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釣行記-107【さらば水底の魚】

前回までのあらすじ:帰宅後、違法駐車との激闘に睡眠時間を削られ、3時間ほどの睡眠であらたな戦場に向かうことになった僕の運命やいかに。

どうもこんにちわ、107回目です。眠いです。

ディープジギングを始めてからこれまで釣ったのは、1)ユメカサゴ、2)クロムツ、3)キンメダイ、4)ギンメダイ、5)ムシガレイの5種。他に釣れそうなのは、シロムツ、スミヤキ、カガミダイ、メダイ、そしてアカムツ、でございます。なんたってアカムツですよね、やっぱり。赤いダイヤ!釣りたいし食べたい。

が、たぶん、真鶴で続けていても厳しそうというか、いつかは偶然釣れるのでしょうけれども、確実に獲りにに行きたい。であるがゆえに、急遽、でもないけれどガリンペイロを結集し、茨城県波崎町から犬吠埼に向けて出航です。遠い!!

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そんで眠いです。しかも初めてな船のため、いろいろよくわからず、同行してくれた友人と離れ離れのまま出航です。

犬吠埼、いいポイントらしいのですが遠いですね。

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大陸棚が30kmくらい続くため、ディープ向きではない地域なのかも。。。この釣りの要諦として、「時間」があると思います。魚が釣れるのって、魚の目の前をルアーを通した回数x釣れ率によるわけですよね。キャスティングなら魚のいる場所に何回ルアーを投げることができるか、ジギングなら魚のいる場所に何回ジグを落とし込めるか、これがすべての基本になるわけです。そうなってくるとですね、移動時間って結構もったいないと思うわけです。

かつディープジギングの場合、ジグを着底させるのに数分かかりますので、手数を増やすにはなるべく釣り時間を多く取れる場所から出航する、というのが基本戦略となるわけです。あるいは、魚影の濃いところでやる。そうしたわけで、来てみたのが犬吠埼でした。魚影に期待です。

実釣編

わかっていたこととはいえ、30kもあると1.5時間くらいはかかるわけですね。うつらうつらしながら向かいまして到着です。開始します。

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1流しめでキャッチ。キャッチというか、前回キンメダイが釣れた時と全く同じ状況で、50mくらいまであげてきたところでお祭りし、リーダーが破断。ジグが戻ってきたら魚が付いていたパターンです。左後ろの人とはこの後も数回まつっていて、ちょっと悩ましい感じでした。

この流しが実は一番魚がいて、アカムツは出なかったものの周りでもポツポツ釣っています。隣の人は立て続けにキャッチしてました、ユメカサゴを。

この日、強風かつ高波で「ホントに行くの?」という最高のコンディション、悪い意味で。なのでいつも以上に何が起きてるのかわからない上に、移動中の飛沫が尋常ではございません。飛んでくる方向に背中を向けて数を数えていると、10数える間に1回は「ばしゃーん」と大波をかぶります。多分、10リットルはかぶったかと思います。辛い。

次の流し、コニファーの370gを使ってみます。が、あたりはあるものののりません。。。

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アシストラインが短かったか。。。

その後転々とし、ジグも転々とします。キンメダイが釣れた太閤、戻ってはきたものの切れているので不安になり温存しておりましたが、なんたって頼りになりますので再投入。するとむわっ、とヒット。

リールはシーボーグを使っていたため、ドラグ数値はいい加減に、250mまで沈めて強めにジャークしてドラグが出ないくらいの設定。ちょっと強いかな、くらいですね。が、時折ダッシュするとジリリ、とドラグが出ますし、前日からテストしているイータもベリーのさきっちょくらいは曲がっています。比較対象が少なすぎるためというか、これまで釣った魚は引くことすらなかったので判断に苦しみますが、「もしかしたらこれは相当でっかいのではないだろうか」と期待できる感じです。だって引いてるのが明確にわかるからね。ハタの大きいやつっぽい引き味です。

電動で一気にケリをつけるのも一案でしたが、折角なので丁寧にやりとりすることにして、じっくり戦います。250mから160mまで引き上げますが、まだまだ元気。が、こっちの方が強いのでやがて150、140、130と距離は詰まってきます。そして100mを切るあたりで

プツッ!

と嫌な感触が伝わってきます。魚が居る感じは露と消え失せ、巻き抵抗はあるものの、深いところから回収してくる場合ってラインだけでも重たいので、ロストしてるんだろうなぁ。。。とは思いつつも一縷の望みを託して引き上げますと。。。

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あーあ。。。9,000円くらいするんですけどね、太閤。。。

逃がした魚って大抵デカいわけですよね。デカいからリグなりラインなりを破断出来るのですからね。がっかり感を感じながらやってますと何かついた感じ。で、再びキンメの時の人とお祭りしながらあげてみましたら。。。

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まぁ、そうっすよね。のどぐろ、を釣りに来てたのであれば、これものどが黒いので達成ですが、釣りに来たのはアカムツですので未達なまま。

すると隣の人が何かをかけます。だいぶ引いてるみたいで興奮されていて、同行した方に「これ相当でっかいぞ!!」と伝えております。おぉ、これは、と思い見学してましたら上がってきたのはサメでした。さっきの僕と同じパターンですね。

この後、船中で3匹ばかりアカムツは上がりましたが、今回も坊主です。残念。お疲れ様でした。

総括

・ロングジグ用の長めのアシストフックを製作しましょう
・釣れた方々、意外な共通点がありました。タックルは3セット持ち込み、ロッドはすべてスロージャーカー、リールは全てブルーヘブンかオシアジガー。そこまでやらんといかんのか。。。

・立て続けに通ったものの目立った成果は出せず。これを打開するために出来ることは場所を変える、ですね。真鶴の嘉丸に一回行ってみるかな。。あとは茨城のもっと来た、伊豆、あるいは千葉あたりかな。

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