学生ドルオタ総決算

大学生になって、新しい自分になりたくて、高校の部活の卒業旅行の帰り、地元のヨーカドーでNEWSの手越くんが表紙のWink Upを買ってから早4年。わたしは手越担にはならず中島健人くんの担当になり、さらにあっちこっちをかじって泣き笑い、今はKぽのオタクをしています。色々ありましたが、わたしはオタクじゃないと生きてけない方の人間なんだなあと実感することが多く、お金の使い方とかオタクとお金のこととか、たまにツイートする信念とか、自分のオタク倫理みたいなものとかをまとめてみたいな…とこれを書いています。

・アルバイトとお金の工面、やってみたかったアルバイトと得たもの

 コンビニ(3年弱・月3~1万)

 結婚式場(1年半・月3~1万・毎月使えるのはここから1万+少々のみ)

 単発(ライン作業・販売・日給8千~9千)

 大学OC(1・2・4年次・日給8千・交通費込・弁当付)

以上がわたしの経験したことがあるアルバイトです。他にもゼミの調査で稼いだりしていたけど割愛。大体月2万位で回してました。

1・2年の頃は全然遊ばず、食費も当時の交際相手持ちだったのと真面目にコンビニのシフトを入れていたので比較的余裕のあるオタクでした。衝動で公演チケ(定価以上)を買うくらい…友だちも少なく、フォローしているオタクも少なく平穏に生きていたかなあと思います。ただ、タレコミを覗くようになって一時期精神状態が不安定になりました。なんでわたしは複数名義持ってないんだろうとか、この界隈の闇、列に並ぶ勇気がないんだろうとか、全ステできないのはお金がないからだとか、めちゃくちゃしんどかった!Jr.担になりかけてたころがいちばん辛かった!会えそうで会えない、届きそうで届かない、私生活が透けて見えるくらい近いし、東京に住んでるから余計にヤラカシになれない振り切りの悪さが辛かったです。ならなくてよかったね。

3・4年はオタ活というより、オタクとの交際費とか(デパコスまでいかないものの)化粧品にお金がかかった気がします。死ぬほどハニトー食べたの楽しかったし、自分が化粧できるようになるの面白かった。そこで前向きな消費とか、切るべき、自分にとっては不要なコミュニティとかの判断をできるようになり成長したなと思いました。大事なのは一緒にいて楽しいこと、身分とか立場とかを超えてもそれを気にせず同じレベルで話せるかだと感じています。

お金の工面は2年の夏にSZのFCに入って、チケットが優先的に取れる環境ができてからは常にカツカツだった気がします。授業受けながら内職するんだけど、それが今月振込のチケ代除いていくら使えるか、とかなんだよね。そこで単発工場入らないと無理だ!って入れたりして、名義ブラリ入りさせないため、公演のためなら何でもやるよ!のスタンスになりました。だから、就職先を決めるのにも仕事内容はぶっちゃけ割とどうでもよくて(特殊なケースだとは思うけど、自分はSEもやってみたかったし管理系もやってみたかったしこれまでの経験からなんでも楽しめるんだろうと思っているため)、お給料とその会社が今後成長…とまではいかなくても、立ち行かなくなる可能性の低い業種であることとかを重視していました。職場に楽しみなくても他に楽しみがあれば生きていけるよね!全部並行世界だよ!

得たものとしては上で書いた仕事は仕事!趣味は趣味!みたいな職業観(?)のようなものと、色んな社会の仕組みとか裏側を知る機会、人との接し方、営業用スマイル、接客術、他人への+αの気遣いの仕方、敬語の使い方、お金位かな…。

やってみたかったアルバイトはキャバクラとかスナックの仕事、夜勤てやつ。これは顔に自信がなきゃできないかな…とか思っていたんですが、1人暮らしだったら絶対にやってたと思う。実家暮らしだからできなかったけど、欲しいもののためなら全然やるよ!という気持ち…。ジャニオタで大好きなおねえさんがやっていて、これこそ身を削って得た金……その本気度というか何が何でも全部自分で叶える自分のしあわせは全部自分にしか作れない!の体現て気がして羨ましい。

