Xデザイン学校 ベーシックコース Day2

■印象に残ったこと
・ユーザーの行為の全体像、ニーズ、Preferenceをとらえることが大事
先日ある自社の125ccスクーターのマーケティング企画をするのに、ユーザー調査をした。その際のユーザーのPreference(制約条件)は近所の駅では125cc以上のバイクは駐輪できないので125ccのスクーターを使っている、サーフィンに行くのにビーチに車を駐車するスペースがないのでスクーターにサーフボード載せている、勤務先が近い場合は車で出勤できないのでスクーターを使っている等があった。今回のインタビューでは、インタビュー対象者から自然と制約条件が出てきて気づくことができたが、インタビューする際はどういう制約条件があるのか事前に想定した上で制約条件があるのか聞き出せるようにしたい。またそういう制約条件を聞かなくても言いやすい雰囲気を作ることもインタビュー時は大事だとも思った。どうやったら制約条件を聞きだせるのか?
・何をやってるのか見て、聞くことが大事
上記の125ccスクーターの調査はPJの都合上オンラインで実施し、対面で実施する場合と遜色なく聞きたいことを聞き出せたと感じた。一方でユーザー自身が気にも留めていないことはインタビューでは聞き出せないとも思う。
やはりユーザーがどういう風に使っているのか現場を見に行き、聞いてみたい。そこから得られる発見とはどういうものかが楽しみだ。
・エスノグラフィーと行動観察て違うんだ
自分が今までエスノグラフィーと思っていたことは行動観察の範疇だったのかと知りました。対象者とともに生活をともにすることでこそわかる行動の背景がある。ヤンキー文化の"根性焼き"も傍から見ると意味不明だが、それをするのが当たり前になっている組織に入ってしまったらやらないことがかっこ悪いとなるのか。どうしたらそういう文化が形成がされていくのか知ってみたい。「暴走族のエスノグラフィ」とても興味深いので購入してみた。
・グループワークを行う上ではメンバーの個性を理解することが大事
初めてのグループワークであった。なんとなく自分がファシリテーションをすることにしたが、グループのディスカッションをより有意義に/活発するにはメンバーの個性を理解していないと難しいなと感じた。それは会社でも同じで、一緒に仕事をしているメンバーの個性や価値観て知っているようで知らない。なにかそのために時間を作り関係の土台を作った上で、PJを推進する方がスムーズなのかもしれない。関係づくり/維持に時間をかけるように心がけたいと思った。
・判断基準と評価結果は明確にすること
グループワークでの判断基準については誰でもわかるように言語化とそれぞれの案がそれぞれの判断軸でどう評価されたのか可視化しているグループがあったが、可視化されていると納得感があった。実際上司の判断で疑問に思ったことが最近あったが、判断基準が明確でないことが原因であった。自分も自分のPJを推進する際に、関係者が納得できる判断基準と評価結果を明確にできているかと問われると疑問に思うところがある。判断基準と評価結果を可視化して関係者が納得感をもってPJを推進する必要があると感じた。




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