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DKC3 No Bleak Skip Tournament 2022を3位で終えました

2022年7月23日~9月4日に開催されたオンラインイベント「DKC3 No Bleak Skip Tournament 2022」に走者として参加したレポートです。

DKC3 No Bleak Skip Tournament 2022とは

DKC3 No Bleak Skip Tournament 2022」とは、「DKC Speedruns」コミュニティのメンバーによって運営されたオンライン大会です。イベントの概要は以下の記事をご覧ください:

6月29日、ドンキー3でのトーナメント開催が発表されました。7月のSGDQ2022に向けたドンキー1と8月のRiJS2022に向けたマリルイ1のための準備に追われていたタイミングだったため、参加するかどうか少しだけ悩みましたが、将来の46分台狙いの準備にもなると考えて、結局参加することにしました。また、ブリークカット禁止のルールでレースを行ううえで、日本版よりもカオス戦が安定しやすい北米版で走ることを選択しました。参加者30名中、自己ベストは6位(47:17)でした。

試合結果

1回戦 vs. Betokos

7月30日(土)午前11時~

49:35 - 54:19

7月中旬にリハビリを再開し、ステージ別練習と通し練習を重ねて迎えた初戦。今大会は予選がなく、自己ベスト上位12名のみがWinners Bracketから始まる形式でした。初戦の相手は、2019年の前回大会では準決勝で対戦したBetokosです。緊張もありカオス戦で3サイクルになったり2-1ジャンプが9発成功だったりとあまり良いパフォーマンスではありませんでしたが、手堅く49分台で勝利。結果的に初戦が今大会の自己ワーストタイムでした。

準々決勝 vs. Anankoz

8月3日(水)午後8時~

48:48 - 53:20

準々決勝の相手は、前回大会Losers Finalで対戦したAnankoz。Any%の自己ベストで38秒速い格上の相手でしたが、48分台を出せれば高確率で勝てるだろうという予測に基づいて、しっかりコンディションを調整して臨みました。結果は48:48という北米版自己ベストを更新するタイムで勝利。2-1ジャンプはまたも10発成功でした。シードのAnankozにとってはこの試合が初戦だったので、精神的にはこちらが優位だったのかなと思います。

準決勝 vs. Laff_

8月18日(木)午後9時~

49:05 - 47:58

対戦相手の決定から4日以内に次の試合を行うことを基本ルールとする今大会でしたが、Losers Bracketの試合進行が遅れていたことに加え、RTA in Japan期間との被りを避けたかったこともあり、準々決勝から2週間空いての試合となりました。対戦相手のLaff_はSGDQ2021のAnankozのランを見てこのゲームを走り始めた新しい走者ながら、46:02というAny%の自己ベストを持つ最強格のプレイヤーの1人です。大きなミスはなく無難に完走しましたが、47分台というタイムを出されて順当に敗北。敗者側トーナメントに向けて気持ちを切り替えました。

敗者側準々決勝 vs. Yuu

8月25日(木)午後8時~

48:42 - 48:59

敗者側トーナメント最初の試合の相手は、46分台プレイヤーを倒して勝ち上がってきたYuuさん。自己ベストこそこちらが上回っているものの、ここまで全ての試合で49分台で安定して勝ってきていたため、かなり警戒していた相手でした。Anankoz戦と同じく、48分台をしっかり出す意識で集中して走り切りました。結果、北米版の自己ベストを更新して48分台の勝負をギリギリ制することができました。

敗者側準決勝 vs. Anankoz

9月4日(日)午後9時半~

48:34 - 49:27

トーナメントも残り4名に絞られたということで、ここからグランドファイナルまでの全試合は連続して行われました。また、「DKC2 Any% Tournament 2022」のときと同様、Japanese Restreamをお借りできることになりました。敗者側準決勝の相手はAnankoz。敗者側トーナメントでは好タイムで勝ち上がってきていたので、良いレースができるだろうと楽しみにしていました。結果は北米版自己ベストを更新しての勝利、ミスの少ない自分らしいランができました。

敗者側決勝 vs. Bluepen

9月4日(日)午後11時~

49:08 - 48:26

続いて敗者側決勝の相手はBluepenさん。前回のトーナメントではWinners FinalとGrand Finalsで2度負けた相手です。直近2試合では安定のため挑戦しなかったZIPを2回失敗すると、その後も今一つ波に乗れず。バーボスで1度やられてしまったため、大会通してのdeathless達成を逃したのも残念でした。タイムを見ると仮にベストパフォーマンスを出していても結果は変わらなかったと思いますが、後でアーカイブを見返すと6-5までは競っていたようで、2-1ジャンプ1ミスで丁度並ぶなど、意外と面白い展開を演出できていて良かったです。その後はJapanese Restreamでミラー兼解説を務めてくださっていたmario_nettさんに合流し、Grand Finalsを実況解説を担当しました。47分台同士のハイレベルな戦いは今大会のベストバウトでした。

トーナメントを終えて

なかなかドンキー3だけに集中して取り組む準備期間を設けられない中での参加でしたが、3位という結果は予想以上でした。大会中の6本のランのアベレージは48:58 (best 48:34, worst 49:35)でした。アベレージには満足ですが、欲を言えば素の実力を高めて、2~30秒ほど速いベストタイムで臨みたかったです(48分台後半ではTOP2相手にほぼノーチャンスであることが分かっていたので)。

改めて、TOをはじめとするトーナメント関係者全員に感謝します。今後についてですが、ドンキー3は10/30に「RTA in Gunma」で披露することが決定しているので、今回の経験を生かして良いランをお見せしたいです。46分台狙いにもいずれ取り組みます。次のトーナメントは来年辺りにドンキー1で、という話もコミュニティ内で出ていますが、どのゲーム・カテゴリが選ばれてもまた楽しく参加できればと思います。

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