カエル学(思考整理)

0.はじめに

 始めましてtoppoです。noteをやってみたいと思ったので書いてみます。
 メックメイジの末期くらいからハースストーンを始めました。バトグラはシーズン2後半からのめり込んで、シーズン3,4はアジアサーバーで12kフィニッシュ、シーズン5は9/6現在アジアサーバー10位くらいです。1位率はあまり高くなく、プレイ回数で誤魔化してランキング入りしています笑。

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 一発目の記事としては重いですが、世間を賑わしているカエル構成について書きたいと思います。この記事を鵜呑みにせずに議論や考察を深めていってもらえると幸いです。又、他にもカエル構成の記事を書かれる方もいらっしゃると思いますので、いいとこ取りで吸収していってもらえればいいなと思います。

1.カエル構成とは?

 シーズン5から登場した「乗りカエル」を軸とした獣種族の新たな構成です。Twitter等で異常な大きさに育った獣のいる戦闘終了盤面を見かけることがあると思いますが、上の構成が戦闘中に下のようになります。

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 何が起きているか簡単に説明しますと、カエルが割れる→インコで増える→トークンでもカエルが増える→∞、という感じです。
 少し丁寧に説明すると以下のようになります。
①カエルが割れ、バロンの効果で複数回カエルの断末魔が付与される
②インコの効果で更にカエルが増える
③トークン生成ミニオンにもカエルの断末魔が付与される
④トークン生成ミニオンが破壊された時に、自身の断末魔→カエルの断末魔の順で処理されるので、増えたトークンにもカエルが付与される
⑤残っている獣に増えたカエルの断末魔が集約されていく
⑥(インコが残っている場合)インコが攻撃する度に、自身に付与されているカエルの断末魔が発動されて∞にサイズが大きくなる

2.必要なパーツと道中の進行

 この構成に必要なパーツを紹介します。
○乗りカエル
○インゴウインコ
○バロン・リーヴェンディア
○断末魔でトークンを生成する獣(ネズミ軍団→下水ネズミ→サバンナ・ハイメイン)
上記が基本構成に必要なミニオンです。
(カエル、インコ、バロンについては金が好ましい。)
 また、カエルには挑発を付与したいので、
○猟犬使い
○アルガスの守護者
も必要と言えます。
 これらのパーツを集めることが重要ですので、基本的にはグレード3に滞在してバロン以外のパーツを集めることが多いです。トリプル発見のタイミングでグレード4に上げ、グレード5のミニオン発見からバロンを狙うことになります。盤面に余裕のある際にはグレード5まで上げてバロンを探しにいくのも手です。この間、愛鳥家、母熊、白のクロコリスク等が拾えていると盤面を強く保つことができ、ライフを残しながらパーツを探すことができます。ヨミガエラガラヘビを運よく拾えた場合には、カエル→インコの順に蘇りを付与するとよいでしょう。

3.配置

 最初に言っておきますと自信はありません。自身の理解を言語化しますので、これを基に考察・議論を深めていただけますと幸いです。
 基本的にカエル→インコ→トークン生成→バロンの順に並べればよいと思います。トークン生成ミニオンに下水ネズミがいると、相手の攻撃やインコによって挑発ミニオンが生成され、バロンが倒されるリスクを低減することができます。稀にインコから攻撃させている方を見ますが、まずはカエルを割りましょう。

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 相手にスタッツの大きな挑発がいる場合には、下図のように猛毒ミニオンを配置してもよいかもしれません。猛毒ミニオンの配置については相手の編成によりますが、挑発に聖なる盾がついていなければ先頭でいいと思います。
(下図は相手の編成の都合2番手に配置しています。バロンが倒されるリスクは上がりますが。)

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 恐らく安定する構成はこのような形と思います。
カエル、インコ、下水ネズミ、ネズミ軍団、バロン、挑発付きの下水ネズミ。
 下図の編成であれば、インコが攻撃するまで確実に盤面に挑発ミニオンが残り、インコの攻撃時に下水ネズミの効果が起動されれば再度挑発ミニオンが召喚されてバロンを守ることができます。
※相手にエネミーリーパー、ヒドラ、山火事がいる時は挑発のついてない下水ネズミをバロンの右におく。

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 最大値狙う場合には、2枚目のインコをバロンの1つ左に配置したり、バロンがいない間は一番右にインコを置くこともあります。
 デッキトラッカーの戦闘シミュレーションもまともに演算してくれない程なので、最適配置については引き続き議論・検証が必要と思います。

※9/8追記※
 カエルのスタッツは極力小さい方がいいです。大きくなりすぎるとカエルが倒される前にインコやトークン生成ミニオンの攻撃順が来てしまいます。(道中の進行によってはやむを得ないこともありますが)
 インコゴルドリン構成のような運用をする場合や、母熊断末魔獣のような構成をやる際にはカエルの大きさは気にしなくていいと思います。あくまで完成形のカエル構成においての話です。
 ンゾスの魚がいる場合はバロンの一つ前がおすすめです。灰枝の場合、複数のカエルがいれば、挑発のついているカエルを一番右にするとよいでしょう。また、トークン生成ミニオンが下水ネズミである必要はなくなります。イリダンの場合は蘇りのついていない2体目のカエルや蘇りのついている2体目のインコを一番右に置くと面白そうです。

4.弱体化させるには?

 最後にカエル構成の弱点と現状思いつく対策例を記します。
<弱点>
○バロンがいないとカエルがあまり増幅せずに相手を倒しきれない
○トークン生成ミニオンがいないと手数が足りないことがある
○カエルが割れないとカエルが増えない
<対策>
○完成する前に倒しきる
早期にある程度の大きさのあるミニオンが揃えば倒しきれることがある。
特にバロンが引けてないうちはチャンス。
○バロンを先に倒す
バロンを先に倒してしまえばかなり弱体化します。
例:ザップ・スライウィック、エネミーリーパー、ヒドラ、山火事、疾風
○トークン生成ミニオンを先に倒す
トークンが生成されなければ手数に少なくなり弱体化させることができます。
例:グール+バロン、ソウル・ジャグラー、ブーマーロボ
(ジャグラーやブーマーはインコを倒せる可能性もある。)
○カエルを割らない
カエルが倒されなければ増幅しない可能性があります。
例:クトゥーンの侍祭などの攻撃力の低い挑発を採用する、ねっとりインプなどの攻撃力の弱いミニオンを先頭に置く(カエルには挑発がついていることが多い)

5.最後に

 個人的には躍起になってカエル構成を完成させにいくと、長い目でみるとレートは下がると思っています。ですが、完成すると楽しい構成ですので狙う気持ちもわかります。パーツが揃うまでの間、盤面を強く保てるかどうかでカエル構成を狙った際の平均順位が変わると思っています。カエル中毒にならない程度に楽しみましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!!

おまけ

気持ちよく対策が決まった試合がありますので写真を置いておきます。
(グレード5発見でノミを引いた時から狙っていました笑)

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