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iPhoneを素で持つ(所感)

最近、タイトルにあります通り、iPhoneを素で持つようになりました。


iPhone12(背面)

「えっそれはあまりにも危険過ぎやしないかっ!」と過去の自分が言ってきます。

そうあまりにも危険過ぎるのです。

かつて何度か落とし、いずれもスマホケースによって保護され、事なきを得た経験を何度もしてきました。

スマホというのはそういう落とすリスクが異常に高い物質だという認識はとてもあります。

しかし、先日愛聴しているポッドキャストimagecastの回でiPhoneを素で持つことに触れるエピソードがありました。

(エピソード中の名言※一部抜粋)
・iPhoneは本体そのまんまが一番美しいんで。
・何かをつけたところで美しさを毀損するだけにすぎないっていう。
・値段なりの工芸品として作りこみ具合というか、さすがにそういうものを感じるざるを得ないなと思いました。

imagecast#191「本能的な良さ」より

これを聴いてから、あれもしかして自分は「高額なiPhoneを充分に体感していないのではっ。」と思うようになりました。

さすがに完全に素で持つのは怖いのでは、Ankerの出しているマグネット式のスマホリングを着けています。


それなりのホールド感があります。さすが2,000円

素で持ち始めてから3週間くらいは経過したかと思います。

今まではappleが推奨しているiPhoneケースを使用していました。
その時はまあプラスチックを持っているという感覚しか味わったことしかありません。

しかし、素で持つ様になってから、iPhoneを持っている、実機を直で持っているという感覚が毎回手から伝わってくるようになりました。
今までのプラスチックを持っているという感覚とは明らかに違うのです。

それまで写真を取ることやXを使うためのアプリを使うデバイスという認識からiPhoneという洗練された、優秀性を極めた工芸品を触っているという認識に変化しました。

優れたプロダクトデザイナーが、優秀性を追求するための潤沢な予算を持って、素材選びに始まり、滑らかな流線形を出すことに心血を注ぎ、辿り着いた先の製品がこのiPhoneであることを手から感じるようになったのです。

若干やや妄想味というか想像力豊か系ではあるので、感じ過ぎかもしれませんが、知覚の変化はかなりあると思います。
これを地肌で触ることもわざわざ高額なiPhoneを選択することの1つかもしれないと思いました。

幸い、まだなんとかiPhoneを落とす目には合っていません。
しかし、それはやってくるのです。
「iPhoneを落とす」は突然に。

小田和正Oh!Yeah!/「ラブ・ストーリーは突然に」

それはわかっているのです。
それでも、この素材を楽しむ感じを今は優先したいなと思いました。

imagecastはプロダクトデザインをしているお二人がパーソナリティなので違った見地から学びを教えてくれる番組だなと思います。

おわり

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