こんにちは、toothpastes magazineです
はじめましての方も、お久しぶりの方も。
もうすっかりあかい日差しに夏の気配を馴染ませている太陽の元でいかがお過ごしでしょうか。
2019年12月に私たちtoothpastes magazineの創刊号がリリースされてからもうすぐ半年が経とうとしています。
先号では「強さとうつくしさ」をテーマに、20代の今を生きる私たちの眼差しを雑誌を通してお届けしました。
私たちの元から全国に、また日本を飛び出して海外にまで飛んで行った100冊+は読者の皆様にどんな目線をお届けできたでしょうか。
改めて、購入してくださった皆様、モデルやコントリビューターとして参加してくれたアビリティ溢れるみなさん、本当にありがとうございました。
変わって2020年現在、ようやく新しい十年が始まったというのに世界中がコロナ禍にあり、全ての物事がストップしています。
すぐ先の未来を想像することも難しい日々の中で、少し立ち止まって今を見つめなおしたり過去を振り返ったりしている人も多いのではないでしょうか。
一度は売り切れてしまったtoothpastes magazine issue.01ですが、この度、今日を生き抜く私たちを祝福して全13コンテンツの中から6つの記事を開放することにしました。
カヅキのメインコラムから、ユウナが新たに書き下ろした映画のススメ、カナの回想録まで編集部3人のオリジナルはもちろん、
未来の教育を考える鳥居紗歩ちゃんのインタビューと、「らしさ」についてユウナ&星野菜々子ちゃんが語ったトークレコードも含みます。
お家にいるばかりなのに心が落ち着かない毎日ですが、少しでも日々の輪郭を取り直すきっかけになれば嬉しいです。
自由に読んで、広げてみてください。
それでは今日も私たちの健康とハッピーを祈っています。
2020.05.12
toothpastes magazine
カヅキ、ユウナ、カナ
<以下、issue.01 ステートメント>
『そんなの、あたりまえじゃん。』
って言葉とともにバッサリ切り落とされた私の思考は、拾い集める前に何処かへ吸い込まれていっちゃった。
吸い込まれた先は、「社会」だったかもしれないし、「歴史的背景」だったかもしれないし、どこかの誰かが得するためだけに作られた「ルール」だったかもしれない。
ほんとにそのままで大丈夫?奪い返さなくていいの?
私の中にまだ少しだけ残っていた(疑問・反抗心・後悔・期待・野望)がフツフツと揺れている。
なんて考えながら、ぼんやりと歯磨きをしていた。
眠い目をこすって時計を見れば、長針はもうすでに0時に差し掛かっている。
急がなきゃ。今日が過去になってしまう前に。
そういう事で、はじまりました。トゥースペースツ。よろしくお願いします。