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FTインプレッション-053【トランスセンデンス】

もくじ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69

どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。今回はトランスセンデンスです。

1.イータクワトロ

まず一本目。イータクワトロ、です。

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ブランクのパーツが4つ、グリップが1つで、これを組み合わせることで6.0、6.5、7.0、7.9ftと4通りの使い方が出来る面白げなジギングロッドです。モビルスーツで言うとZZですね。

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サイトでのスペック、ロッドウェイトは150-187g、適応ジグは50-400、ラインはPE0.8-3.0。

手持ちののジギング関連のロッドですが、弱い順にタイラバが2本、ソルティガSJ-2、マングローブスタジオブルーアイアス、ソルティガSJ-5という5本体制でした、このトピックを書いた時点では。その後、ブルーアイアスを売却し、ソルティガSJ-AGS-3が増加。これらをイータクワトロはどこまでリプレイスできるのか、あるいはどう共存していくのか、見ていこうと思います。

サイトにある通り、強い順から見ていきます。

重さ等、陸上でのインプレ

1)6.0ft(#1+#4+#グリップ)

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約143g。ちょい重いかな。振ってみたり曲げてみた感じでは、ソルティガSJ5よりも強い気がします。バットセクションの太さの影響でしょうか。

2)6.5ft(#2+#4+#グリップ)

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ティップセクションが長くなった分ほんの少し重くなってますね。といっても1円玉1枚分くらい。ティップが入りやすくなる感じですが、全体的な強さは変化なしかと思います。

3)7.4 ft(#1+#3+#4+#グリップ)

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頑強な感じです。長い分軽いジグの方がいいよ、という説明ですが、これだけ強いと関係ない気もします。

4)7.9ft(#2+#3+#4+#グリップ)

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一応、一番ソフトなセッティング、ということになってますが、十分すぎるパワーを感じます。

以上、4verをみました、っていうか全部だけども。そして当たり前ですがタイラバロッドのリプレイスは難しそうです。ただ、ブルーアイアスとソルティガSJ5の領域はカバー出来ていると思います。

5)グリップ

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ストレートな感じですね。

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こうしたエルゴノミクスデザインに比してパーミングはしにくいかもしれません。とりあえず使ってみて考えようと思います。で、使ってみましたが、ぼくは手が大きい方なので気になることはありませんでした。ただ、女性、あるいは手が小さい方はパーミングに苦しむかもしれませんね。

イータクワトロ実釣編

早速テストです。条件は以下です。
--
場所:真鶴沖
水深:250-350
ジグ:300-400
ライン:PE0.8
リーダー:16lb
リール:ダイワシーボーグ200l
--

物は試し、海上では7.9ftと、一番ソフトなことになっているセッティングから順に開始です。

4)7.9ft

推奨ジグウェイトはマックスで250g。使ったジグはボーズレスの太閤300です。リフトパワーは問題なし。が、リフトスピードの調整が肝要。というのが、レングスの影響でラインのガイド絡みが発生しやすくなりそう。ていうかなる。慣れないと使いこなすのは難しそう。ていうか慣れですね、問題は。こちら、今回はジャークしただけで、実際に釣り上げてはおりませんのが無念。

3)7.0ft

推奨ウェイトはマックスで350g。ジグ、釣果は7.9ftと同様。ティップセクションを交換したのみなので、全体的な印象は7.9ftと大差がないように思えます、ぼく程度の腕前の人であれば。

7.9、7.0ともに言えるのですが、ロングフォールが効く場合にはいいのでしょうね。また、レングスがあるぶん、自分の意思とは無関係にジグが動かされてしまような高波とかうねりのコンディションでもいいようです。

今回のテストでは、アカムツ、クロムツ、オニカサゴあたりが狙い目でした。アカムツ、オニカサゴはフォールというよりもほぼベタ底を揺蕩わせるようなアクションが効くようですし、クロムツに関してはプルプル震えるような小刻みなジャークが良さそうです。そうなるとロングロッドの相性がいいかと言われるとちょっと疑問が残る感じでした。まぁ、ディープでのスロージギングは経験値として釣ってる絶対数が少なすぎるため学習中ですが、いつか役に立ってくれることでしょう。

