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江望LIBRA#2 スロースターター

昨日から始めた、上間さんの新アルバムに入った曲について、1曲ずつ思い出を書くブログ。

上間ファンのライナーノーツです。

2回目の今日は、スロースターターにしました。

この曲は、今回のアルバムではアコースティック盤に収録されています。
ですので、もちろんアコースティック調に編曲されて、新しい曲として再収録された楽曲になります。

アコースティック化された曲の感想・・・と言いたいところなのですが、これは正直な話で・・・僕はアコースティックの定義が、よくわかっていません。

どういう曲になるとアコースティックというのでしょう?

漠然と「ギターで歌う曲を指すのかな?」とは思っていたのですが、この曲を聴いてますますわからなくなったんです(笑)

スロースターターのアコースティックを初めて聞いたとき、いつもの「広い青空が広がるような優しく綺麗な伴奏」ではなく「パーパパヤパッパ」と上間さんの可愛い歌声から始まって「これはなんの曲だろう?」と、まずは素直にそう思いました。
いや、みんなそう思ったよね?真面目に。

で、そのまま聴いているといつものスロースターターになりました。
これは僕には、もはや「新曲」のレベルです(笑)

というわけで、僕の中では新曲の扱いですので、まずはお馴染みの「この曲のここが好き」という話をさせてもらいます(笑)
上間さんの界隈とは別の界隈でも「おまえの【推しの好きな発音発声の話】は気持ち悪い」と、20年近く言われ続けていますが、このアコースティックスロースターターの、僕の「イチ推しの上間発声」を、勝手にお伝えします。

これは間違いなく「キャッチュー スロースターター」の「チュ」です。

ちょう可愛いです。
「チュ」がすごく丁寧に発声されているんです。
このあと、原曲についても書きますが、このチュに限っては「原曲の10京倍は良い」と思います。

この「キャッチュー スロースターター」は、曲中で3回出現して、一番最後にも出てきます。

で、この最後の「キャッチュー スロースターター」と歌った直後の曲シメが、最初に聞いたときは一体何が何だか謎だった「パヤパヤ」をまた言い始めるのですが、一周まわってもはやパヤパヤも可愛く聞こえるから不思議な気分になります。

「キャッチュー スロースターター」聴きどころです。
まじです。
ごちそうさまでした。

と、まぁ・・・アコースティックのお話はここまで。

このスロースターター(原曲のほう)が、上間さんのファンの中で、どんな位置にある曲なのかを触れておきたいのです。
明日以降、今後書く予定の、アコースティック盤に入った曲の話も、原曲の話を大いに触れる予定です。

昨日のキャッチライトでは「僕はキャッチライトが個人的に最上位に好きな曲です」と書きました。

この曲にも、そんなお題をつけるのであれば「スロースターターは、上間さんが僕らエミリオンに、初めてすごい景色を見せてくれた思い出の曲」ではないかと思います。

スロースターターは、2018年1月に発売された「添いカノ~ぎゅっと抱きしめて~」というゲームのオープニング曲に採用されており、音源は、このゲームのサウンドトラック「bon reve」に収録されています。

この曲も、これまで本当にたくさんのステージで上間さんは歌ってきました。

僕はこの曲の伴奏が苦手です。
苦手とは「弱い」という意味です。

スロースターターの綺麗で広大な伴奏が流れると、胸がグッと熱くなって、いまはもうないディファ有明の景色を思い出します。

2018年3月10日、ディファ有明。
戯画1stライブ、昼夜の2部構成。

「添いカノ」の発売元である戯画さんのこの大きなライブで、上間さんは超有名なアーティストさん達と一緒に、昼と夜の両部に出演し、どちらの部も2曲歌い、その1曲目が当時の上間さんの新曲だった「スロースターター」だったのです。

2曲ずつ歌った昼と夜。
スロースターターだけ、2回歌いました。

スロースターターの伴奏に乗ってステージに登場した上間さんの姿、今でも忘れません。

1500人規模のディファ有明がフルハウスとなり、いつもなら上間さんからもよく見えているはずの「いつものエミリオンの顔」は、この日ばかりは上間さんからはなかなか見つけられなかったはずです。

僕は会場の真ん中から後ろ、オウヤさんや妻先君、ぱちさん、しすてろんさん、あおなみさん、えみとり君は会場のカミテの前のほうに陣取っていました。
もうひとり、上間さんの事務所の後輩さんもいらしてましたね。

