見出し画像

コロナに罹患する〜二日目〜

〜一日目〜


起床しても熱っぽいので、寝て起きたら治ってた。なんてことはなかった。歳のせいで夜中に起きてトイレに行くことが多く、行かない日でも起床時には膀胱がパンパンに張っているのだが、この日は全く尿意をもよおさない。前日の水分が足りなかったのか?
37.6℃
関節が痛い、特に腰が痛くてロキソニンテープを張り替えるが効果なし、吐き気もあり、頭痛がする。……が、そんなことよりも喉が痛い。咳の症状はなかったのだが、殆ど食事を口にしていないので何も吐いてはいないのだが、何度も嗚咽を繰り返したり、痰を吐き出したりした結果なのだろうか? 喉が痛くて唾液を飲み込むのも厳しい。

子供にもらったコロナの薬を飲もうと思い、薬の説明を見ると漢方みたいなものがあり、そこには『食前』とあったので、袋を開けて口に流し込み、食欲は無かったのだが、トマトをひとつ口に入れた。食後の薬も飲もうかと思ったのだが、子供が処方された薬だし、医者に行って勝手に飲んだことで怒られても嫌だし、漢方ならまだしも、本物の薬は素人判断で飲むのは、ちょっと怖いので止めておく。だが、さすがコロナ、袋の中には薬がいっぱい入っている。飲まなくとも、少し安心できる。

午前九時過ぎくらいに、ホームページに書かれた県の相談センターなどに電話をするが全く繋がらず、医療機関を探すページも重くて開けず。何度かやるが元々、何もする気力もなく諦めて寝る。立ち上がるのも億劫な感じ。

昼過ぎに再度電話をするが繋がらず、市の相談センターをみつけ連絡をすると『医療機関を探すページがあるので、そちらで検索してください』とのこと『なかなかそのページが開けない』旨を伝えたら、調べてくれて『いまは開けますよ』と明るく教えて頂き、お礼を言って電話を切る。
とても良い人だった。知らない人だが『お大事に』と言われて嬉しく思う。

すぐに検索してみると、今度はそのページが開けた。自分が住む地域の病院を検索するが、殆どが『かかりつけの患者のみ』が多く、子供が行った病院を見つけた。
ここまで書くと『最初からそこに電話すれば良かったじゃん!』と思われるのだろうが、僕は『保健所なりに連絡をして、向こうから行く病院を指示されるもので、勝手な行動は良くないこと』だとそれこそ勝手に思い込んでいたのだ。そう思い込んでいたので、子供にも、どうやって病院を選んだのかは聞いてはいなかった。

結論から言うと
自分で指定された病院の中から自分で連絡をして自分で予約をするシステム
なのだ。自分が住むところだけかもしれないけれども。

すぐにその病院に電話をしても『本日は予約でいっぱいです。明日の予約は取れないので、また明日連絡をしてもらう形になる』とのことで『明日連絡させて頂きます』と伝えると『患者さんが多く、明日もなかなか電話は繋がらないと思うので、他の病院を探したほうが早いかもしれません』とアドバイスをもらう。この方も優しく教えてくれた。

これはもう子供の薬を飲むしかない。と思い、少し遅いが昼食に食パンを一枚口にして、中の白いところだけを食べる。喉が痛いときはパンは厳しい。

一番飲みたい解熱鎮痛剤には
38.5℃以上のとき 頭痛時にも使用可
とあるので怖くて我慢。それ以外の薬を服用する。

夜は若干熱が高めになるも幸い一日を通して37.5℃ 前後、いっても37.8℃まで。解熱鎮痛剤は飲めない。
だが、他の薬は飲みたいので、おかゆを作って三口ほど食べる。オレンジジュースを飲むと喉がとても痛い。
薬を飲んでいるせいか少し気分が楽になる。テレビをつけて録画した映画は観る気がしないが、バラエティ番組を見るまでに復活。……が、薬のせいか胃もたれがして吐き気が増し、おしっこが臭くなる。

歯を磨きに行くのも、トイレに行くのもダルい。立ち上がるのが苦痛。というよりも立ち上がろうという意識がない。ただ横になりバラエティを見ている。

寝る前は口の中が乾燥しないように唇に白い紙のテープを貼って眠る。

買っとけば良かった物
のどぬーるスプレー
買っといて良かった物 
スポーツドリンク
水のペットボトル
冷えピタ
のど飴
ロキソニンテープ
唇に貼る紙の白いテープ

つづく〜三日目〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?