懐かしき高校時代。田舎のモテない高校生の楽しみ。

今日は私の楽しかった高校時代について書きます。本当にくだらない、実のない話になりますので、ご了承ください。

素晴らしい妄想力。

私たちは4人グループでした。いつも何か面白い事はないか、そればかりでした。
昼ごはんの時も、時々「モノボケ」のようなことをしたり、彼氏という浮いた話も一切ない私たちは、少女漫画あるあるを取り入れながら、架空の彼氏をそれぞれ1人ずつ作り、エピソードトークをしていました。

少女漫画でありがちな名前、ありがちなシチュエーション、まー青臭いヤツですよ。図書館で高いところの本を取ろうと思ったら、手が重なって、「あ。」トクントクン・・・みたいな。くっさーいやつ。

絶対、笑わないで真剣にトークする、という謎な遊びでした。
ちなみに、私の彼氏は、「片桐くん」でした😅

友達と卒業旅行に行った時は、私がビデオカメラを持って行きました。
すると、友達がビデオカメラを使って何か面白い事はないかと言い始め、
結局、「寝起きドッキリ」の小芝居をすることになりました。

なぜか、私が、「最近何かとお騒がせのセクシーアイドル」の役になり、
友達が、レポーターの桑マン、もう1人の友達がスタジオの小野ヤスシ。
カメラを撮る係に分かれて、なぜか、小芝居。

レポーターの桑マンは、おいてあるコーヒーカップや洋服にひと通り絡んで、スタジオの小野ヤスシに呼びかける。

いよいよ、セクシーアイドルの寝起きに迫り、足から布団をめくっていく。
最終的には、お決まりの
「今日の下着の色は？」と聞いて、
「大成功！」で終わる、という、、

くだらなさすぎる小芝居を、卒業旅行のホテルでやってました。一通り終わったら、配役チェンジでもう一回。アホやな〜。
真剣にやってましたよ。全力で無駄なことをしていました。

言いたいことや質問はちゃんとしよう！

学校の修学旅行で、クルーズ船の中でフランス料理、というのがあり、私たちグループは１つの丸いテーブルで一緒になりました。

とても美味しい料理でしたが、メイン料理のあたりから、私たちがとても気になることがありました。それは、近くに立っているウエイターの方の、ズボンのチャックが開いている、、こと。

高校時代とかって、そんなことがやたらおかしくて、たまんないんですが、これを指摘するかどうかの話をしていました。

メイン料理を食べ終わった頃に、友人が、

「やはり、これは言ってあげた方が親切、というものでは？」となり。。
全員一致で、教えてあげることに。

さて、どうやっていいましょう？ってことになり、友人が、その張本人の隣にいたウェイターを手招きし、

「どうしました？」

「いや、、あのお隣のあの方の、社会の窓が、開放されていまして。。。」

「は！それは大変失礼いたしました。すぐに伝えます。」

ま、よかったのかどうなのか、すぐに改善されていました。

で、続きましてデザートになった時。

例のウェイターさんが、チョコレートケーキを配ってくれました。

ところが。

私の友人の1人が、

「私のだけ、やたら小さいんだけど。。。」

と言い出しました。確かに、、明らかに小さい。

今度は、これを指摘するかどうかで話し合いました。

満場一致で、
「こりゃ、言うでしょ。疑問に思う事は恥ずかしがらずに聞かなければ！大事な問題だよ。デザートは。」
ってことで、

その小さいケーキの友人が

「あの、、、」と話しかけると、

例のウェイターが来ました。すると、

「先ほどは、大変失礼しました。ありがとうございました。どうされましたか？」

（やばい、笑いが堪えきれない・・・）

「すいません、私のケーキだけとても小さいのですが、これはなぜでしょうか。」

「は！申し訳ありません。ただいま、別のものにお取り替えします。」

ちょっと〜、お礼言われたじゃん！やっぱ、言ってあげてよかったんだよ。
しかも、ケーキも取り替えてくれるって〜。
やっぱさー、言わなきゃダメだよね！

これねぇ、意外と今の私に生きてるんですね。疑問に思ったことや、わからないことを恥ずかしがってそのままにするよりは、聞いちゃおう！と。迷った時はいつも、なぜかこのエピソードを思い出します😄

スマホもネットもなくて幸せだった。

こんな妄想や、小芝居。暇だから故の何物でもないんですが、今は、みんなスマホを見て会話して、SNSの世界とリアルの世界を持っていて、私から見ると、なんだか、大変そうだな〜と思ってしまいます。

私の時代にはそんなものはなく、あるのは底無しの妄想力。それだけで、本当にお腹を抱えて笑ったもんです🤗

確かに、携帯がないから電話は家電で、長電話すると怒られて。そこは不便でしたけど、その代わり、学校で会った時に、おしゃべりが止まらなかった〜。

写真も加工なんかできないし、「写ルンです」で、シャッター押して、プリントするまで出来がわからない。友達が写ってるものは、念のため、焼き増しして。。
残念な写りがいっぱいでしたね。

ちなみに、、修学旅行の時の例のクルーズ船でのディナー。その後に、外に出て海を眺めたりしていましたが、やはり、「モデルになり切って写真を撮る」と言う謎な遊びに耽りました。

海を眺め、夜景に目をやり、物思いにふけるモデル、そこで恍惚とするモデル。
物悲しくはしゃぐモデル。スカートをひらっとさせて回るモデル。（昭和〜）
無駄にシャッターを押しました。。今思うと、オアシズの大久保さんの様かもしれません💧

卒業アルバム委員をやっていたんですが、自分たちの中途半端な半目とか赤目の残念な写りのものばかりを切り抜いて、卒アルの一部にデフォルメして貼ってみたりして、なかなか好評でした。

楽しかったな〜、あの時代。あの時代に「ネタにするおいしさ」を覚えました。
いつか、辛いことや、大変なことを、ネタにして笑えるようになるといいな☺️
まだ、笑うには痛いな〜。

あ、最後、しんみり終わってしまいました。最後までくだらない話、お付き合い頂きありがとうございます。