【全編無料】6月29日取手競輪水戸黄門賞10R準決勝
ご拝読いただきありがとうございます!
予想のスタイルは開催節の状態とレース展開を考察し、買い目を決定します。
オッズを見ない予想スタイルなので、世間の評価と一致している時もあれば乖離している時もあります。
では、早速考察にいきましょう!
選手紹介
①成田和也
一次予選
根田の番手戦
前受けから引いてのカマシに乗って、最後はきっちり差しての1着
後方からの仕掛けが全く無い楽なレースで特筆すべきことは無い
二次予選
野口の番手戦
打鐘前に野口が叩いて先行すると、最終2コーナーでは車間を取り援護する構えを見せたが、山口の捲りのタイミングがブロックできない絶妙なタイミングとなり、急いで切り替え3着入線
3番手尾形が松岡辰泰の捲りを牽制してくれたおかげもあり、4角再度の牽制で松岡辰泰をしっかり止めた
まとめ
一次予選は相手が軽く、力通りの決着
二次予選は野口を援護する体制を作るも、山口がその上を行ってしまい、咄嗟に切り替えるレース
番手としての仕事は十分にしているし、本人の状態も上々とみる
②坂井洋
初日特選
眞杉の番手戦
眞杉がSを取り、中段確保から前が競るタイミングでの仕掛けに追走し、抜け出してからは最後きっちり差しての1着
S取りから、前を切りに行く脇本への牽制、外に浮いた山口の捌きまで全て眞杉がやってしまって、坂井は追走するだけの形になったが、上がり10.8は調子の良さを伺わせる
二次予選
吉田の番手戦
吉田ラインは7番手スタートになるも、打鐘でカマシて先行すると、坂井は大きく車間を空けて前を援護
しかし、後続の仕掛けが遅くブロックするタイミングが無くなってしまい吉田は4着(吉田有希は一次予選1着だったので準決勝進出)
4角で後方の仕掛けを再確認して踏み込んだ分、最後一杯の感じはあったが、調子はやはり良いと見る
まとめ
特選では暴れまわる眞杉を追走するだけになったが、二次予選では吉田をしっかり援護して、ラインを準決勝へ導く仕事
本来自力で活躍しているだけあって、番手では余裕を感じるレース内容
ここでは山口多聞の番手でしっかり援護を見せたい
③山口拳矢
初日特選
単騎戦を選択
郡司ラインの仕掛けに乗っていく想定だったと思うが、想定外の郡司の逃げに踏み遅れ、道中外に浮いたところを眞杉に捌かれ厳しい競走となってしまった
9着に敗れてしまったが、単騎としての構想は悪くなかったと個人的に見ている
二次予選
徹底先行野口が居るここでは、前受けから野口ラインを送り出し、前々を確保
正直松岡辰泰も中段を狙って踏み合いになっていたら苦しくなっていたんじゃないかと思うが、中段キープしてからの捲りタイミングはドンピシャで、成田にブロックさせない好捲り
松岡篤哉を振り切っての1着となった
まとめ
近況S級S班としての品格を問われているが、個人的にはとても応援している
自力で打破するというより、展開を利しての勝ちが拳矢のスタイルなので、構想ハマらず不発もあるが脚色に衰えは感じない
松岡と再度の連携で展開をものにしたい
④松岡辰泰
一次予選
3番手スタートになると、打鐘で一旦前を叩きに行って、その上を叩いてきた田口を牽制しながら3番手追走
道中は車間を空けての追走というより、前を詰められなかった印象で、直線勝負に賭けたが差し切れず2着
ラインの後続選手も4着5着一杯になる追い込みで、内容は良くない
二次予選
ここでも3番手スタートから、野口をすんなり前に出させない動きを見せるのかと思いきや動くだけ動いて7番手に引いて構える展開
しっかり後方を警戒していた松岡篤哉にバックストレッチでブロックされるも、中本が迎え入れてくれたお陰で踏みなおすことができ4着
またしても自力選手として0点のレースで、内容は良くない
まとめ
本人の調子は決して悪くは無いのだろうが、自力選手として評価できないレースをしている
車番が悪いここでも捲りに構えて自分だけという競走だけは避けてほしいが果たしてどうなる
⑤吉澤純平
一次予選
山口の番手戦
前受け突っ張り先行になった山口を車間空けてきっちり援護
最後は差し交わして1着だったが、少しタイミング早く山口が3着に
ラインでワンツースリーだが、できれば山口を2着に残したかったか
二次予選
眞杉の番手戦
Sを取って、眞杉は前受け突っ張り先行
後方で中段を求めての競りを尻目にマイペース先行
またしても捲りの捌きを自分でやってしまう眞杉を追走し、食い下がる林を再度牽制して捌いて、最後は差しての1着
余力十分なレース内容で、コンディションはかなり良く見える
まとめ
番手の仕事をこなしながら、最後はきっちり余裕をもって差しての勝ち上がり
かなり調子良さそうなので3番手になるここでも突っ込んでくる脚はあるので、軽視禁物な存在
