見出し画像

シーズンⅡ「伊豆いち」を走りました。

レンタルバイクで走る事にした伊豆イチ!

今回「伊豆いち」「鹿野いち」をセットで走る事にしました。
MERIDA.X-BASEがある「伊豆のへそ」、へそホテルを起点として
DAY.1 伊豆いち、DAY.2 鹿野いち、という感じを想定しています。

プランイメージ
 DAY.1 メリダ「レンタルバイク1泊2日」→伊豆いち→へそホテル泊
 DAY.2 へそホテル→沼津サイクルセンター→鹿野いち→メリダ

MERIDA.X-BASE、レンタルバイクはこちら

画像1

今回、こちらのサービスを利用してメリダのハイクラスロードバイクを試乗
させていただこうと考えました。
・伊豆いちコースを走るため走行時間はできるだけ確保したい。
・18:00で営業終了となるため、1日での返却はリスクあり(1泊2日へ)
 ならば2日目で鹿野いちも走ってみようという作戦。
※下記料金に加え、TAX+保険で1100円ほど掛かります。
※今回はハイクラスロードバイクなので高額ですが、価格は色々選べる。

画像2

そんなこんなで深夜に「道の駅」へ到着。
朝8:00頃にアラーム設定し車内で仮眠します…



おはようございます。
もう見慣れた道の駅、HESO-HOTEL。サイクルボールの女神様がお出迎え。
俺、走り終わったらボンボンベリーで甘いもの食べるんだ!!(フラグw

画像3

画像4

身体をほぐしたり着替えたり、準備を進めます。
MERIDA.X-BASEの営業時間になり、元気よく訪問。
出てきたバイクがコレwwwwwww 新型デュラエースやないっすかー!

画像5

画像6

新型デュラエースTEAMモデルでGO

さて、残すコースは4つ、(伊豆)(鹿野)(霞ヶ浦)(筑波)…
残り時間も少なくなってきましたが気合を入れて頑張ります。
今回の「伊豆いち」は最難関。かな?
去年と比べ、距離も獲得標高も小さくなった。1日で走り切れるかな?
という手ごたえを感じるが…。
獲得標高3000m …( ゚д゚ )、ま、まぁ…とにかく頑張ります。

画像7

先ずはチェックポイントへ。
1時間はかからず、信号に捕まりながらではあるが良いスタート。
「ぷらちゃんねる」に出てきそうな場所をめぐる。
途中から河川脇の小道を走ったりして車との分断が出来てるのが良い。
伊豆は交通量が多く感じる。(琵琶湖の北西ほどではないが、気になる)

究極の蕎麦へ

沼津・伊豆といえば「ぷらちゃん」な印象。
動画で紹介されていた究極のそばを目的に探検開始。

画像8

チェックポイント1「道の駅 伊豆月ヶ瀬」から少し登った所にあります。
9:45ごろに出発。10:40頃に到着し、11時に入店。
少し早いタイミングでしたが美味しくいただきました!!!

画像10

画像9


たどり着いた先、そこは去年DAY.1の最終CP。

美味しくいただき、いざ次のチェックポイントへ。
いきなりルート短縮というこざかしい事を考えたがゆえに自爆山岳。
会社同僚から「天城越え」とのキーワードをいただいたのですが、正直??
すごい山なのかな?峠なのかな?という程度の認識しかなかった。
実際、走っている最中も、この天城峠を越えればほぼ終了と感じていた。


(誤)感じていた… → (正)勘違いしていた

途中の休憩スポットでトイレ休憩。
ろくに休憩もせず、食料も買い込まず走り出す。

画像11

さらに「道の駅 天城越え」にて、
もうちょっとで山岳のピークを過ぎると勘違い…

画像12

しばらく走ると、斜面が下りに転じる。
「おお!大したことなかったな!!」と陽気に速度を出す。
それまで左右を山に挟まれていた視界が不意に開く。
チェックポイント「河津七滝ループ橋」に到着。
本日の自転車はホイールハイトが60mmあり、横風の影響を受けやすい。
前荷重になっていない状況でこれは怖いwww
慣れるまで(左腕に体重を乗せハンドルに与圧を掛けた状態で走行)は
吹き飛ばされそうな接地感の無さに恐怖を感じながら走りました。

画像13

ルートはまだまだ先を示しています。
ループ橋を下った街並みを右折し、再び山岳地帯へ。
天城越えで600mほど登っています。
その前には200mほど?
そして、この先で100m&100mほど登り、そろそろ獲得標高は1000mに。
もう、素人には十分登ってきた感じがあるんですよ。

