【ポケカ】サダイジャVを救いたい②
サダイジャVの救世主
特性で下技サンドプレスの連発が可能となる。特徴として
①2進化ポケモン
②エネのつけ先の自由度の高さ
③アタッカーとしては不十分
④基本炎、闘エネを要求
また今回は題目通りサダイジャを使うことを前提としているため、この二枚を主軸としたデッキを考える。下は以前サダイジャVについて考察したnote
対戦相手想定
筆者はカードゲームの際、環境デッキに全く歯が立たないようなデッキより、比較的マイナーカードで環境に挑むことが楽しいタイプである。そのためある程度メジャーなデッキで有利をとりたいデッキを列挙する
3神ザシアン、ピカゼク、ゴリランダーVmax、ドラパルトVmax
デッキレシピ
サポート
デッキを回すうえで最重要だと考えているカード群で、おおきなデッキの方向性を決定する。
現在多くのデッキでは博士の研究とマリィが採用されている中、この2枚を選択しないためには相対的な強さを見出す必要がある。またデッキの安定性の観点からメインで打ちたいサポートは4積みを前提としている。
■ブルーの探索(4枚):サダイジャVの強みを生かす一枚。おこう、あめでセキタンザンを立てる。ほかにも準備としてクイックボール・トキワ等で盤面を整える、火打石・ヒートファクトリーで圧縮兼ドローを狙い事故率を下げる目的。またセキタンザンがかられることを想定し、中盤に返しとして2体目以降を立てやすいことも魅力。そのためセキタンザン以外の特性もちポケモンを不採用。
□競合との差別化:マサキの解析、ヤーコン、はぷう
マサキの解析:終盤はボスの指令を打ちたいため、中盤までのサポートが求められる。サーチの安定性を落としてまで採用したい特性もちを天秤にかけた結果、サダイジャVの強みを相対的に生かすブルーを選択
ヤーコン:グッズサーチよりボスの指令→カスタムキャッチャーの場合にはこちらが優先される可能性がある。ただしポケモンを直接引いた場合はトラッシュにいき、総ポケモン数がすくないためこれを嫌った。つりざお系列でポケモンの回収は、ふつうのつりざおはエネを戻す強みがほぼないこと、すいれんのつりざおは道具の採用がほぼないことから見送り。ただし今後ハチマキ系統でディアンシー◇+ハチマキで打点調整ラインがより重要になった場合はこちらのほうが強い
はぷう:ブルーに比べてトラッシュができる点が魅力。ただしトラッシュしたいカードはエネルギー以外に存在しないため、ブルー→ダート・ダートサーチからめくれる枚数的には変わらないためわざわざ採用する必要はないと判断
■かんこうきゃく(4枚):手札から切りたくない進化ラインを残す&切りたいエネを切るなどの相性を優先。状況を選ばずいつでも打てることも最近評価を上げた理由
□競合:博士の研究、マリィ、シロナ
博士の研究:手札のエネをトラッシュしながら引ける枚数が最大値であるが、あめや進化先が多く存在する場合に打ちにくい。これを回避するためにさるぢえ、ポケ通などを採用することもできるが、ブルーを採用しているため相性が悪い
マリィ:相手の手札に干渉しつつ、いらない手札を下に戻しながら5枚引ける強カード。しかし2進化をたてるためには進化先orおこうとあめを同時に手札にそろえる必要があり、却下
シロナ:いらないカードをもどしつつ、6枚引ける。初手事故等にも対応ができるため、現在1枚採用をしている。(追加の理由は後述)エリカなども採用範囲内だが、基本的にはかんこうきゃくを打ちたいため一枚自由枠のサポート
■ボスの指令(2枚):強い
ポケモン
■アタッカー:特性を持たないアタッカーを採用。セキタンザンラインは3-0-3がバランスがよさそう。想定している戦い方は以下
