プレミアム問題
問題一覧
どうも、こんにちわ、ぼくを取り巻く数多の問題について、よりよい未来のために研究します。
今の世の中、そこかしこにプレミアムとかラグジュアリーが溢れかえっていますね。そこでですね、溢れかえるプレミアムについて、その中でも知られざるプレミアムとか、知られていて興味持たれていないけれど実は結構メリットあるよというプレミアムなんかについて改めて確認してみようと思います。
1)ヒルズカードプレミアムステージ
森ビルの施設の年間利用額に応じて付与されるカードです。1年間で100万円以上利用すると貰えます。この場合は星みっつ。この上に300万円以上利用の星よっつクラスもありますが、そこに属したことはないので、便利かどうかは不明。
ぼくがこのサービスで一番メリットに感じるのが、森ビルの施設の大抵の駐車場が5時間ほど無料で利用出来るサービス(グランドハイアットは除く)。原宿、六本木、溜池あたりに行く用事が多い人はメリットに感じるのではないでしょうか。他の付帯サービスはというと
・ボーナスポイント10,000(円分の商品券になる)
・TOHOシネマズの無料チケット2枚
・六本木ヒルズの展望フロアに入り放題
フツーですかね。映画のチケットも2枚貰えますが、2枚って。。。って感じです。せめて8枚くらいは。展望フロアとか、若い人にはメリットになりそうですね。
2)AMEXプラチナ
以前はインビテーションを貰えないと入れなかったみたいですが、今は積極的に勧誘していて、以前ほどプレミアムではないみたいですね。まぁ、この上にセンチュリオンもあることですし、存在自体が微妙なんですよね、プラチナってさ。
一番付き合いの深い銀行さんから「頼むから話だけ聞いてくれ」と言われてAMEXの方からプラチナの説明を受けることに。別にゴールドでいいし、限度額が無い、とか言っても全くの無制限ではないのですよね。無制限だったら怖いし。
「センチュリオンなら考えますよ」
「一回プラチナ踏まないとセンチュリオンのインビは届きませんよ」
「じゃあ申し込みます」
こんなやりとりを経て使い始めました。年会費は13万円と、ジムの会費とかちょっとした習い事するくらいの金額です。で、5年くらいゴールド使ってみて、プラチナの方が優れていると思う点が下記。
a)電話が繋がりやすく、ゴールドよりもずっと丁寧
b)溜池の「さいとう」とか人気店を何店舗か集め、会員の会と称して解放している(ことがある。「さいとう」は2019年5月で終わりかも。)。予約が取れなくて行きたい店があったらラッキー。ぼくはそれほどでもなかった
c)二人で行くと一人分無料になる飲食店の紹介サービス。そんなに大した店は無いけれど、ちょっとした会食なんかにはいいかも
ゴールドは半年ごとに年に2回、プラチナは一つの店で半年ごとに年に2回使えます。つまり、ゴールドはこのサービスを年に2回しか使えませんが、プラチナだと、店舗数が30店あれば年に60回、使える、という算段。使うのかな。。。
d)そこそこの値段のホテルだと、時と場合によっては一休よりも安い。加えて運がいいとグレードアップしてくれるウワサ。マリオットとSPGはこっち、ヒルトンとハイアットはこっち、みたくホテルグループごとにサービスがあるのでちょっとわかりにくい感じ。
https://premiumhotelbooking.americanexpress.com/ja-JP/fhr/welcome
アーリーイン、レイトアウトが確実であれば言うことなし。
e)amazonの決済に利用すると、ポイントが通常の3倍たまる、らしい。確かに以前より溜まっている
で、ここまでで13万も払うの?って話なのですよね。日常使いそうなことで何かあるといいのになぁ。。。と思って探していたらありました。クルーザーレンタル。
ヤマハのシースタイルというサービスで借りる場合に比べると。。
・50-60%くらいの値段で借りることが出来る
・シースタイルは40ftほどですが、こちらは最大60ft
ここまではいいのですが、懸念としては
・魚群探知機はあるのか?
・シースタイルの場合、基本料金+燃料費ですが、こちらはどうなのか?
