ラノベを書くにあたって

ランチェスターのお話はあまりにも有名でありますが、ラノベ界隈ではあまり見かけませんね。ということで、これを公開するというのはあんまり私のためになりませんが公開しておくことで、逃げ場を奪うという意味での自己啓発になればと綴ります。



読む層における差別化


もちろん、ラノベを読むのはいつだって一定の層ですが、その層の中でも体育会系な人もいれば、クラスでは無口だけど同族となら楽しく何でも語らうことができるひと、また最近手を出したばかりでちょっとという人もいるかもしれません。ということで、今回は「戦争のシリアスなものに興味がない人」「武道経験があるひと」「孫子の戦略論などにしびれる人」「殺伐とした空気が好きな人」「理詰めな解説がお好みな人」をターゲットにします。
エチエチな感じの萌え萌えが好きなひとは基本的にスルーで行きます。なぜなら激戦区だからです。


世界観における差別化

先ず、異世界系の多いこと多いこと。同じ世界で戦うのはまず無理です、なんせ埋もれますもの。かといってラブコメも、もう数は出そろっておりまして、もっと鋭利にニッチな分野がいいです。
ということで今回は現実的くさいSF・バンバン死者が出るミリタリーという、同族のいないニッチな場で攻めます。ほわほわしてる感じだったり主人公最強で「ステータス!」とか言っちゃうのは無しにしましょう。とにかく主人公が全体像をまったく把握できずに進行していくような感じで、壮大な感じで。イメージだと攻殻機動隊を、もっと泥臭く無様な主人公成長ものにするっという差別化でシリアスモードを復活させます。
世界観はちょっとぶっ飛んでるSF、それを私の理系脳で説明り切ります。
「あり得ちゃうのかもしれない」くらいのIFストーリーに仕立て挙げるのが理想ですね。登場人物を人間臭く書くのがコツかもしれません。ただ、この界隈には既に金字塔が存在するので頑張って差別化していく必要があります。

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