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はじまりのお話し


Re:はじまりのお話

 己が身を称して「少女」や「彼女」、「かの者」などとは烏滸がましい気がする時頃。
忘れることのなかった、一度閉ざした本を再び開くことになったお話しからはじめましょう。
そうこれは一度閉ざした本。
一度は終幕を迎えた物語。
だというのに今更になってタイトルを書き換え、著者名を変え、別の物語として開きなおした絵本。

ご機嫌よう皆様

 唐突に何の話かという気持ちでしょうが、申し訳ありません。
初めにはどうしてもこれを書いておきたいと思い至った次第でございます。
勢いでnoteを始めてみたのは良いものの、何事もはじまりというものには相応の意味を求めてしまいがちなのです。
故にわたくし自身の区切りとしても簡単にお話を書かせていただきたい、と。
 一応ですが、わたくしは自身の過去やリアルなお話を隠すことも公言することもあまりしたくないと考えています。
必要性があったりお話の内容を考えてある程度なら、という事もあるとは思いますがわたくしのスタンスとして
わたくし自身は「バーチャルなキャラクターで現実とは別のもの」ではない
とご理解いただきたいのです。
言ってしまえばこのインターネット上で活動するための顔と名前を得ただけの存在だと思っていただければ幸いです。
その上での、お話しです。

誰にでも過去は存在する

 都度お話ししている気がしますが、わたくしは十数年配信活動をしていた経歴があります。
決して大きくない、けれども年数だけ重ねてしまった。という表現が正しいのでしょう。検索をすれば出てくる程度のものです。
色々な事やリアル多忙に左右され配信ができなくなり、またVという新しい配信スタイルが登場したことで過疎化が進み、気持ち的にどうすることもできなくなったのがわたくしの中での配信活動の区切りでした。
勿論前世、というものではありませんし現在もその名前で配信とは別の形で活動を多少しております。
 ではなぜその名を捨てて今「トーフェル」としてここにいるのかというと、実は至極簡単な理由なのです。
別の活動があまりにもメインになってしまったが故に配信活動を知らない人が増えすぎてしまったのです。
ですので可能であれば以前までのわたくしのまま配信をしていたかもしれません。
けれどそれは不可能でしたし、何よりわたくし自身のリアルとあまりに近すぎたのです。
その名は今現実の名前と同義であるのです。それに今の配信者、活動者さんにはありふれた名前すぎたのです。

その過去の物語は一つの絵本として

 わたくしは以前の配信活動を一つの絵本としてよく話していました。
ですので配信を最後にした際の当時のブログにもそういったお話が載っていたのです。
それをもってして、一応自分では区切りをつけたのです。
一つのお話として、完結させたのです。
 未練がないかと問われればそれはあります。ですがそれでもわたくしは区切りを設けたのです。
無論その当時は人との距離感が今以上に下手でしたので色々な事をしでかしましたが、それでもそれらも含めて一つの物語として。
大したことのない栄光も、挫折も苦悩もすべて綴り終えてペンを置いたのです。
本としてまとめ上げて閉ざしたのです。
振り返る行為はあっても、そのお話に続きは生み出されるべきではないと考えたのです。

インターネット活動者というもの

 そもそもわたくしは配信者という自覚もなくただ楽しく配信活動をしておりましたので、今の活動者という分類や歌い手、配信者VTuber等に詳しくはないのです。
そんな状況で数年ぶりに配信をしよう、歌も絵もゲーム実況もたくさんの事を今一度やってみようと思い立ったところで状況は変わりすぎていました。
活動準備期間なるものも未だに理解できていませんし、知らない間に不思議な文化が増えたのだなあという気持ちでいるのです。
 収益化もその一つです。
わたくしはあくまで趣味で様々な事を行いたいのです。そこに金銭が発生しては義務になる、楽しくなくなると考えているのです。
常に楽しく、面白いことを精一杯楽しんで生きていたいのです。
ですからわたくしは配信に関しては収益化を目的には持っていないので、周囲の方々と目標とする場所が違うのです。
 では一体どんな活動者、配信者になりたいのか?と問われてもそこに答えは無いのです。
そこがスタートでありゴールでもあるのです。
だからこそ新しい名前を得て、初めてインターネットで活動する体を得るという行為に対する考え方は他とはおそらく多分に異なるのです。

