2023/10/7-9の和田さん騎乗結果


おさらい

先週末の和田さんは2-2-3-18。
最近開催週で2勝することが増えて嬉しい……。
ただ京都大賞典はちょっとスッキリしないと言うかモヤモヤっとした内容だった。
いや、誰が悪いとかそういう話では全くなく。とにかく振り返っていこう。

重賞回顧

京都大賞典:ディープボンド…3着

スタートして軽く促しただけで番手に付けて…と思ったら、1コーナー手前辺りで左から来たボッケリーニが内に進路を取って挟まれそうになった為立ち上がって下げてく和田さん。一瞬後ろ振り向く浜中騎手。おいおい大丈夫かしら…と思ってたけど、後の発表ではこの時の制裁判定は一切無かったので、勝負の駆け引きの範疇と取られたのだろう。
んでその後はポジションもうちょい下がって更に不安が募る。3-4コーナーからやっとやっと促して外から上がるも進出具合が悪く直線で中団後方!これは不味い!!
と思ったらそっから長ーーーーーい脚使って加速してくも最後届ききれず3着まで!!勝ったのはプラダリア!!
なんかこう……色々とスッキリしないぞ!と思って和田さんのコメント待ってたけど色々意図があったみたいで。

「今日の結果からしたら枠を生かせず申し訳なかったです。春の競馬も見越して先生(調教師)からはリズム良く溜める競馬をしたいということで、こちらの注文に馬は応えてくれました。次に向けては悲観する内容ではありませんでした。急かす競馬をして目標にされてやられているので、今回の競馬がGIに生きてきたらいいですね。全体的にいつもしっかり走ってくれる馬です」

https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_30414.html

どうやら大久保師の判断で、来年の春を見越して敢えて溜める競馬を試してみたとのこと。なるほど、そういうことか。それなら納得…

…したいんだけども、個人的には今もずっとモヤモヤ残る。
確かに今まで先行押し切りの形で目標にされたことはある。ただディープボンド自身が差し競馬をしたことは実は初めてではなく、東スポでは「ディープボンドの新しい武器!」なんて言ってたけど、2021年阪神大賞典ではスローから何とか差し切り勝ちもしてる訳でして。

んでその後の2022年天皇賞春では、大久保師がこんなコメント残してたり、

(阪神大賞典の内容は)昨年より派手な勝ち方ではありませんでした。しかしこの馬にとって得意では無い流れの中で勝ってくれたので、今年の方が強い勝ち方をしてくれたと思います。

https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_26340.html

実際今年の阪神大賞典はスローから決め手勝負になって5着に敗退したりしたし。

今から貯める競馬するの…?って疑問符がどうしても頭を過るのよね。
これが例えば本来だったら好位から差し狙う形で、今回は1コーナー手前でゴチャゴチャした分後ろになっちゃったから敢えて後方から試した!とかならまだ分からなくも無いけど。
個人的には陣営の悩む気持ちも凄く分かるけど、ズブいズブい言われようが目標にされがちであろうが、ディープボンドの最大の武器はスタートとその二の脚の良さ・先行力・機動力の良さだと思ってるので、それを活かさない競馬のスタイルにはなってほしくないなぁ…と思う次第。
次走はどうなるかなぁ。

その他レース回顧

10/7土曜

この日は午後から生で観戦しに行ったよ!

午前は間に合わなかったけどガラシュが内枠から上手く運んで3着。まだまだ怖がりで余裕が無さそうだけど、京都替わりが良かった形かな。
モスコビウムは6頭立てだけど4着で初の掲示板。レースをまだ分かってない部分があるみたいだけどボチボチ良くなりつはあるのかしら。
ノビルは道中先行は出来てたけど4コーナー辺りから飲み込まれ。オーナーさん曰く次はダート短距離試すみたいで、機動力活かせる展開になれば面白そうな。
ルショコラが初京都合うと思ったら見事にハマって2着!後少しだったんだけどなぁ。
ララヴォルシエルは外から脚伸ばしてくるも皆上がり早くて前が止まらず。開幕週きつかったか、それでも33.5の上がりは良く出してるし復調しつつあるね。
トーホウディアスは大箱で距離伸ばして惜しくも勝ち馬と0.1秒差3着。後一押しなんだけどなー!
タガノクリステルと共に出走したサトノテンペストはサトノ6着タガノ7着の並びに。サトノは真ん中に近い内枠で揉まれてしんどかったし、タガノはパサパサダートと中一週がしんどかったかなぁ。

そんなこんなで観戦は楽しかったけど目の前勝利は見られず…。いつか見てぇよー!

10/8日曜

ステイチューンドは出足悪くて後方追走もそこから差してきて2着。1200mでも崩れてないけど1400でも良さそうな。
エマロアはゲートで首が下がった瞬間にゲート開いて、更に躓く不運コンボ。切れないから何とかゲートしっかりでて押し切る競馬をしたいね…。
プレイリードリームは久しぶりにしては良いレースだったけど、リンフレスカンテに先着を許す。ただこちらもゲート難が相変わらず…。
クレメダンジュはサーマルソアリングが強かったとはいえ、スタート直後に二の脚が付かなかったのは痛かった。それでも4着だったしがんばた。前走は躓く不運だったし、癖にならないことを祈る。
クリノマジンは最後の直線で進路がない不運があったけど、それでも最内からよくぞ伸びてきた。また京都で見てみたかったけど次は12/16阪神まで待つみたい。復調の気配はガッチリ掴んだはず。
ミラクルはまたもゲートが出遅れる。最後はだいぶ詰めてるだけにここ暫く悪化したゲート出が何とか少しでも改善してほしいんだがなぁ…。

10/9月曜

この日はマイネルティグレとギーロカスタルで勝利!
マイネルティグレはマイネルフラップやマイネルジェロディの弟、道悪得意な一族だったけどこの子もそうだったみたいで。
ギーロカスタルは前走勝った時と同じく外枠の道悪ダートで休み運んで連勝。条件ハマると強いだけに、今後条件ハマらない時にどう立ち回るかがカギか。
シリウスは内枠から番手で進んだけどもうちょいプレッシャー受けない外枠とかの方が良いかな。
コスモララバイは3番手から卒なく走って4着。Machiavellianのクロスが効いてるからか芝でも難なく走れるみたいだし、良馬場でも見てみたいね。
チークタイムは距離延長で3番手から進めるも4コーナー辺りから進み悪く。母父エイシンフラッシュで道悪行けるかと思ってたが良馬場向きかねぇ…。

週末の展望

3日間開催と重賞でえらい書くの時間掛かった結果もう今週末の出馬表出ちゃったよ!

秋華賞はフェアエールングが4/5抽選を落としてしまい残念無念。去年のエリオトローピオに続きクジ運ががが。
日曜少なめなの残念だけど土曜が11鞍まで増えたのは嬉しいね。川村師祭り!
新馬も500kg超のオルフェ産駒やカレン冠名オーナーさんの新馬でどっちも気になるだよもん。

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