⑥山口多聞
一次予選
前受け突っ張り先行
後ろからの仕掛けが全くない逃げで、番手吉澤に援護して貰いながら3着入線
他に同型の先行選手が居ないここをしっかりラインで独占
二次予選
前受けから突っ張ったが、渡口が叩きにきて3番手追走
大川の作戦だと思うが、前と口が開いたところ大川の牽制を貰いながらもすかさず捲って前を追走
最後芦澤が内をやや空けてしまい、切り込んできた大川に交わされそうになるも3着入線
まとめ
予選ではラインで上位独占へと導く先行
徹底先行不在のここでもラインの厚みを活かした先行を打って、再三のライン上位独占を狙いたい
相手のレベルが格段上がるだけに、思い切ったレースを期待
⑦井上昌己
一次予選
晝田の番手戦
レースの組み立てが微妙な晝田が折角前取ってあげたのに、引ききらずに中段競りを選択してしまった
痺れを切らして飯野の捲りに合わせて切り替え、外々追い込んで2着入線
厳しいレース展開の中、好判断を見せたといえる
二次予選
山田の番手戦
そんなの無理だろという内を掬いに来た松坂にラインを乱される瞬間はあったが、松坂が引いてくれたのですんなりドッキングし直し中段から前を追走
坂井が車間を空けて前を援護するため、山田はなかなか捲りを放てず直線へ
直線では外に進路を取ると良い伸びを見せ2着入線
本人の状態はかなり良さそう
まとめ
本人の状態は良く見えるが、前を周る選手に苦しめられている
松岡辰泰の番手で迎える準決勝でも、直線良い位置で回って来られれば、縦脚発揮して確定板入りを果たしたい
⑧松岡篤哉
一次予選
中段キープから捲りを見せたかったが、吉澤が車間を空けて援護するところをなかなか捲ることができなかった
最後は直線勝負に賭けるも差し切れず4着入線
二次予選
山口の番手戦
山口の早めの捲りに若干口が開きながらも懸命に追走し、後ろから来る松岡辰泰をブロックし、前を捲ってからは山口を追い込む脚を見せて2着入線
一杯一杯な印象もあったが、同県ラインでしっかりワンツー
まとめ
一次予選の自力戦では力を出し切れなかった
二次予選では山口の番手を追走し、後方からの捲りを止めながら2着入線
ここでも山口と再連携になるので、しっかり援護しつつ決勝入りを目指したい
⑨郡司浩平
初日特選
前受けするかと思ったが、初手は3番手から
ペースが上がり切らないと見るなり、すかさず叩いて逃げを選択
近況好調な小林に並びかけさせないペースの逃げで、着としては7着だったが悪くない内容の初日特選に感じた
二次予選
青野の番手で小林と競りになった
横の弱さはやはり明確な弱点で、一旦小林に番手を取られ、直線縦脚発揮しての2着入線
直線小林に肩を入れるも、押し負けていた笑
しかし、青野と接触しそうになった小林が内に退避してくれたおかげで踏みなおすことができたという運に助けられた感じもあった
まとめ
初日の逃げは予想外の動きで、逃げの内容としては悪くなかった
二次予選では番手の位置で競りになったが、やり合って消耗することを嫌ったか海老根に3番手下げる空間を作ってもらって下げてしまった
横の課題を克服しないと、番手の時一生狙われてしまうので、何とかGPまでに修正を見せて欲しいところ
レース展開
山口が二人いて、松岡も二人いるというレース
多聞、拳矢、辰泰、篤哉表記にします
多聞の楽な先行が予想され、その後ろ4番手の位置は取り合いが起きそう
成田はSを取ると、高確率で3番手に関東ラインが来て、切って、切って、多聞が先行のタイミングで最後方に置かれてしまうので、坂井のS取りから関東の前受けになりそう
拳矢は6番手の位置で良いと思っているはずだが、ゆっくりスタート出てしまうと辰泰が外から出て、8番手スタートになるかもしれない
625・91・47・38の初手
拳矢が前を切りに動きを見せると、同期辰泰も動いて先に前を切りに行く
多聞は前が取れるとカマシより突っ張り先行タイプなのでここを突っ張りを見せ、拳矢は切り替えて6番手追走
外に浮いた辰泰は行き場無いので仕方なく踏み合いになるか
叩ける可能性低いので、井上は郡司の位置狙いに行きそう
井上もそこまで横強い選手じゃ無いだけに4番手の位置は渡さない
そのもつれを見て拳矢が発進すると、前で車間空けて援護見せる坂井にブロックされ、捲り不発
最後は坂井、吉澤、郡司、成田の直線勝負に余力あれば井上の突っ込み
結局初手の6,8番手が逆になっても同じ展開になりそう
買い目
郡司の捲りタイミングが絶好で、前捉えた時
19-19=257
坂井の番手捲りが決まった時
25-25=97
予想が的中しましたら、ポチっといただけると嬉しいです↓
ここから先は
¥ 150
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?