが…


話し合いの中で、その動物病院の先生が言うには、避妊去勢の手術以外はできないとのことでした。
もちろん、避妊去勢の手術だけで、何事もない猫もいます。
ただ、野良での生活が長い猫になると、保護したときに、怪我をしていたり、極度の栄養失調になっていたりすることがほとんどです。

なので、TNRのチケットを受け取って、避妊去勢の手術を請け負ってきてくださった、今までの他市の病院では、そんな場合には、怪我の治療や、脱水改善のための点滴などをお願いするんです。もちろん、それらにかかる医療費は、自分達が持ち出しでお支払いするので、そこを無料でお願いするわけではありません。普通の治療です。

なので、無料ではない治療に関しては、お願いすることはあると思いますと伝えたところ、その我が市の担当になると手をあげてくれた動物病院の医師の返答が…

「当院は、日常から忙しく、避妊去勢の手術以外は、難しいです。」

でした。

あー、いやいや、治療にかかる費用は、お支払いさせていただくので、それなら治療はしていただけますよね?

と再度尋ねるも…

「いや、当院は日頃の業務が忙しく、避妊去勢の手術は、させてもらいますが、それ以上は、不可能です。」

と。


…ん?どういうこと?
避妊去勢の手術はするけど、怪我の治療はしない?
ん?どういうこと?

んで、そのできない理由が、忙しい?
どういうこと?

ほんなら、なんで引き受けようと思ったん?

野良猫に、これ以上繁殖しないように手術はするけど、怪我の治療はしない?

ん?どういうこと?


ってなりますやん。
そら、なりますやん。

ほんで、その旨を、伝えたんです。
市の人にも、伝えたんです。
これ、どういうこと?

と。

市の担当者が、持ち帰って検討しますってことで、その会合は終わりました。


で、後日、その場にいた、他の活動団体の方のところに、その動物病院の医師から、恫喝まがいの電話が入ったのです。

僕にではなく。

元々、付き合いの少しあった団体の方のところにです。

簡単な内容は
「なんで、俺が、あんなみんながおる場で、詰められなあかんのじゃ!偉そうに!活動してるやつらは、そんなに偉いんか!お前とことの付き合いも終わりじゃ!」的な。

これは、本当の話です。
このあと、鬼に懲らしめられるっていうオチの昔話ではなく、実際の話です。

その活動団体さんからは、「本性がわかったので、こちらも付き合いするのは嫌なので、ちょうど良かったです。」と連絡いただきましたが…

詰めたのは、僕です。

で、なんで他の団体の方のところに?そんな、わけのわからない電話を?

なんで?
どういうこと?

僕のところには、なんの連絡もありません。

どういうこと?


なさけない。

これから、どうなるかはまだわかりません。


ただ、ひとつ言えることは、そんなバカとは、やっていけないので、事前にわかって良かったです。ということだけでしょうか。

とても繁盛してる動物病院です。
とても。


怖いですね。


なさけない。

知らんけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?