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ドミニオンのススメ~TCGプレイヤーに向けて~

ドミニオンとTCG
※今回のノートは筆者の主観が多く含まれてます。適当に聞き流してください。

類似点
ドミニオンはデッキビルディング型のボードゲームで、カードゲームとの類似点が多いと感じてます。TCGのデッキを構築する楽しみが凝縮され、さらに同時にプレイが可能なゲームです。他のプレイヤーさんがこのことをうまい表現をされていました。


ドミニオンの楽しさはデッキの回転などを考えプレイングを気をつける楽しみもあるのですが、サプライを見たときにどんな戦略がつよいのか考える楽しみが段違いだと思います。この点に関しては他のTCGも多く存在するカードプールから相性の良いカードを厳選し自らのデッキを構築->実践の流れを通るためその点は同一。

 またドミニオンもTCGも最適戦略が存在しません。アブストラクト系のゲームと異なりゲーム理論的な最適化も存在せず、常に相手の動向によって自らのプレイングを変更する楽しさがあります。

相違点
TCGは各々の使えるカードが若干異なると感じています。というのもカジュアルプレイでは全カードを所持するのは難しく、始めたてのプレイヤーはコスト的にも厳しいといった側面があります。

 ドミニオンはこの点を気にしなくて良いのが非常にありがたい。初期デッキはみんな同一で、パワーの理不尽はデッキの周りのみに依存しその多くはプレイングでカバーが可能です。(例外として初手5-2と4-3の差はある)

またすべての王国カードを覚える必要がなく、相手の使う可能性のあるカードは事前に予測が可能です。このことから初心者でもサプライをよく観察することである程度戦えることができます。この平等性がドミニオンにハマった大きな理由です。

 また多くのTCGはゲームエンドの瞬間に勝利プレイヤーが確定することが多いです。例えば遊戯王ではライフが0になったプレイヤーが負けであり、すなわち

「ゲームの終了」=「勝者/敗者の決定」という構図があります。

 もちろんドミニオンにおいてもカウンティングをしているプレイヤーからすればゲームの終了=勝者の決定の構図になるわけですが、ゲームを終わったあとの感想戦が魅力の一つだと思っています。引きや相性といった言い訳をしやすいTCGに比べ、負けの原因を反省、改善しやすいゲーム構造になっています。自分が敗北したタイミングでも楽しい、またやりたいといった中毒性はドミニオンならではであると考えています。

強いプレイヤーでも負けるといったこと
ドミニオンの大きな選択はゲームを通して2場面あると感じています。

1,ゲームが開始する前サプライをみて戦略を決める

2,デッキパワーを向上させる<->勝利点を稼ぐ動きの切り替えのタイミング

1に関しては事前にドミニオンのカードを把握し、シナジーを認識することである程度安定させることができる反面、2に関しては他のプレイヤーに依存します。

圧倒的な戦略勝ちをする以外では属州の枚数は数枚差であり、ゲームの終了タイミングを一人のプレイヤーが完全に支配できるゲームではありません。

例として公爵があるサプライを考えます。公爵-公領ルートはある程度ゲームが長引くほど点数が伸びやすいルートです。3人プレイを想定したとき、属州を1人で買い切るのは厳しいです。一方2人で属州を買う場合、公爵が思ったより購入できなかった展開があります。もちろんリスクを恐れて公爵をだれも買わない場合も存在します。

このゲームエンドのタイミングを読み切る力は育てることができても決して最適な戦略として言い切れるものではありません。この他のプレイヤーとの相互作用性がドミニオンというゲームの醍醐味であると考えています。

願望
 自分のドミニオン歴はだいたい1年程度で全部の拡張を触れたり大会に出たりするようなガチプレイヤーではありません。もともとは遊戯王をやっていてたまたまやったドミニオンにはまってしまったというカジュアルプレイヤーです。ブログのコンテンツとしてはドミニオンが多く、遊戯王が2記事とバランスは悪いですが両方のことについて発信できればと考えています。

 ドミニオンをやったことがある人はもちろん、ドミニオンをやったことが無いけど遊戯王をやったことがあるといった潜在的なドミニオンファンにどんどん普及をしていきたいです。

 あと、ドミニオンの拡張の値段が張るのが最近の悩みです。TCGに比べ参入しやすいといってしまった手前、できるだけ定価で買えるようになってほしいです。最近帝国をプレイしてめちゃくちゃ楽しかったので再販お待ちしております。

 最後に長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ご意見等ございましたらお待ちしてます。


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