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無自覚なスマホ閲覧時間を減らすためには(0)~考えるきっかけ~

約2年前のスマホ閲覧時間

これは2020年11月21日17:41分時点での私のスクリーンタイムです。

まだこの時、17時半なのでこれ以降もスマホを眺めていただろうから合計8,9時間は見ていたのではないかと思います。

私は社会人6年目くらいからスマートホンを持ち始めた。
(デザインの優秀性を極めたiPhone5を。)

確か2012年だった。
スマートホンから得られる情報量の多さ、楽しさにスマートホンを触り続けた。

それからSNSや各種コンテンツはよりバリュエーションを持ち、スマートホンの可能性は拡張し続けた。

それに促されるままに許容し続け、私のスクリーンタイムの時間は増え続けた。

その結果が、2020年11月21日の私になっていた。

その時からスマホを見過ぎているという自覚症状はあった。

朝を起きた時から眼は疲れ、頭もボーっとしている。
フリックし過ぎで、親指が痛い。

そんなスマホを使い過ぎの自覚症状はあるのに、スキマ時間があればスマートホンを触り続けた。

なんとなくこのままではダメだと、2021年から思うようになった。
(だからほぼ無自覚に9年間スマートホンを見続けていたことになる。)

そんな時、アンデシュ・ハンセンが書いた「スマホ脳」という本が世界的に売れた。(日本でも発行部数は60万部を超えているとのこと。)

興味を持ったのはこの本を題材にした岡田斗司夫さんの動画を観て自分は興味を持ったと思う。

これは自分が読まなければいけない本だと思い、Kindleで購入した。

内容を一部抜粋。

・報酬システムを激しく作動させるのは、お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験のいずれでもなく、それに対する 期待だ。

アンデシュ・ハンセン著 スマホ脳より

・このような企業の多くは、行動科学や脳科学の専門家を雇っている。そのアプリが極力効果的に脳の報酬システムを直撃し、最大限の依存性を実現するためにだ。
※注釈「このような企業」・・・・MetaやsnapchatなどのSNS運営会社

アンデシュ・ハンセン著 スマホ脳より

・デジタルな娯楽の間を行ったり来たりするのは、情報を効率よく取り入れていると思いがちだ。だがそれはあくまで表面的なもので、情報がしっかり頭に入るわけではない。
それなのに続けてしまう「原動力」は、そうすることが好きだから。そう、ドーパミンが放出されるからだ。

アンデシュ・ハンセン著 スマホ脳より

今見ても、どれもえぐいパンチラインだけど、その時もみぞおちを殴られ続けるくらいのショックを受けながら内容に納得性を感じた。

私がこの本から受け取ったメッセージとしては、私はスマホを主体的に見ているのではなく、見せられている(コンテンツを作っている企業に)ということでした。

そこからどうやって自分のスマホ閲覧時間を減らそうかと意識的に考えるようになった。

ただ、基本的にスマートホンを通した情報収集も享受できることが沢山ありメリットを感じているので、今も基本的には1週間平均で4時間くらいは見ている。
無自覚にスマートホンを見ている時間を減らしたいと考えるようになった。

先週のスクリーンタイム

過去から3-4時間減ってはきているので、何をしたか書いていけたらと思います。

アプローチについて別の投稿で書いていきます。

補足

今もスマートホンを無自覚に見てしまうときはあって、スクリーンタイムを見て戒めるようにしています。

客観的に見るとやはり煩悩だらけなアプリラインナップ。。

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