当然のことながら、レングスが増すとその分ジグの重さをダイレクトに感じるため、ディープには向かないというか、向き不向きではなくユーザーの体力次第な気もしました。これらはディープよりも50-100mくらいで大きめのジグをシャープに動かし、大型マダイとか軽めの青物あるいはハタとか釣るのに良さそうです。マグロなんかもいいんでしょうね。

2)6.5ft

ジグの推奨ウェイトは90-250g。が、しかし、300gの太閤も問題ないと思われます。釣れなかったけどね。

ヤリイカにも使いました。良型サバの多点掛けもヨユーのパワー。小さいアタリの違和感を感知して乗せつつ実はかける、的なやりとりが必要なターゲット、かつフックアウトが多いような場合であればこのセッティングがベストかと思います。

より具体的に言うと、300-500gくらいのリグを水深200m以深で使っていてリグと同サイズの魚をかける、的な。。。まぁ、もっと大きいの釣りたいんですけどね。

1)6.0ft

一番強いver。ジグのマックス値は400g。普段使っているソルティガSJよりも太く、強く、ベントバランスはブルーアイアスに似ている感じでした。曲げて獲るというよりもリールファイトを駆使して大物をキャッチする意図なのかもしれません。が、そんな大物がここにいるのか?というのが真鶴。たまに25kgくらいのクエが釣れたりするみたいですが、寡聞というか、これまで我々いつメンにそうした大物がかかったことはありません。せいぜいが3kgクラスのアラ。。。そしてこのテストでも同様、ユメカサゴx2、クロムツ(極小)x1、ムシガレイx1という惨敗。

意を決して翌日もアカムツを狙いに行きました。キンメダイx1、ユメカサゴx1、サメ(多分)バラしx1という前日に輪をかけた貧果というか恥の上塗りw

サメはまぁまぁあったように思え、ベリーの先っぽくらいまでは曲がりました。ジグを完全に飲まれていたようで、リーダーが破断し太閤をロスト、という痛々しすぎる展開でした。

イータクワトロ総括

・自分は下手すぎる、というかそんな感じなので、ロッドの性能を云々出来ない気もしますけれど、ロング勢は浅めの水深で重くはないジグをびゅんびゅん飛ばすような釣りが、ショート勢はディープがいいように思えます、上手でない人ならば
・ディープでやる場合、アタリが出ないことの方が多い気がしています。となると、よりアタリを感じるために、ティップは多少追従してくれる硬めの強い竿、というのが必須で、イータの場合は6.5ftが適していると思いました
・6.0ftでやる場合はドラグを使ったリールファイトをメインにするのが良さそうです

イータクワトロ釣果履歴(5/18現在)

・釣行数
ディープジギング7回
ヤリイカ1回

・釣果
ユメカサゴx6
ヤリイカx8
ムシガレイx1
マサバx13
マアジx1
シロムツx1
シマガツオx1
クロムツx2
キンメダイx1
カギイカx1
ウスメバルx1

・現在の称号
マサバキラー

おまけ

ジギングロッド、特にスローなんですがグリップ以下のシャフト部分、肘に当てて操作しようとすると滑りませんか?なのでずっと対策を考えていました。

一案として下記みたいなのを考えてました。

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ラークみたいなロッドホルダーのクランプを流用して作れないかな?と。

が、結構いい値段するんですよね。そして一回設置したら外すのが大変そう。。

熱収縮ラバーグリップも考えましたが、EVA素材のグリップとシャフトの太さの差がどうしようもない。。。

と思ってたらありました。

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これです。ベッカーです。

スクリーンショット 2021-02-13 23.30.35

ここですね。

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写真は2パックですが、ロッドは何本かあるので、3パック購入。

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なんということでしょう、1パックに3枚入ってました。真似する人、気をつけてくださいね。そしてヨネックスは超ビギナーか野良のプロっぽいイメージなので、出来ればヘッドとかバボラットとかがブランド的にはいいと思います。このテープたちは数年かけて消費することにします。

そして巻いたあとに使ってみましたが、ヤリイカでしたし、右ハンドルの電動リールだったため、効果は今のところわかりませんが、きっといい感じでしょう。そうでしょう。

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