承認欲求の加速したインターネット現代

 承認欲求という言葉が、わたくしが配信をしていない間にネット上では当たり前の言語となった気がします。存在しなかったとは申しませんが、かなり大衆に認知されるようになったなあという認識なのです。
悪い言葉ではありませんが、少々加速しすぎている気がしてならないのです。
 正直わたくしは心も体も弱いので、他者に自分の存在を認めてもらわないとなんて考えると逆に恐ろしくて耐えられないのです。
幼少期からネット上に存在していて己の作品をアップロードさせていますが、そんな脆弱な精神なので放流したらあとは知ったものではないのです。むしろ知りたくないのです。
小説もイラストも配信もなにもかも、誰かからの反応を期待して行うことが逆に恐ろしい事だと思ってしまうのです。
 だからこそ現代の加速した承認欲求を抱えた皆様は、わたくしにとってある種の尊敬できる存在なのです。
肥大化した承認欲求が問題になっているそうですがむしろそう考えられるのは一定以上に強い精神があるからでしょうとわたくしは思っております。
 とは申しましても、それを目標として掲げることはできそうはありません。わたくしはあくまでわたくしらしく。それ以上も以下もできそうにありませんので、できることを楽しんでやっていく。その過程で誰かに喜んでいただけるならこの上なく嬉しい事です。生涯エンタメ業界から離れられない身としては仕方のない事なのかもしれませんね。
 数字にとらわれることなく、基本的にフリーにやっていくのがわたくしなのかもしれませんね。そういったことを考えるのが苦手というのもありますけれども。
、、、もとより数字が極端に苦手ですから、こればかりは諦めましょうね。

トーフェルとして歩んでいく

 この身を得て、この名を得て、これから歩んでいくことを決めましたが目標もなくありのままそこにいるだけ。それでわたくしは十分だと思っているのです。
色々と難しい事を考えたり、設定を考えたりも面倒なので諦めましょう。結局ボロボロしてしまいますからね。
もしかすると活動をしていく中で色々と演じる機会が増えたりするかもしれませんが、あくまで自分らしく現実でもネットでも生きていけたら素敵だなあと思うのです。
 けれどわたくしもインターネット上での経験値は高いので、フェイクも沢山使用致しますよ。
ありのままという言葉をそのまま受け取ってはいけません、というのも不思議ですが、、、そもそもわたくし自身がそんなよくわからない存在ですから仕方がありません。
 ちょっと普通じゃないところは沢山掘れば出てくるものが多いかも知れませんですね。
魔術に詳しく魔女として活動していた過去もありますし、普通の方以上に色々な内容に頭が回ってしまうせいで展開の先が読めてしまったり、世の流れに敏感というにはかなり早い段階での先見の明があるような事がある、、、といいますか、現実を自らの望む方向に導いているといいますか、、、
 そんな事も含めて、不必要に公言することはないですが逆に当たり前に話すことはあるのでしょうね。

 ちなみに先述の小見出しともつながりますが、決してわたくしを推しとして全力で追う行為はしない方がよいですよ。
疲れてしまいますから。
わたくしの事はあくまでお暇なときに、手すきの時にちょっとだけ見ておく程度に留めておいてくださいまし。
今時推し活など皆様にとっての推し様がいらっしゃいますでしょうから、わたくしをその枠にいれないでくださいね。困ってしまいますので。

小話:「トーフェル」ができるまで

 トーフェルの由来はヘブライ語の分詞であるtophelから頂戴しております。意味は「嘘を吐く」というものだそうですよ?
白々しく言うつもりはありませんが、正直悩みに悩んだ結果推しから一部を回収した名前といたしました。
 考えれば元々の名前で十年以上リアルもネットも活動しているので、新しく名前を今更考えるという行為にかなり頭を悩ませました。
とはいえ使用している名前がいくつかあるのでその中の一つから、つなげて連れてきた結果、推しと同じところに行きついたというのが正しいのかもしれませんね。
 どちらかといえばこの姿のほうが先に完成していたと思います。
自身と切っても切れない縁のある赤い爬虫類と目隠し。男性でも女性でもどちらでも構わない性別と露出の少ない姿。前下がりボブかクラゲに近いウルフヘアにしようと考えた時点でほとんど完成図でした。
衣装は都度変わるので仕方がないと思いますが、アイデンティティに目隠しを持ってきたのはVになろうとしているのにどうなのかという感じですが、、、

それではお疲れ様でした

 長々書いてきたとお思いになられる文章で大変申し訳なく思うところですが、読まれることをあまり想定していないのが本音です。
取り留めもなく書くだけなら何万字でも書けますから、このあたりでお仕舞としておくのが無難かと思います。
 恐ろしいことにわたくしの特徴として、一人でならば話すことも歌うこともどんな作業であっても六時間は苦労なく余裕で費やせてしまうのです。
、、、耐久配信はしませんですよ。見ている側が辛くなりがちですからね、ああいったものは。

最後に:Noteの使い方について

 X(Twitter)や配信と違って比較的ゆるく、何をしてもいいところと思わせてくださいまし。
トーフェル名義のものはここにまとめようと思う次第ですの。
長くなりそうな自分語りのレシートや、簡単な執筆として台本やシナリオ、創作も上がるかもしれません。
 特に見てほしいわけでもないので、わたくしも皆様も気楽に。たまに何か書いてあったりするようなものになるとよいな思います。

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