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あばーふみなのお胸とお腹を人肌ゲルで柔らかくしてみた

1.はじめに

「美少女プラモデルを作ってみたけど、肌が硬くて残念だった。もし美少女プラモデルのお肌がモチモチだったら・・・!」

そんなことをみなさん一度は思ったことがあるかと思います。

そんなわけで、今回はあばたーふみなのお胸とお腹を人肌ゲルでモチモチにしてみました。

2.材料

①本体

あばたーふみな本体です。再生産が追いついたのか家電量販店でよく見かけるようになりました。普通に組んでも完成度高いので気になっているなら手に取ることをおすすめします。

②人肌ゲル

今回の主役の人肌ゲルです。付属の硬化剤と混ぜて型に流し込むことで好きな形に成形することができます。硬化した後は人肌のような柔らかさになるため、これで美少女フィギュアをモチモチさせちゃおうという作戦です。

③型

人肌ゲルを流し込む型です。人肌ゲルと融着してしまわなければなんでもいいですが、今回は先駆者様が紹介していたおゆまるを購入しました。6個入りだと大きさがギリギリなので、予算に余裕があるなら2セット買ってもいいと思います。

④あるといいもの

  1. 深めの紙皿+割り箸(人肌ゲルを混ぜるのにつかいます)

  2. 計量器(0.1gまで測定できるものが公式でお勧めされています)

  3. エッチングソー(パーツの切り離しに使います)

3.製作工程

まずあばたーふみなの胴体をサクッと組んでしまいます。今回人肌ゲルで成形するのは写真の白いパーツ(胸とお腹)です。

おゆまるを80℃くらいのお湯で溶かし、柔らかいうちに胸・お腹パーツをそれぞれギュッと押しつけて型を取ります。
(写真はお尻パーツの型も取ってますが失敗したので完成写真には載せてません。また写真の時点ではピンクのパーツとクリアグリーンのパーツが付いていませんが、最終的にはそれらのパーツも付けた状態で型を取りました。)

胸のパーツのうち、胸元の硬そうな部分はそのまま、下の柔らい部分だけを人肌ゲルで成形したいです。そのためエッチングソーでパーツを上下に切り離します。

裏側から見た写真です。中央の3mmジョイントは上の硬い部分に残したいので、3mmジョイントの根元が上側のパーツに残るように斜めにニッパーで切り込みを入れ、両側からエッチングソーで慎重に切り進めていきます。

胸パーツの上側と下側を分離できました。

人肌ゲルをおゆまるの型に流し込み、柔らかくしたい部分(先ほど切り出した胸の下側とお腹の白い部分)のパーツを外した状態の胸、お腹パーツを型に押し付けます。この状態で人肌ゲルが固まるまで待ちます。

人肌ゲルが固まったら型から取り出します。
おお、これは・・・!

デザインナイフで余計な部分を削ぎ落とします。また表面がベタ付くので付属のタルク粉をまぶして表面をさらさらにします。(もしタルク粉がなくなったらベビーパウダーで代用できます。)

胴体を仮組みしました。

おお、柔らかい!

おおおっすげえー。

もちもちです。ヤッター!

本体を組んでみました。かわいい!

これは見慣れた髪型のふみなパイセン。猫耳がキュートですね。

恥じらい顔が付属してるので・・・。エッッ

最後に部分塗装します。
人肌ゲルを上から肌色に塗装できるかやってみたのですが、塗料が硬化した部分がパリパリになってしまい乾燥肌パイセンになってしまったので諦めました。
まあ、肌色だとさすがにエッチすぎるので、結果的にはこのままで良かったかな・・・。

4.完成

完成です!
胸とお腹が人肌ゲルで柔らかくなってますが、全体の印象はそのままかと思います。これは成功ではないでしょうか。

素体はこんな感じです。筆塗りなのでムラがありますが、まあ慣れていないので初心者ならこんなものでしょう。

最後に柔らかさを動画でどうぞ。
じつは硬化不良がこわくて硬化剤を多めに入れたのですが、試作段階ではもう少し柔らかく作れました。

5.おわりに

いざ完成してみると「なんでこんなもの作ったんだろう・・・」という後悔がすごいです。やっちまった。

でも作ってしまったものは仕方ないので、こうして世にだして同じ沼に誰かを引きずりこむことにしました。

人肌ゲルが余ったので、今度は違う美少女フィギュアをもちもちにしてみたいと思います。

それでは。

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