□3神ザシアン:キュウコンVきゅうびのいざないで相手のアルティメットレイをうちながら、3神を2パン。サダイジャ、キュウコンはザシアンをワンパンできる圏内。残り一枚をジラーチ等をかることで再度を先に削りきる。
□ピカゼク:サダイジャで殴れば勝てる
□ゴリランダーVmax:キュウコンVで弱点を突く
□ドラパルトVmax:きゅうびのいざないで相手の130+50を奪えばサイド枚数で有利がとれる。また回復がなければサダイジャでも190+190=380の連発で倒せる。裏のシステムポケモンを立てるがたではキュウコン、ウッウなどで積極的にシステムを崩壊させに行く。
□採用検討範囲内のポケモン:ズガドーンGX
■システムポケモン:特性もちのシステムポケモンはブルーとの相性で不採用。それゆえVポケモン特有の200ラインを要求し、サイドプランで有利をとれると考えている。一方でセキタンザンはボスの指令の対象にされがちであることから復帰プランを持つこと、2体目を立てられるようなリソース管理が求められる。
グッズ
特筆すべき点だけ抜粋
ダート自転車(4枚):闘エネルギーを落とすことを意識している。サダイジャVの上技砂ぐらいの追加効果、タールジェネレイトの対象としてエネトラッシュには一定以上の価値が存在する
火打ち石(1枚):エネルギースピナーやエネルギー転送でもよい枠であるが、手札にたまった不要なサポートや闘エネルギーをコストにして、デッキ内の炎エネルギーを枯らすことができる。これによりダート自転車の確率を上げたり、相対的に弱いかんこうきゃくのドロー枚数であっても必要パーツに触れられる可能性を上げる。後攻1ターン目では火打ち石を積極的にサーチしたい
スタジアム
ヒートファクトリー◇:火打ち石から手札に余った炎エネルギーをトラッシュしながらドローにつなげられる。ブルーの探索からサーチが効く。
トキワの森:異なる種類の基本エネに触れる
格闘道場:闘エネルギーがついていれば火力を上げることができる。
スタジアムは総じてうねり警戒のため依存しすぎない程度の採用としている。序盤はヒートファクトリー、中盤はトキワ、終盤で格闘道場と使えれば強いスタジアムとして一枚ずつ採用。スタジアムは相手が戦術として組み入れている際は張り替えることで妨害の役割を果たすためぜひ入れたい
エネルギー
基本炎エネルギー(4枚):火打ち石でサーチできる限界の枚数。
基本闘エネルギー(7枚):できるだけデッキの中の枚数を増やし、素引き、ダートで触りやすいようにしたい。また砂ぐらいの兼ね合いから、炎エネルギーより枚数を厚めに採用
残りのカード
序盤中盤でかんこうきゃくを使うため、できるだけ使い時を悩まないカードを多めに採用。
ふしぎなあめ:素引きもうれしいため4枚採用。
ポケギア:ブルーの探索、かんこうきゃくなどのサポートに早めに触り事故率軽減
ツールスクラッパー:とりあえずいれとけ枠。リセスタより優先した理由は、鋼鉄のフライパン込み鋼ポケモンを、フライパンはがし、キュウコンVで弱点をついてワンパンできる。Vポケモンをワンパンし、連発できるようなデッキのダイオウドウVmaxなど高耐久高火力相手に対しての対抗策。
おわりに
ピカゼクをはじめとする、雷が強い環境に闘タイプをさしていきたい。打点調整が容易やくろおびが存在するなどが強みで、メイを主軸としたデッキタイプがかつては多い印象であったが、昨今の速攻&高火力&高耐久デッキに対してカウンター戦法がいまいち刺さりにくいといった現状がある。そんな中セキタンザンは炎闘の二色を採用するために炎弱点を突くこともでき、草についても強くでることができる。闘タイプ単とは言えないが、環境デッキに対する対応力の幅、ザシアンVにない強みを生かすことが可能であると考えている。
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