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[第0回] マガジンの概要(改訂:生徒指導提要)

とぽます、です。
今回から、改訂された生徒指導提要について書いていきます。

こちらからダウンロードできます。

何を書くか

生徒指導提要とは、

小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等について、時代の変化に即して網羅的にまとめ、生徒指導の実践に際し教職員間や学校間で共通理解を図り、組織的・体系的な取組を進めることができるよう、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書として作成したものです。

文部科学省

とあるように、「生徒指導」についてまとめた文書になります。
引用文中にも「時代の変化に即して」とあるように、このたび改訂版が出されました。

そこで、本マガジンでは、改訂された生徒指導提要を読みながら、

  • 比較:従来版と何が変わったか

  • 考察:これからの時代に求められる「生徒指導」とは

を書いていきます。

ノートは各節ごと(生徒指導提要で1.1のように見出しがつけられている単位)に区切ろうかと思います。
合計で300ページもありますから、いつまでに終わるかはわかりませんが、ゆっくりと書いていきたいと思います。

参照する資料

冒頭に挙げた生徒指導提要(改訂版) のほかには以下のものを参照するつもりです。

  • 生徒指導提要(従来版)
    改訂版と同様に、ウェブで従来版を読むことができます。
    私は冊子体のものを所有していますので、そちらを参照しますが、内容におそらく違いは無いでしょう。

  • 各メディアの記事
    なるべく自分の言葉で書くことを心掛けたいですが、適宜、新聞の記事などを引用します。

  • 改訂に関する会議記録
    文部科学省のHPには、生徒指導提要改訂に関しての会議記録が公開されています。改訂のねらいについて考察する際に引用します。

注意事項

  1. 内容の不確実性
    私は、教育の専門家でない、ただの教職志望学生です。そのため、このマガジンに書く生徒指導提要の解釈や考察について、不確実・不正確な内容を含む可能性があります。
    そのため、「生徒指導はかくあるべき」ということを言いたいのではなく、「とぽますは生徒指導提要を読んで、こう考えているのだな」と受け取っていただければ幸いです。
    (コメントでの指摘・建設的意見はむしろ大変ありがたいです。)

  2. 引用の禁止
    1.の内容に関連して、本マガジンの内容をレポート・論文等に引用することはご遠慮ください。正確性を保証できないためです。
    noteの記事を引用してレポート等を書く人はいないと思いますが、wikiコピペレポートなどもあると聞きますので、念のため明記しておきます。

これらの注意事項は毎ノート冒頭に書くつもりです。
また、適宜、追記や編集を加えます。

おまけ:新しい「生徒指導提要」

さて、所信表明のような記事だけで終わるというのも退屈ですから、改訂版のシン生徒指導提要を眺めてみましょう。

表紙と局長のまえがきを読み、1ページを開くと、10ページまで目次がずらっと並びます。

…この目次、理数系の方にはピンときませんか?
章立てやページの表示、そして青太字のハイパーリンク。

そう!この新しい生徒指導提要は、なんと$${\LaTeX}$$ で作られているのです。299ページの下段を見てみましょう。\footnote ($${\LaTeX}$$ のコマンドの1つで、枠外に注釈を書くときに使う。)で書ける場所です。

なお、本デジタルテキストは、科学論文作成用のフリーソフト $${\LaTeX}$$ 2$${\varepsilon}$$で組版を行っている。

(改訂版) 生徒指導提要

やはり、$${ \LaTeX}$$の便利さは文部科学省も認めるところなのでしょう。
私も$${\LaTeX}$$ を教育現場でも活用できるよう、研究を続けていきたいなというところで、今回のノートは終わりです。