お茶の水ニコライ堂 20200215

画像1 お茶の水にあるニコライ堂を描いてみました。 このニコライ堂も、こないだの旧岩崎邸と同じく、日本近代建築の父ジョサイア・コンドルの設計です。 しかも、日本に現存するコンドル 建築のうち、最も出来たのが古いお宝建築です。 と、いいながら、見た感じは、ものすごく風変わりな教会です。 このニコライ堂は、今はお茶の水のビルの谷間に埋れていて、歩いていて突然現れてビックリみたいな建物ですが、明治時代にはお茶の水の高台に立ち遠くからも目立つランドマークタワーだったそうです。
画像2 ニコライ堂ってなんだかヘンテコリンな姿、形だなあと思っていたら、ギリシャ正教系の教会だそうです。つまり、ロシアの影響を受けた教会なんですね。言われてみればモスクワの赤の広場のヘンテコリンな教会の感じに似てるなあと納得しました。 佐々木譲の小説「抵抗都市」は、日露戦争で日本がロシアに敗けていたら、その後の日本はどうなっていたのかという空想歴史小説です。その本では、日露戦争敗戦後に日本はロシアに占領され、ニコライ堂が東京の中心になっているそうです。 歴史が違っていれば、惜しかったなニコライ堂。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?