6月21日福井競輪12R_S級決勝

初投稿のnoteをご拝読いただきありがとうございました!
とても励みになりますし、投稿意欲が沸く一方、予想の精度をさらに上げていきたいと身が引き締まります

決勝に進出する7選手を初日と準決勝のレース内容から調子を考察し、レース展開を踏まえ買い目をお届けします。


選手の状態

①小森貴大選手

初日特選
単騎ながら一旦前を切りに行く動きを見せた
その後坂本に上をいかれ、内で詰まる競走になってしまった
神経を使う競走で、体力を消耗したか、直線伸びを欠き6着
準決勝
纐纈の番手戦
レース途中上遠野の落車で、久米の捲りを警戒すればよい展開に
最終バック捲る久米に併せ、牽制を入れながら前を残す競走
しっかり前を残しながらのちょい差しで内容の良いレース
まとめ
初日は車番が悪く、自ら動きを見せたが、展開悪くの6着
準決勝では番手を選択し、纐纈を差しているので状態は悪くない
決勝では長尾が纐纈の番手ということで、3番手ではなく単騎を選択
初日と違い車番あるだけに、違ったレース運びができそう

②纐纈洸翔選手

初日予選
吉田が切りに来たところ突っ張りを選択
後ろとの連携が乱れラインが崩れるも、吉田が番手の位置粘らず長尾、岩本、単騎池田と再ドッキング
吉田はかなり脚を消耗したため、再度の仕掛けは無く結局ラインでワンツースリー
準決勝
上遠野の落車でペース駆けに持ち込むことができた競走
小森が番手で良い仕事を見せ、久米を合わせることができたものの、上遠野が残っていた場合どうだったか
恐らく上遠野の外併走する久米が先捲りして、纐纈が苦しいとみれば番手捲り小森が発進
後方から上遠野が脚を伸ばして、勢い貰った石塚の追い込みというレースになっていて、近走末の甘さが目立つ纐纈が残れたかは疑問
まとめ
粗削りな先行屋だが、前に出てしまえばかなり強力
決勝は細切れ戦で、2車ながら後ろに長尾がつくアドバンテージを活かしたい
橋本との主導権争いが予想される決勝でどのように立ち回るか

③橋本荘史選手

初日特選
単騎3人の競走で、2車ながらラインのできた強みを活かしたカマシ
橋本が前で壁になるも、外から強引に叩いて阿部とワンツー
徹底先行不在で展開味方した感もあり、過大評価禁物
準決勝
ペースが緩んだ打鐘前すかさず叩きに行った競走
捲りにいく橋本優が並ぶことすらできない逃げになり、番手阿部を今度は振り切っての1着
状況を冷静に判断した良い内容のレース
まとめ
同型不在の競走で楽に先行できてるところはあるが、その後の内容は纐纈より上とみる
決勝では纐纈との先行争いが予想されるが、どう立ち回るか
状態はかなりよいと見る

④坂本貴史選手

初日特選
単騎で前々の姿勢を見せ、松岡ラインの後ろ3番手をキープ
しかし、叩いてきた橋本荘のスピードが違い過ぎて、後続はそのままの並びでゴールすることになってしまった競走
前々を取りに行く姿勢はプラスに捉えてよいとみる
準決勝
真船の番手戦
真船が先行するも松岡に早めに捲られてしまい、切り替えを見せ直線脚を伸ばして1着
木村が離れ、横関の動きも無く、すんなり3番手に切り替えられたとはいえ縦脚強烈で状態は上々か
まとめ
初日は単騎ながら前々良い位置を求める積極的なレース内容
準決勝では松岡に捲られた後、3番手切り替え、縦脚発揮しての1着
どちらも充実したレース内容で状態問題なしとみる

⑤阿部大樹選手

初日特選
橋本壮の番手でカマシに追走し、最後はきっちり差しての1着
特に言う事は無い
準決勝
再度橋本壮の番手戦
流れが緩んだところすかさず叩きに行った橋本壮と若干口が開き、鈴木と併走になった分最後差すことができなかった競走
最後は横の牽制も無く、縦に踏むことが精一杯の内容で、状態が良いかは疑問視したいところ
まとめ
初日1着、準決勝2着と、着だけ見れば上出来だが、内容はあまり良くない
決勝でも再度の連携になるが、単騎に狙われる位置なだけに不安が大きい
好連携見せ、ラインワンツーといきたいが…

⑥長尾拳大選手

初日予選
纐纈の番手で、千切れてしまったものの再度連結し、最後は差す競走
再連結で縦に踏んだ後、そのまま踏み続けられたおかげもあるが、あの纐纈を差せるのは上々な内容とみる
準決勝
橋本優の番手戦
橋本優が、橋本壮を捲り切れず3番手の位置空いているにも関わらず何故か切り替えず外々回る競走
最後は内に切り込んだ海老根との縦脚勝負になるが、前を走る橋本壮-阿部に迫る縦脚で3着入線はかなりの調子の良さを伺わせる
まとめ
初日、準決勝と前に翻弄されるレースながら、直線では良い伸びを見せている
調子は上々で、決勝再度連携する纐纈をしっかり追走できれば、おのずと結果はついてきそう

⑦松岡辰泰選手

初日特選
橋本壮に一気に叩かれ、そのまま第二先行のような形で3着
細切れ戦で前段ごちゃごちゃっとした煽りを受け、何もできなかった競走
ひとまず度外視して考える
準決勝
かなり相手の軽い準決勝
叩いて主導権を取り、木村の追走が離れ、3番手に切り替えた坂本に最後差されて2着という内容
しかし相手関係が楽過ぎて、内容を評価してよいのかは微妙
まとめ
初日叩かれ、巻き返せず3着
準決勝相手軽く、楽な主導権から差されて2着
決勝のメンバー中一番状態面がXな選手
単騎になる決勝で外枠からどう立ち回るか見もの

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