FTインプレッション-051【LIVRE Q.R.A】
もくじ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69
どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。今回は後付けフォールレバーです。
手持ちのカルカッタコンクエストシリーズですが、ハンドルとかクラッチとかドラグとかベアリングなんかを変えるだけでは飽き足らず、ロー⇨ハイへとギア変もした結果、やることなくなったかな、と思っていました。コンクエストをコンクエストした気分です。さらに塗装までやっちまったので手詰まり感も出てきておりました。が、ヘンテコなのを発見。
ほうほう。フォールレバーの恩恵を感じたことは数回しかありませんが、ジギングリールに付いているようなのをカルコンにポン付けできるものですね。これをつけると更にカスタム感が出る、電気自動車になぜかニトロシステムを組み込んでいる、そんな意味不明なやったった感が出る気がして購入検討開始しました。
途中、「CTのフォールレバーそのままつけるだけでいいんじゃなかろうか」とも思いました。が、外そうにも外れない。。。外し方はあるんでしょうけどもね。
203および右側にあるその周辺の部品を買えばイケるかもですが、7000円くらいはしそう。価格競争力ではリブレに分があります。
純正部品の流用は難しいかもなので、QRAのサイズを適合表で確認します。この製品、ノブに被せるタイプです。オシア200にはつくみたいなので、メカニカルブレーキキャップのサイズが合ってればカルコンでも大丈夫、なはず。
これはオシアの方の部品表。25のメカニカルブレーキノブが要確認なパーツです。そして、カルコン201の部品表を見るに値段が一緒でしたからサイズも一緒でしょう。ということは、201DCも問題なくいけそうですね。実際に201と201DCのノブを交換してみたところいけました。ただ、念のために確認したところ、201と201DCでノブの値段が違っています。ちょっと謎です。塗装の問題でしょうかね。これの答えは後から判明します。
そして更に思いました。もしかすると301にも401にも使えるかも、と。ですがそう簡単には行かないかもしれません。というのがですね。。。
301と401のノブキャップ。
101と201のノブキャップ。形状が違いますね。正確に言うと、これは14'201のノブキャップで15'101やDCとも違っています。。。メス側、リール側の形状も違います。大きさも違うかも。
そうこうしてるうちにブツが届きましたので取り付けていくぅッ!!
が、なんか書いてありますね。
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※LIVREハンドル装着時のみ取付可
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この数百年前からの想いのたけを吐き出すような、呪詛のような文字が気になりますが、細かいことは気にせずにまぁやってみます。
401装着編
まずはダメもとで401から。
おや?いけたな。。。フツーに稼働します。次行きます。
201DC装着編
装着可能かどうかの当落線上にありそうなこちら。しかもハンドルはスタジオコンポジットと予め呪われています。
こちらはですね、結論から申しますとダメでした。このフォールレバー、ノブキャップにコンドーム方式で被せるタイプなのですが、201DCのはおっきすぎて入りません。値段の違いはここだったのですね。。。リブレハンドル云々以前の問題でNGでした。
101装着編
じゃあ次、メインで使うことになるであろう101。無事装着というか挿入完了してハンドルを回してみますと、めりめりと異音が発生し、ドラグに傷が。。。
ブレーキとギアシャフト間のクリアランス及び、ドラグ形状の問題なのでしょうかね。そして、このavailのドラグだと、ハンドルとドラグが装着された状態では脱着出来ません。純正ドラグの羽が5枚に対しこちらは6枚です。このドラグでやる場合、ブレーキセッティングを決めた後でハンドルとドラグを外してQRAを装着することになります。実際問題難しそう。。。ていうかむりだな。諦めるか。。。
201装着編
じゃー次、201行ってみようか。
無事完了。これで行くかな。なんかあれじゃないですか、「よっしゃ、ここで一気にカタをつけるぜ!!」って時にQRAを前に出すとスピードアップしそうじゃないですか?
実際、前に倒すと左回りなのでメカニカルブレーキの抵抗が弱くなり、フォールスピードは早くなります。
201DCリベンジ編
と、ここで考えました。DC以前のコンクエストのキャップであれば着く、ということは101あるいは201のノブキャップと互換性があるのでそれにしてみたらどうなのだろう、と。
あら、つきました。なるほどね。が、しかし、中折れで断念しそうになったもののちょいと休憩してからの再チャレンジで無事性交、というか成功的な、再挿入的な感じがムンムンで感動というか感激は薄めです。そしてハンドルもlivreじゃなくスタジオコンポジットですが問題なく回ります。
結果発表
101:NG
201:OK
201DC:条件つきOK
301:OK
401:OK
というリザルトであります。そしてあらためて現状の用途を書き出しますと。。。
101:タイラバ、SLJ
201:タイラバ、SLJ
DC:ソルトキャスティング
301:ビッグベイト
401:それほど水深のないところでのヘビージギング
DCにつけるとミステリアスなマシン感が出ていいっちゃーいいんですが、キャスティングでも使うのでまぁまぁ面倒な感じ。そのため、使うとしたらやっぱ201なんでしょうね。よかったね、101と差別化できて。タイラバを使ったフォールでの釣り、底ベッタリではなく、サスペンドしている魚とかには有効活用出来そうです。ヒラメとかハタとかですかね。
残る問題
そして残る問題は現場での使用感というかセッティングです。というか、セッティング以前にこれで実釣性能が上がるのかどうかが気になります。まぁ、それらは別物として、ちょっと試してみました。
これが、この製品を装着してメカニカルブレーキが一番強い状態。
こちらが一番弱い状態。最強→最弱まで23回クリック音がなりました。可動域的には使い物になりそうな気もしますが、実際問題、200gくらいのジグなんかででそれほど差は出るのかどうか。釣れるかどうかはさておいて、製品として調査しレポートします。
実釣レポート
クエ狙いで出撃してきました。201にセットし、ロッドはビンビンスティックエクストロです。リグは80gのセブンスライドに中井チューン、でした。
フォールスピードですが、多少はコントロール出来る、といった感。ただ、最弱⇄最強で違いがほんの少しわかる程度、家系ラーメンで言えば味濃いめと普通がわかる程度のセッティングです。効き始める地点をスタートとしているためにメカニカルブレーキの締込みは普段以上に強めです。ゆえに、巻き心地が損なわれる感じがしました。
なんていうか、一長一短というか、見た目が面白いのでつけててもいいと思います。よりシビアなジギングをする人には武器になるかもですが、タイラバ主体の僕にとって、実釣にはほぼ影響は無さそうです。また余計な買い物をしてしまった気が少ししました。
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