と後半、課題も見えてきています。
うーん、プレミアムなのだろうか。。。センチュリオンもサービス自体は変わらないらしい。ただ、会費は4倍くらいになるはず、確か。
3)みずほプレミアムクラブブリリアント
こっそりこんなのがあります。
みずほプレミアムクラブとは、みずほ銀行が行っているプレミアムバンクサービスです。登録は招待制で、1000万円以上の預け入れ資産(預金以外に投資信託などの金融商品も可)、および50万円以上の預金残高があることが入会の条件となります。通常は1050万円以上の預金や資産を預けてから、半年から1年後にプレミアムクラブの詳細、および勧誘の案内が送られてきます。
ブリリアントはこの上のランクのサービスですね。たしか3,000万円以上預け入れがあって、、、とか。希望しなくても勝手に送られてきます。webを見る限り、みずほはすでにこのサービスの継続のやる気がなくなっている気がします。
内容としては、入出金送金手数料無料とか、不動産取得費用半額とか、そういうのが付いてます。キャッシュレス時代になんというか。。。あとは保険がどうしたとか、国立美術館だったかが安く使える、とか。全くメリット感じません。そんな中、まともそうなのが二つ。
a)百貨店の外商サービス利用可能
小田急、東急、大丸のお得意様カードを作ることが出来ます。高島屋だと5%の優待券をもらえる、とかかな。詳細は各百貨店で、って感じで。
b)特定のホテルが割安で利用可能
ぼくが使いそうなのは東急ハーベストで、これはいいかも。箱根翡翠も安い。問題は空きがあるか、ですけども。
素敵だわ。
b)はこれからの課題で、まずはa)をクリアします。
4)東急センチュリーカード
3)-a)です。これには結構期待していました。だって東急ですよ。昔、会社員だった時に、会社にハメられてお客さんに謝罪に行く時、手土産は東急百貨店で水菓子買ってました。懐かしい。
これの最大のメリットは外商担当者と直接交渉できること。売って無いものが買えることが多いです、外商だと。
で、内容。
・一般商品が10%オフ(食料品は1%オフ)
※エルメス、ブルガリ、ロレックス、ブレゲ、パテックフィリップ、シャネル(時計、化粧品はオフ)書籍、ゲーム関連機器、飲食店は不可。ただし、数百万円後半の品であれば相談可能(らしい。どこで線引きがあるかは今後の研究課題)
・お買い物コンシェルジュが利用可
・お客様サロンが利用可
・駐車場サービス(渋谷本店は6時間と長いが,3時間の店舗もあり)
ですって。
年間100万円以上使わないと翌年は失効する、らしい。みずほ経由の場合だとどうなるのだろう。。。
で、話してみた感じとして、東急さんの外商さんは、リッツの一室に数億円分宝石もって外商に行くようなタイプではないな、という印象。テナントからロレックスのデイトナとかエルメスのバーキンやケリーあたりの人気商品を取り上げて売ってくれそうでも無い感じ。ただ、後者の方は、実績積めばなんとかなるのかもしれません。年間数百万の後半を気前よく落としてあげれば、スタートラインに立てそう。
これは、タダで、タダの駐車券貰えたので、東急付近でラーメン食べたくなったら有効活用出来そう。その意味ではプレミアム感高いです。
5)サントリープレミアムモルツ
美味しいと思わないので飲まないです。
6)レクサスオーナーズカード
レクサス。。。「おもてなし」を掲げていますね。なんていうか、自分たちがやりたいことを頑張ってやることがおもてなしだと思ってるフシがあるんですよね、レクサス。。。そういうのって親切の押し売りで下品極まりないと思うけどね。
ブランドとかラグジュアリーとかの、ポジティブな印象ってのは、他人が決めることであって、自分たちで発信するんじゃないのでは。。。と。ここがうまくいってないというか、履き違えてるみたいでとても残念。
そんなレクサス、「オーナーズデスク」、ってサービスがあるみたいで、ホテル・飲食店の予約なんかをしてくれるのですが、一回使ってみました。が、話にならず。。。担当が無能すぎる感じ。ただ、これにはメリットあるみたいで、口頭でナビをセットしてくれるらしい。使ってみよ。
個人的なレクサス評としては、レクサスサイドで考える施策の多くは大してワークしていないと思います。そこそこ成功した大企業のサラリーマンとか中間所得層のゴールの一つなのでしょうけれど、「いつかはクラウン」の互換にしかなってない感じがするんですよねぇ。。。社会性としての記号として、ある階層には意味があるのかもしれませんが、本来目指すブランドとかプレミアムとかとはずれている感じがします。だってかっこよくないというか、仮想敵のドイツビッグスリーに比べると。。。って感じ。車の性能が問題なのかな。
「受注生産ですから」って、国内で作ってるのに半年待たせるなよ、とか、他にもいろいろ言いたいことはあって、構造、内装、使い勝手等々、全部、メカの人とか、営業とか、マーケの人にも言ってるんですが、大きいだけあってなかなか難しいですよね。
車を超えるブランドを作りたいのであれば、トヨタから別会社化して、販売店もトヨタ販売を切った上で、LVMHから49%資本受け入れとかやればきっとうまくいく、と思う、ような気がする。
でも、車とか工業製品ってとても不思議で、製作者たちは、もともと作っていた製品のサイズ感に近い製品じゃないとうまく作れないのですよね。アップルコンピューターがパソコン以上の大きさのものを作っても、多分20年はうまく作れないと思います。逆にポルシェが洋服とか、小さいものを作るとそれはそれは酷い出来になる。ロレックスが時計以外のものを作る喜劇も見てみたい。成功していた分野から離れて何かを成し遂げるのって、もともとの成功が華々しいほど難しいようですね。そして、その華々しさが、他分野で仇になる時もあるような。前述のポルシェでいうと、ポルシェのロゴが入ったポロシャツきてたり、キーホルダーとか持ってる人見ると痛々しくて泣けてきます。
と、話はそれましたが、そんなレクサスにも素晴らしいプレミアムなサービスがあります。
a)月に一回無料で洗車してくれる
b)原則、点検は無料(アディショナルは知らない)
c)駐車場利用可能(常識の範囲内で。1-2時間ならスルーされて、5時間超えるようであれば要相談だと思う。カードさえ持っていれば、非レクサス車でも多分大丈夫)
d)コーヒー等、軽めの飲食物提供。喫煙所も設置
都内近郊だと、新山下の販売店はとてもいいです。もし読まれていたら申し訳ないですが、駐車場として最高。あと、お菓子も美味しいです。いつもありがとうございます。
◆総括
とりあえずすぐに思い出せるものを列挙してみましたが、総じて言えるのは「他人より得できるか」ってのが、貧しい心のぼくに巣食うプレミアムの病巣な感じがしました。ていうか、ざっと眺めても、「特別に相対的に安くします」ってのが多いですね。価格競争力が最強の武器なのでしょうか。まぁ、所詮は相対的な話なので、なんともしょうがないかもしれませんけどね。
例えばファッションなら、販売期間や、流行や、プロダクトとして存続できる限られた時間の中でどれだけ輝けるか、なんかもプレミアムなのかどうかの判断軸になると思います。
翻ってサービスになると、属人的な部分も増えるので、定型化するのはより難しいのでしょうね。特に、自分で何かをしたい、ってわけでもないので、薄っぺらい感想ですけれどもw
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