僕らは、ステージの上間さんを見て、誇らしかったです。

「いつかみんなに、いい景色見せるからね」と言い続けていた上間さんが、最初の約束を叶えたくれた日を、みんな熱い思いで1500人の中に散らばって見守りました。

この日の上間さんのパフォーマンスは、いわゆる「若手声優」の中では、これは贔屓目一切なく、一番素晴らしいものでした。

ここで僕が書くと、話半分って思われてしまってもいいです。
「一番だ」なんて書いたら、そう思われても仕方ないです。

でも、本当に上間さんがステージを一番広く使って、縦横無尽に歌い切ったんです。
緊張もハンパなかったと思うのに、あの度胸はどこからくるんだろうって思うぐらい。

スロースターターを歌う上間さんが、一番輝いてた。

あの日の会場にいた上間江望を知らない人達が、その日のツイートで「上間江望がよかった」「ステージにいきなり座って歌った上間さん」「上間江望ってなんて読むの」「上間さんフォローしました」と、とにかくこれまで見た事のない数の「上間」を含む感想ツイートがエゴサでヒットしたんです。

ファン側の僕らがエゴサして喜んだのは、この日が初めてだったんじゃないかなぁ。
エゴサして盛り上がったよね、イベントが終わってからも。

このライブ、僕らエミリオンの自慢は、上間さんのパフォーマンスが大成功したことの他にもうひとつ「フラワースタンドを出したこと」もありましたね。

上間さん以外の出演者さんに贈られたフラワースタンドは、すべて企業さんからでした。
しかし、上間さんだけは「ファンから」のフラワースタンドが立ったのです。

僕はこの日、エミリオン側で1人分チケットが足りず、すでに完売して当日券もなかったチケットを、どうしてもあと1枚確保したくて、他の出演者さん(某4人組の名探偵の緑)の界隈の昔からの友人に相談して、1枚そちらの界隈から探し出してもらって、譲ってもらっていました。

この界隈からも、後日別件の会場で会ったときに「上間さんだけフラスタ出てたな」と言われ、こういうところもオタクは見てるんだよなぁと思いつつ、心の中で「あたりまえだろ、上間さんのファンは上間さんを想う気持ちが違うんだよ!」と思った記憶が、いまでも鮮明にあります。

これは余談ですが、この時期、上間さんは「USJバスツアー企画」を展開中でした。
結果は、残念ながら施行人数に届かず中止になったのですが、この勢いに何か乗れるような告知を連発できていれば、また違ったかなぁとか、今となっては笑い話ですが、ぼんやりと今でも思います。

あと、これも超余談ですが、このときは、僕ら上間さんのファンからも大変信頼の厚い、上間さんの事務所の社長さんが骨折入院中でしたね(笑)
あ、いやカッコ笑いはダメですね(笑)

これを読んでくれている方が一人でも「あったあったwなつかしいw」と頷いてくれたらそれでいいという、上間ファン専用の「余談のコーナー」です(笑)

キャッチライトと同じように、スロースターターにも、こんなにたくさんの思い出が詰まっています。
もちろんまだまだ違うエピソードを思い出として持って、この曲を聴くエミリオンも多いはずです。

どれもこれも、エミリオン一人一人の大切な忘れられない景色です。

僕らがあの日、ディファ有明で聴いたスロースターターは、上間さんのこれまでの人生で最大のステージ。
僕らも素晴らしい景色を見させてもらったけれど、舞台の上の上間さんから見える最高の景色の中には、あの日の僕らがいたことを、上間さんもずっと忘れないで欲しいなって、スロースターターを聴くたびに思うのです。

上間さんのインスタのスロースターターの回が、この日のライブの写真だったこと、僕は嬉しかったです。

ファンと同じ気持ちでいてくれる上間さんに、何度言っても言い足りない「ありがとう」を、スロースターターを聴くたびに贈りたいです。

迷ってもねぇ すぐにきみに見つかるわ♪
強くなれたらいいな♪
なれるよ、絶対♪
手を取り さぁ行こう♪
見たことない色を塗って♪
Catch you slow starter♪

明日の江望LIBRA#3は、ひとつのいのちにします。

ではまたー。

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