・お金をかけたこと

 ジャニオタのころ…紙媒体、CD

 とにかく毎月膨大な量テキストが世に出る。勝手につぎはぎのアイドル像を作って「そういうとこだよ!」って好きを叫ぶのが特技で趣味だからたまらなかったです。それに他Gで気になった子のことを知るために1番いい素材。大学生協で15%引きで買ってた。ドル誌5誌ではWUが1番、次点はポポロ。WUの衣装と写真の雰囲気、紙質が好き。ポポロは企画がぶっちぎりで低年齢向けで面白い。推しGのカレンダーがワニブックスから出るのは1年の勝利を意味します。一時期は麻薬みたいに朝2限前に生協行ってドル誌テレビ誌5冊一気買いとかしていた。あれこそ浪費…2年前に買ったテレビ誌の解体まだできてない。

 CDは基本1枚、特典を厳選して買う。シングルは自担のソロ曲収録があるときだけ、アルバムは1枚必須と決めていました。あと過去のシングルでも聴きたい曲があったらタワレコオンラインでぽちってた。だんだん特典がかゆいところに手が届く的な、オタクが欲しくなっちゃうやつばっかりだったから複数買いが当然になっていった気がします。ジャニのCD買うならタワレコオンラインがおすすめ!新譜でも予約商品でも大体割引価格だし、ポイントがアホみたいに貯まる。ぜひ。

案外公演にはお金かけてないようです。大体毎回1公演しか入らなかったからかな…。でも毎回あともう1回入りたい!て騒いだし名義増やそうね。名義も1名義しかないから、複数チケとれないことも手伝って。でもジャニワはS席にしたよ、お金で買える権利は買っとく!と生まれて初めてアリーナ席(1階席)に入ったんだった。

 Kぽオタになってから…CD・交際費(割愛)

CD複数出るのが当然、買うのも当然、買わないやつは本物のペンじゃないです!みたいな風潮が強くないですか?あと積むことが美徳とされすぎでは…?特典が違うとかではなく正真正銘、親に説明するにも紛れもなく同じ物を複数買うのには未だに抵抗があります。わたしの感覚では、それが欲しくて買う分には全然苦痛じゃないし、1位とれるか危ういかも…みたいなグループであればますます積んだる…!という気持ちにもなる。でも一定の稼ぎがない学生の身分からしたら1位ほぼ確定のグループのあんまり欲しくないCDに積むのって非常に合理的じゃなくて、そんなことするくらいなら化粧品買うし今後の公演に備えて貯めるよね。なので、欲しいときに欲しいものを買うことに決めました。あと、積んだ自慢とかする社会人になりたくない。重いとか、金がないだとか言いながら積みたくない。以上です。

あと、身分相応のオタ活って…と考えるいい機会でした。自分よりも年下でもペンサ行ったり海外公演入ってたりする子はたくさんいて、わたしはそういう子たちのことが羨ましいと感じる反面、その裏にある色々の犠牲とかを考えたらそこまでする感覚が理解できないので恐怖だった。授業切ってバイトしてバイトして公演入って楽しければいいけど、それがオタクとしての格付け的な、マウントとるための要素になってる気がしてならない。まず授業切ってバイトから理解できなくて、何のために大学行ってんの?確かにアイドルの今は今しかないし何が起きるか分からないけど、自分の人生もまた然りでしょ?って思っている。わたしの中学時代からの夢は、エリートというかきちんとした大人のオタクになることで、そこにはもちろん賢いこととか仕事ができることとか、現実をきちんと生きてきちんと稼げることとかが含まれてて、そのためには大学在学中にできることはきちんとやっておこうという気持ちがあるのです。アイドルの今も、自分の今も確かに大事な今なんだけど、優先度を付けろと言われたら圧倒的に自分の今しかできないこと、今やるべきことを優先する。社会人になったらもっとお金が手に入る、それからでも遅くないこと(お金に物を言わせてどうにかできること)ってたくさんあると思う。体力と休みが許す限りだろうけど、わたしはそこに懸けています。

以上総決算でした。ちょっと早いけどば~っと書いてみた。金額出せたら面白いんだけど、もういくら使ったかなんてわかんないし、あんまり振り返りたくない!というか物理的に不可能…雑誌買いすぎ…。同人誌「悪友」に便乗しました。誰かに面白がってもらえたらいいな。

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