画像14

この先の伊豆西スカイラインは平たんなコースだと思っちゃうわけです。
(勝手な勘違い、なんというポジティブ)
そしてライトは持ってきていますが、いつものハブダイナモではない。
電池切れが命の危機に繋がります。
そんな背景もあり、この先はもう平坦で「がーーーっ!」と走れると
勘違い、勝手な期待を持っていました。
そして山を下り、西に海が見え始めたころ、
なんだかデジャブが…
道の駅花の三聖苑」melchior.Balthasar.casper.ではない。
去年、DAY.1の最終チェックポイントとして設定した場所です。
去年はここから宿に戻り、風呂に入り、美味しく海産物をいただいた。
…今年もそういう設定にすればよかった!!!!
激しく後悔しつつ、ホテルに帰らないと色々ダメなので再び走り出す。
自分の限界にチャレンジするのもいいが、身の丈を把握しないチャレンジは
無謀そのもの、計画は6割程度の負荷で作成しても良かったかも。

画像15

(こちら去年の画像)

画像16

デスマーチ…だれだコース設定したやつwww

先ずは、後半のコースを以下に。
海辺のローソンでそれなりに補給食(菓子パン)やドリンクを補充。
だが…、足りなかった。ドリンクが足りなかった。

画像17

食文化のパラダイス

画像18

からの…やまびこ荘近くにて。
このあたりから時間との戦いを感じる事となる。

画像19

迫る夕日、タイムアップという文字が脳裏をかすめつつ、
ホテルへの連絡時間をかなり気にしつつ、とはいえ、
帰着時刻が読めない現状で、どうしたものかと悩む。
ペダルはこぎ続けるものの、20分、30分、1時間と時間だけが無常に進む…

画像20

そして 16:30頃、なんとかスカイラインに出てくる。
※すでにフロントライトは点灯済。
安心したのもつかの間、とてつもない暴風とこの先に臨む登坂に絶望した。

画像21

どれくらい絶望したかというと、これくらい
食文化のパラダイス「青木」が画像の手前方向で、これだけ登ってきた。
この先は平たん/下りと信じていたが、いったん下ってまた登る…。
もう…ワイ、登るのは勘弁やでぇwwww

画像22

ライドで見るとこんな感じwww
トンネル設置はよ!!!!!!!

やはり、伊豆は南方で宿を取るのがベターな選択肢だと思います。
ここを1日でペロッと走れる方は、ある程度の変態だという事で。

画像23

覚悟を決めて走り出す。
幸い、ウエアはそれなりに対策していたので冷えすぎて身体が
動かなくなるという事は無かった。
登りはゆっくり、汗をかき過ぎないように、冷やさない程度の強度で。
下りはグローブをしっかり装着し、冷えすぎないよう配慮した。

画像24

とどまり続けたら死ぬ、後退・停滞はない。
悲壮な覚悟と自分ではとても強い意志をもって走り出す。
(いや、サイクリングってそんな決死の覚悟必要なものでしたか…???)
西伊豆スカイラインの暴風でハンドルを持っていかれそうになりながらの
下りはとても怖かった。ホイールハイトの影響なのだろうが、
自分は48mmまでのホイールしか持っていないが、48mmでも一度飛ばされ
落車した事があった。
自分には40mmハイト位までがいいのかなぁ?などと考えながら走る。

そして、ついに下界へ。
あたたかい、よくわからんが暖かいwwww
そして西伊豆スカイラインをノードリンクで走ってきた…(危ない)
西伊豆スカイラインで出会ったのは、鹿とぶつかったスイフトだけだった。
自動販売機で「やさしいゆず」をいただき、暖かさを実感する。
ここで生き返った。
なんというデスマーチ。

画像25

19:30 無事ゴール(9時間45分)

平均速度は14km/h程度だった。
デブなので登りは頑張れなかった。
頑張りすぎて汗をかくとまずいという言い訳もある。
とりあえず無事にゴールで来たので、ホテルへチェックインし温泉へ。

画像26

画像27

今回宿泊したへそホテルは非常に好感が持てた。
先ず、安かった。
コインランドリーがある(21:00まで)
食事は原則無いが車があれば、外食にいける。
温泉がある。
マッサージチェアがある。

※ホテルのサイトはこちらから。

画像28

身の回りを整えた後、明日(鹿野いち)に向けたエネルギー調達。
 coco壱番屋が近くにあったので、手仕込みとんかつ+ほうれん草
 いつもはご飯200gだが、通常の300gにした。
 辛さも1辛→普通にし、ご飯とほうれん草・お肉を中心にエネルギーを
 身体に注ぎ込む事に集中しました。

画像29

食後、ホテルに戻り、水を多く摂取して就寝。
足腰腕は良く揉んでおいたのでそれほど痛くはない。
これなら明日は大丈夫かな。
(鹿野いち編に続きます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?