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釣行記-084【またまた水底の魚】

もくじというか釣行記
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どうもこんにちわ。釣行記の084回目でございます。今回はジギング、前回のリベンジです。

最初に

前回終了後、思考の材料が少なすぎる中で、小魚が流れに抗い泳ぐかのようにいろいろ考えてみました。そして、考えた結果、この釣りに評価を下すのは早計である、というのが結論でした。だってさ、デコってるくせに「つまんない」って言うの「あのぶどうは酸っぱいに違いない」というキツネと同じ穴の狢なわけでしょう?キツネだけど。そうしたわけで復習してやりますよ!!

まずは前回の復讐。
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1)ジギングタックルの問題
ロッドが弱いのか、ラインが太いのか、どっちが悪いのかはわかりませんが、ジャークがツラい。ぼよ〜ん、って感じで、ジグを飛ばしづらいのですよね。が、ロッドを強くしてもラインを細くしてもそんなに変わらないっぽいので、まずはしっかりジグを動かすことを最優先にするアクションを心がけます。珍しく誰かの動画見て参考にしました。
2)タイラバタックルの問題
少し強目で行くか、と思ったけど、ジギングと両立することはないだろうから、ジギングタックルでやるとして、リグを工夫する方向でいきます。思い切っててんびん導入します。てんびんの時点でタイラバじゃないけどな!!
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今回は、たぶんこの二つしかやらないので、なんならタックルは一つで良さげですが、一応、ライトリグも使いやすいタックルを一つ持っていくことに。ついでに、もしかしたらハタとかやるかもなので、ベイトも一本。

結果、装備品は以下。
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1)ジギング:マングローブスタジオブルーアイアストルザイト+オシア301CT
2)タイラバ:ソルティガ+101
3)何か:ジェットセッター510+201DC
4)何か:ジェットセッター64s+ヴァンキッシュ2000
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で行きます。530集合ですので、夜明け前の流れ星を潜り抜けながら真鶴に向かいます。

次に、ていうか出航

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陸から続く桟橋との段差!!陸側が上がっていて船側の桟橋に降りれません。飛べば降りれるけれど、荷物持ってはムリ!!と思ったら、実は電動で動くらしい。。。ふざけんなよ、と。

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GOです。ほんの少し風が残っていたのか、海は一様な波を順々に寄せ続けております。

前場、つまるところがディープジギング

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まずは蓄光します。これ大事みたいですねー。でもホントに蓄光されてるの?確認手段が乏しい、というか無いのでわかんないです。処女の陰毛、的な戦場に赴く兵士のお守り、みたいな感じでしょうかね。そしてぼくらも戦場に着いたのでヘアーを落とします。

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まじか!!はええ!!一投目だよ。一投目だよ、おっかさん!!

ガッツん!!ってほどのバイトではなかったけど、なんとなくアタってなんとなく引いてました。黒ムツですね〜。テールフックが目に刺さっており、「眼がぁ、眼がぁぁぁぁ」と、ムスカ大尉みたいになっておりました。

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殺害後。シュールな顔してはりますなぁ。そして黒ムツですが、大まかにいって「のどぐろ」でいいんじゃないかな、と思います。

究極の美味だってさ。

キロあたり4-5,000円というなんたる高級魚なのか。チーム全体でぱたぱたと釣れます。でもね、一回りしたら終了でした。移動します。

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もそっとしてちょっと重いだけなので予想はついてましたが、来ました、魚の顔をした悪夢。ユメカサゴ、ドリームです。

それにしても「ユメ」カサゴの「ユメ」ってなんなんだよ。ドリームなの?努努(ゆめゆめ=否定を伴う強調語。決して、の意)の「ユメ」なの?

でもまぁ、今回もよく釣れまして、真鶴には改めてユメが詰まっているのだなぁ、と感心します。土俵みたいだね、真鶴。

そして、そんな「ユメ」かさご、昔の歌人も歌っていますね。

灰色の風から生まれた魚!!そんな魚は好きじゃない、オレはそんなに釣れてない、ジグはいまここ(ふねのうえ)にあるwow!!

この後、うろうろします。餌チームはぼちぼちキャッチできましたが、ジグ&タイラバチームは沈黙です。青い鳥を探しに行きたくなる刹那に感じるだろう、心の静かさかのような沈黙。

青木みたいな輩っているよねぇ。気分転換のためにご飯にします。

カップメンズ

真夏の昼ごはんは主に冷やし中華でした。

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夏の恋の数だけ冷やし中華はあるんですね。そして、終わらない恋がきっと無いように、終わらない冷やし中華もないようで、今年は一旦終わりみたいですね、夏の恋。じゃなくて冷やし中華。

そうなってくると秋の陣です。去年までは、寒い時期にはマホービンにホット・ウォーターを入れて持参し活用しておりました。が、なんていうか、朝、お湯を沸かすのがめんどくさいんですよね、マホゥビン重いし。そんなわけで今年は新機軸を展開したいと考えました。

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どや!!カセットコンロじゃ!!ぶちイケてるじゃろ?

凪、無風等々、条件は限られると思いますが、今回は十分にワークしてくれました。

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振り返って見返すと「やれやれ、おれは何をやっているんだ?」としか思えない構成の写真ですね、これは。

とりあえずやってみた船上湯沸かしカップ麺クリエイティブですが、これは「作る」の「準備」があるので、釣りを一旦忘れて、新鮮な気持ちで釣りに戻れる気がします。多分気のせいだけど、結構おすすめ。やかんとコンロはうまく組み合わせるとコンパクトにできるので、バッカンに入れとくとよいかも。そして、本稿、今後は原則、カップ麺研究所になると思います。が、この山頭火が出色なので、これで行きたいなぁ。となると、トッピング研究所になるのでしょうかね。知らんけど!!

後場

そして、ディープは諦めまして、アマダイにシフトチェンジします。

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生きとし生けるもの全て、無生物に及ぶまでこの星に存在するもの全てに祝福されたような好天の下、巻いたり落としたりします。が、不発。ネクタイをアマダイ用のカラー、とセオリーに則ってやってたのがよくなかったんでしょうかね。真鶴エサ軍団は奇跡のエビで釣ってますんで、真似します。

といっても、これを使うわけではなく、色合いを似せます。

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似てる、のか?ボーズレスのドロップK120ピンクグローに、中井チューンのカーリーを二つ、フィッシュアローのリングフラッシャーで。

で、やってみます、水深90m。着底&リトリープ開始で「ガッ!!」っとバイト発生。やれやれ、やっと来たか、と思ったら猛ダッシュしてくれます。メーカー仕様にないので、むりくりBFSのメインギア周りを移植された101が心地よいドラグ音を吟じてくれます。

だがしかし、ラインがPE0.6&12lbフロロでございますもんで、無理は禁物。長期戦を見据えてラインの限界手前くらいのプレッシャーを意識しながらの戦闘開始です。この時13:25。

この魚、深さ10m刻みでダッシュ3本、という体育会系の皆さんの体力作りトレーニング的に頑張ってくださいます。これって、まぁまぁ尋常じゃなくて、またサメか?と思わせられる粘り。特に40-30m近辺では猛烈に頑張ってらっしゃいました。「あ?浮いた?あ?まだ?」の繰り返し。人付き合いでこれやられるとむっちゃ疲れるヤ〜ツ。

でもね、こんなのね、最後は勝つんですよ、ぼくがね、圧倒的に、ね。そして水面まで浮かせると尾びれが見えます。イエロウ!!イェロォウです。「シイラ?なら死ね」そう思いました。さっき泳いでたし。

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ワラサでした。タモングも一発で決まりました。13:45でダンしましたので、20分もファ○○してたのですねぇ。ただフ○ッ○が20分だとそんなに長くもないような、ちょうどいい感じかな?でも○ァ○トの20分はなかなか長いかな。

まぁまぁサイズですし、計量してみますと、5kgと少し。80cmくらいですかのぅ。ぶりって言ってもいいような気もするけれど、何て言おうかな、これは。。。なので調べます。

ぶりって、ポピュラーな魚ですんで、地域ごとに出世の階級名も変わってますね。関東ではワカシ(新卒)→イナダ(課長)→ワラサ(部長)→ブリ(社長)、関西ではモジャコ(新卒)→ワカナ(課長代理)→ツバス(課長)→ハマチ(部長)→メジロ(本部長)→ブリ(社長)と、関西の方がポストは多様。こんかいのはワラリ、くらいですかね。社長に内定してる取締役、くらい、かな。

まぁまぁの大物でしたので、気分も変わりましたが、時間も時間。最終ポイントに入ると急遽強風。そして本日最後の仕事に取り掛かります。

先日、武者修行から帰ってきた201DC。釣ってあげます。リグはてんびんに40号の船重り、フロロ10lbリーダーをひとひろ取って、バス用オフセットフックにアジングワームという挙国一致体制で臨みます。

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釣れました。そしてタイムアップ。お疲れ様でした。

総括

◆雑記
・ディープジギング、そこそこ人口というか釣り人はいるのでしょうか?ポイント見つければわりかし簡単というか、釣りやすい気がしました。前回の苦戦はやっぱり慣れの問題だった気がします
・タックルですが、ロッドは硬い方が確かにジャークはしやすい。硬い、というか太さの問題なのでしょうかね。そうなってくると、ソルティガの5番は買うべきなのかが悩みどころ。
・アマダイ、タイラバで釣ってやりたいですが、どうやったらいいんだろう。マダイ同様でいい、という話も聞きますが、コツがありそう。これも研究せねば。

◆ランニングコスト
・ルアーロスト:なし
・昼食:おにぎりx2、麦茶、ジュース:¥500

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